タグ NAOJ
人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users東大など、宇宙誕生から5億年~7億年に酸素が急激に増加した痕跡を確認
東京大学(東大)と国立天文台(NAOJ)の両者は11月9日、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の大規模観測データを解析し、これまではおよそ120億年前までしか確認できていなかった酸素の存在比(水素に対する酸素の個数比(=酸素/水素))について詳細な分析を行ったところ、131億年~133億年前(宇宙誕生から5~7億年後)とい... 続きを読む
歳差運動するM87ジェットの噴出口―巨大ブラックホールの「自転」を示す新たな証拠―|国立天文台(NAOJ)
自転する巨大ブラックホールの周りで歳差運動する円盤とジェットの想像図。ブラックホールの自転軸は図の上下方向で固定している。ブラックホールの自転軸に対して円盤の回転軸が傾いていると、一般相対性理論の効果によってジェットの歳差運動が生じる。(クレジット:Cui et al. (2023), Intouchable Lab@Openverse an... 続きを読む
国立天文台が撮影した2022年11月8日の皆既月食と天王星食|国立天文台(NAOJ)
皆既月食と天王星。撮影時刻:20時37分。(写真は天の北極側が上。以下同じ)撮影:長山省吾。(クレジット:国立天文台) 2022年11月8日、皆既月食が起こりました。今回は、月食中に天王星食も起こる非常に珍しい皆既月食となりました。この珍しい皆既月食を全国にお届けしようと、国立天文台天文情報センターは、東京... 続きを読む
Kavli IPMUなど、AIの活用で宇宙論パラメータの高精度測定に成功 (1)
東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)、米アリゾナ大学、京都大学(京大)、名古屋大学(名大)、国立天文台(NAOJ)の5者は7月21日、AI技術の一種であるニューラルネットワークを用いたエミュレータを開発し、現在世界最大の銀河サーベイであるスローン・デジタル・スカイ・サーベイ(SDSS)から得... 続きを読む
天の川銀河中心のブラックホールの撮影に初めて成功 | 国立天文台(NAOJ)
史上初の天の川銀河中心のブラックホールの画像。これは、私たちが住む天の川銀河の中心にある巨大ブラックホール、いて座A*の姿を初めて捉えた画像です。この天体がブラックホールであるということを初めて視覚的に直接示す証拠です。地球上の8つの電波望遠鏡を繋ぎ合わせて地球サイズの仮想的な望遠鏡を作るイベント・... 続きを読む
日本全国で部分日食(2020年6月) | 国立天文台(NAOJ)
画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480) 部分日食を安全に観察しよう 6月21日の夕方、日本全国で部分日食が起こります。アフリカからアジアにかけて一部の地域では金環食が起こりますが、日本では部分食となります。 日食とは、月が太陽の前を横切るため、月によって太陽の一部(または全部)が隠... 続きを読む
「第二の地球」の公転軌道面は傾いていない | 国立天文台(NAOJ)
TRAPPIST-1を周回する惑星の軌道の想像図(クレジット:国立天文台) オリジナルサイズ(1.2MB) すばる望遠鏡を用いた観測で、太陽系外惑星系「TRAPPIST-1(トラピスト1)」の惑星の公転軌道面は、太陽系の惑星と同様に、主星の自転軸に対してほぼ垂直であることが分かりました。地球に似た環境の惑星でこのような関係... 続きを読む
大型低温重力波望遠鏡KAGRAが完成、重力波望遠鏡3者による研究協定を締結 | 国立天文台(NAOJ)
大型低温重力波望遠鏡KAGRA。真空ダクトが設置された3キロメートルの腕トンネル。(クレジット:国立天文台) オリジナルサイズ(6.2MB) 岐阜県飛騨市神岡町に建設が進められてきた大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)がこのたび完成し、米国のLIGO(ライゴ)、欧州のVirgo(バーゴ)との研究協定を締結しました。これ... 続きを読む
通信衛星群による天文観測への悪影響についての懸念表明 | 国立天文台(NAOJ)
現代社会では通信衛星や放送衛星によって、私たちは豊かな生活を送ることができます。衛星放送番組を日本中で楽しんだり、米国のGPS(全地球測位システム)や日本のQZSS(準天頂衛星システム「みちびき」)からの信号を携帯電話で受信することにより、自分の位置を正確に知ることができるのは、その例です。 一方、これ... 続きを読む
史上初、ブラックホールの撮影に成功 ― 地球サイズの電波望遠鏡で、楕円銀河M87に潜む巨大ブラックホールに迫る | 国立天文台(NAOJ)
史上初、ブラックホールの撮影に成功 ― 地球サイズの電波望遠鏡で、楕円銀河M87に潜む巨大ブラックホールに迫る 2019年4月10日 |研究成果 イベント・ホライズン・テレスコープで撮影された、銀河M87中心の巨大ブラックホールシャドウ。リング状の明るい部分の大きさはおよそ42マイクロ秒角であり、月面に置いた野球のボ... 続きを読む
