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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users訪問診療医の射殺事件、医療従事者が詳細な報道を読みたい理由「どう説明しても、相手にこう受け止められたら詰む」という学びを残したい
medtoolz @medtoolz 埼玉県の訪問診療医が射殺されたこの件については、詳細な報道を読みたい。「主治医にこう言われた。こう恨んだ」という、犯人側の一方的な声だけでもいいから。 「どう説明しても、相手にこう受け止められたら詰む」という学びだけは残してほしい。 2022-01-28 16:56:25 続きを読む
Twitter / medtoolz: ブラック・ジャックは超人的な能力を持った主人公が、それでも挫 ...
Twitter / medtoolz: ヨイトマケの唄というのはこう、あの時代にはスキルがなくてもがなくてもとりあえず就業が可能で、世間の目は厳しく仕事はきつくても子供を養い学校に送り出し、将来に
ヨイトマケの唄というのはこう、あの時代にはスキルがなくてもとりあえず就業が可能で、世間の目は厳しく仕事はきつくても子供を養い学校に送り出し、将来に向けた貯蓄が可能な程度の収入が得られる仕事が普通にあったということでもあって、今そういうの探したって見つからない 続きを読む
メールマガジンについて - medtoolzの本館
blog のようなメディアから得られた知名度からお金を得るための手段として、メールマガジンというやりかたは、遠回りしているようで、やはり正解に近いのではないかと思う。 ##知名度を換金する コラムニストが文章で食べていくためのコツというものは、いい文章を量産することではなく、執筆活動を通じて、講演会のような機会への導線を引くことなんだという。 テレビに出演するお笑い芸人の知名度は莫大だけれど、あの... 続きを読む
リーダーは誤解する - medtoolzの本館
場の意見はまちまちで、状況に対する見解は異なって、リーダーはたいてい、最終的な判断を迫られる。 リーダーが判断すれば、みんなが従う。誰もが従うリーダーは、じゃあ「正しい」のかといえば、決してそんなことはないのだと思う。 リーダーの役割は、状況を理解してみせることではなく「誤解してみせる」ことであって、「リーダーは正しいから」君臨するという前提でリーダーがチームを率いると、どこかで失敗してしまう。 ... 続きを読む
天気が地域の窓になる - medtoolzの本館
http://anond.hatelabo.jp/20120808023014 リンク先は、「地方の新聞社は案外活気がある業界なんだよ」という記事。 この記事にはなんとなく共感できるような気がする。病院にはたいてい、その地域の地方新聞が置かれていて、結構多くの同業者が、毎日地方新聞を開いては、自分がフォローしている患者さんが亡くなっていないかどうかをチェックする。 全国区の情報配信は、新聞よりもテ... 続きを読む
トップは交渉のテーブルについてはいけない - medtoolzの本館
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012080600821 脱原発代表者と8日面会=野田首相が調整、ネット中継も検討 交渉ごとにおいて、「トップが出る」のは禁忌であって、トップが交渉のテーブルに付いたその時点で、たいていは相手の勝利が確定してしまう。政府の側でどれだけの準備をしようが、これは危ない選択だと思う。 交渉を行う際には、お互いが論の根拠にしている事... 続きを読む
真剣への導線について - medtoolzの本館
剣道のルールを変更して、序盤は竹刀、勝敗が明らかでない場合には獲物を木刀に変更、それでも決着がつかなかったら居合道用の模造刀、最後は真剣に、時間の経過とともにより「真剣勝負」に近づくようなやりかたをすると、「武道」を「スポーツ」にした場合の問題が、少しだけ解決するような気がする。 勝負がトーナメント方式で行われるとして、上手な選手がトーナメントを勝ち上がろうと思ったら、序盤のうちからリスクを取って... 続きを読む
「病名」の効果について - medtoolzの本館
たとえば交通事故が頻発する交差点があったとして、警察の人たちに状況の改善を求めても、問題の解決は難しい。 警察官は事故を起こしたドライバーを特定することはできるだろうし、再発を防止するために、ドライバーに対する罰則を強化することだってできるかもしれないけれど、交差点の構造自体に問題があれば、運転をするのが人間である以上、事故の確率は変わらない。 同じ状況の解決を、たとえば建築やシステム設計の専門家... 続きを読む
息苦しさと堅苦しさ - medtoolzの本館
「堅苦しい社会にすれば息苦しさからは少なくとも解放的であるということでしょうかね」 https://twitter.com/igi/status/222122501709369345 こんな示唆をいただいて考えたこと。 「道徳」や「信頼」みたいにあやふやなルールで縛った場所からは、「堅苦しさ」が排除されてしまう。 堅苦しくないその場所は、自由度が大きな反面、その自由に耐えられない人にとっては「息苦... 続きを読む
マスメディアは「偏向」を認めるべきだった - medtoolzの本館
危機対応で大切なのは信頼で、信頼の原則は「嘘をつかない」ことだけれど、「決して嘘をつきません」という宣言を行うと、信頼の破綻リスクを増やしてしまう。 道徳ではなく、商売の話として、「マスメディアは真実を報道し、社説に書かれたことが正義です」というメディアの立ち位置は失敗であったのだと思う。 正義を名乗ることによる利益も大きいのだろうけれど、たとえば「誰もが真実の名を借りて嘘をつきます。我々もまた偏... 続きを読む
大きな話ができる人 - medtoolzの本館
少ないリソースをやりくりできる能力と、たくさんの人数や、大きな予算をその大きさなりに使ってみせる能力とでは、求められるものがずいぶん違う。 同じ「切る」道具であっても、手術用のメス刃とチェーンソーとでは異なって、「丸太を切る」という問題があった時に、「大きなメス刃」は解答としてふさわしくない。 大きな問題を「だいたいこうだ」と概算して、問題の大きさに見合った道具を提案できる人は案外少なくて、マイク... 続きを読む
頼みかた - medtoolzの本館
研修医だった大昔、検死が必要な状況になっても、警察を呼ぶのはけっこう難しかった。 病院から警察に電話を入れて、「○○病院です。患者さんが亡くなったので来ていただけませんか?」とお願いをしても、「そもそもそれは事件なんですか?事故なんですか?」とか、「どういう必要性があって、我々が先生のところに出向かないといけないのか教えてください」とか、あるいは「その患者さんの亡くなりかたには事件性があるのですか... 続きを読む
ダウンロードの違法化について - medtoolzの本館
著作権法が改正されて、違法な著作物をダウンロードした人には、刑事処罰がくだされる可能性が出てきた。 実際問題として、法律を作った人や、あるいは警察の人たちには、あの法律を通じて世の中の常識を書き換えてやろうなんて気概はそれほどないのだろうけれど、「違法著作物をダウンロードすれば処罰がくだされる」という、ある意味わかりやすい考えかたが法律になって、警察の人たちはこれから、否応もなく忙しくなるんだろう... 続きを読む
現実主義者は命をかけない - medtoolzの本館
現実主義の人たちは、目標達成のためには手段を選ばない。 こうした立ち位置には、「そもそも達成可能な目標を選択する。状況に対する見込みが外れたら、目標の変更を厭わない」ことが、前提として必要になってくるのだと思う。 「これ」と定めた目標をいかなるものにも優先する、見込みが外れた瑕疵を無視してかかる「なし崩し」というやりかたは「嘘つき」が好む手段であって、現実主義とは違う。 現実主義は「できることをや... 続きを読む
信頼の定義について - medtoolzの本館
交渉にはルールが必要になる。ルールが要請されたその時点で、その場はルールをデザインする「デザイナー」と、提示されたルールの範囲で意思決定を試みる「プレイヤー」とに分断される。 信頼とは、「デザイナーの示したルールの範囲で、プレイヤーが最善の選択肢を探している状態、あるいは探索の意思それ自体」であると定義できる。 「ルールに基づいた意思決定」は、ゲームであると言える。信頼とはだから、「プレイヤーがゲ... 続きを読む
「自転車置き場の議論」について - medtoolzの本館
### 改変引用 ### 原子炉の建設のような莫大な予算のかかる議題については誰も理解できないためにあっさり承認が通る一方で、市庁舎の自転車置場の屋根の費用や、果ては福祉委員会の会合の茶菓となると、誰もが口をはさみ始めて議論が延々と紛糾する。 人が集まると、瑣末なことほど議論が紛糾するこの傾向は、FreeBSD のコミュニティでは自転車置場の議論 (bikeshed discussion) と呼ば... 続きを読む
スカイマークの試みはうまくいってほしい - medtoolzの本館
1.お客様のお荷物はお客様の責任にて収納をお願いします。客室乗務員は収納の援助をいたしません 2.お客様に対し、従来の航空会社の客室乗務員のような丁寧な言葉遣いを当社客室乗務員に義務付けておりません。客室乗務員の裁量に任せております。安全管理のために時には厳しい口調で注意することもあります 3.客室乗務員のメイク、ネイルアート、ヘアスタイルに関しては「自由」にしております 4.客室乗務員の制服は会... 続きを読む
マニュアルとリファレンス - medtoolzの本館
http://d.hatena.ne.jp/kkbt2/20120528/1338166213 >>マニュアルは本当は、熟達者のためにある。熟達者はマニュアルから引用し、指示を出す。相手の仕事に対しても、マニュアルに従っているかどうかによって、判断を下し、伝える。 >>ディレクターは自ら手を動かして仕事をしてはいけないのだという。彼がやるべきことは指示と判断であり、その際にはマニュアルが必須なのだ... 続きを読む
風紀委員の報酬構造 - medtoolzの本館
「やりたいことは特にないけれど、役割や肩書きには興味がある」人が、恐らくは風紀委員を目指すのだろうと思う。 始まったばかりの小さな組織には、風紀委員は存在しない。 小さな組織には、その力を利用することで何かの目的を達成したい人だけが集まって、ガバナンスのコストも組織の大きさに逆比例するものだから、風紀委員は必要ないし、風紀を保つ役割の人がいなくても、チームの風紀は乱れない。 組織が上手に機能して、... 続きを読む
中心に理不尽を持つ - medtoolzの本館
特に何かを拒絶する、断るという状況において、「理不尽になれること」が大事なのだろうと思う。 たとえば何かの契約を断りたいという場面があった時に、「○○が足りないからお断りします」のような、一見もっともらしい、筋の通った拒絶を行うと、危うい立場に追い込まれてしまう。筋の通った拒絶に対して、拒絶の根拠たる○○を相手に用意されてしまえば、自分の側にはもう、場に出せるカードがなくなってしまう。 相手を本気... 続きを読む
高専柔道は強かった - medtoolzの本館
休みの間、少し前に発売された「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」という本を読んでいた。本筋たる木村政彦の評伝はもちろん素晴らしかったけれど、明治後半から昭和初期にかけての日本格闘界の描写が興味深かった。 高専柔道の昔 幾つかの格闘漫画に、「幻の柔道競技」のような形容で紹介されていた「高専柔道」の詳解が勉強になった。 高専柔道という競技は、名前こそ知っていたけれど、作者が「多くの人に誤解されて... 続きを読む
認識について - medtoolzの本館
格闘技というものは本来、一定時間あたりで体内に蓄積できるダメージの総量を競う競技なのだと思う。 ダメージが限界を超えた選手は動けなくなってしまうし、どれだけの攻撃を受けても受け止められるダメージに限界がない、不死身の選手が競技に参加してしまうと、もはや格闘技はゲームとして成り立たなくなってしまう。 ダメージには「与えかた」と「受けかた」とがあって、技術としてそれぞれ確立されている。技術を学んだ選手... 続きを読む
逆転の発想について - medtoolzの本館
何か成功している事例に学んで、成功した何かとは正反対の場所を目指すと、時々うまくいく。 逆転の発想はシンプルに過ぎて、もはや陳腐ではあるけれど、こうしたやりかたの肝は「逆であること」それ自体ではないのだと思う。 成功しようと思ったところで、「成功」という問いは広すぎて、解を探そうにも、どこから手を付ければいいのか分からない。 成功は、失敗以外の場所にあるのはたしかなのだろうけれど、失敗事例の逆側を... 続きを読む
制限責任特区を作ってほしい - medtoolzの本館
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120411-OYT8T00003.htm 被災地の病院復旧を進めるため、特区を作って「規定の9割の人数でも申請を認める」ルールを定めた、という記事。 病院を経営する側から見れば、規定の人数まで人を集めるのは大変で、規制が緩和されることで、施設の運営が少しでも楽になるのかもしれないけれど、この特区で働く人... 続きを読む