史上初、ブラックホールの撮影に成功 ― 地球サイズの電波望遠鏡で、楕円銀河M87に潜む巨大ブラックホールに迫る | 国立天文台(NAOJ)
イベント・ホライズン・テレスコープで撮影された、銀河M87中心の巨大ブラックホールシャドウ。リング状の明るい部分の大きさはおよそ42マイクロ秒角であり、月面に置いた野球のボールを地球から見た時の大きさに相当します。(Credit: EHT Collaboration) オリジナルサイズ(643KB) イベント・ホライズン・テレスコー... 続きを読む
重力波天体が放つ光を初観測:日本の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場 ―重力波を追いかけた天文学者たちは宝物を見つけた― | 国立天文台(NAOJ)
重力波天体が放つ光を初観測:日本の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場 ―重力波を追いかけた天文学者たちは宝物を見つけた― 2017年10月16日 | 研究成果 GW 170817の可視光赤外線対応天体。疑似3色合成画像は、すばる望遠鏡(zバンドを青)とIRSF(Hバンドを緑、Ksバンドを赤)のデータを用いて作られた。 オリジナルサイズ(35KB) 重力波天体を追跡した天文学者たちは、キロノバを世界... 続きを読む
太陽系外惑星系TRAPPIST-1の7つの地球型惑星の発見についてのコメント | 国立天文台(NAOJ)
太陽系外惑星系TRAPPIST-1の想像図 ヨーロッパとアメリカの研究者を中心とする研究グループは、地球から約40光年離れた太陽系外惑星系TRAPPIST-1(トラピスト1)に地球型惑星を7個発見したと発表しました。今回の発見について、渡部潤一副台長は次のように解説しています。 渡部潤一副台長のコメント 太陽の8%ほどの質量の赤色矮星(せきしょくわいせい)で、このような地球型惑星が7つも発見された... 続きを読む
国立天文台講演会 時空を超えた挑戦:一般相対性理論100周年と重力波天文学 | 国立天文台(NAOJ)
2015年はアインシュタインが一般相対性理論を提案してから100周年となります。この理論によって、この100年間、宇宙の創生や進化に関する人類の知見は大きく進展しました。また、一般相対性理論から予想される時空の歪みが波として伝わる現象「重力波」は100年たった今でも直接検出されておらず、人類に残された宿題と言えます。 国立天文台が東京大学宇宙線研究所などと共同で進める大型低温重力波望遠鏡KAGRA... 続きを読む
4/4夜に約12分間の「皆既月食」 食の最大は午後9時 (はてなニュース) - Yahoo!ニュース
4月4日(土)は、満月が地球の影に隠れて赤黒い色に見える「皆既月食」が発生します。国立天文台によると、晴れていれば日本全国で月食の始まりから終わりまでを観測できるとのこと。食の最大は午後9時です。YouTube・ニコニコ生放送を使ってのインターネット中継も行います。 ▽ 皆既月食 2015年4月4日 | 国立天文台(NAOJ) 月食は、満月の際に太陽・地球・月が一直線に並んで発生する現象です。太陽... 続きを読む
「ふたご座流星群」12/14午後9時ごろに極大 - はてなニュース
三大流星群の1つ「ふたご座流星群」が、12月14日(日)午後9時ごろにピークを迎えます。深夜になると下弦の月が昇ってくるため、日没後の観測が適しているとのこと。街明かりが少なく空の条件がよければ、1時間あたり20~30個ほどの流星が見られるそうです。 ▽ ふたご座流星群 | 国立天文台(NAOJ) 毎年ほぼ一定して多くの流星が見られるふたご座流星群は、条件がよければ1時間に100個ほど観測できるこ... 続きを読む
10/8は日本全国で皆既月食 天王星の観測も - はてなニュース
10月8日(水)は、月全体が地球の影に入り込んで“赤い満月”のように見える「皆既月食」が起こります。国立天文台によると日本全国で観測できるほか、ほとんどの地域では月が欠けだす部分月食の始まりから見られるとのこと。食の最大は午後7時54分ごろです。 ▽ 皆既月食 2014年10月8日 | 国立天文台(NAOJ) 月食は、満月の際に太陽・地球・月が一直線に並んで発生する現象です。太陽の光を地球が完全に... 続きを読む
1年で最も流れ星が見られる7月下旬~8月下旬 「ペルセウス座流星群」は8月中旬にピーク - はてなニュース
流星群の活動が重なる7月下旬から8月下旬は、1年のうちで最も多く流れ星が見られる季節とされています。7月29日(火)には、みずがめ座デルタ南流星群が極大。8月中旬には三大流星群の1つ「ペルセウス座流星群」が楽しめます。 ▽ 主な流星群 | 国立天文台(NAOJ) ▽ 2014年7月29日 みずがめ座δ南流星群が極大 みずがめ座デルタ南流星群は一晩中観察が可能で、放射点が少し高くなる午後11時ごろか... 続きを読む
今も温かい月の中~月マントル最深部における潮汐加熱~ |国立天文台(NAOJ)
中国地質大学などの研究者を中心とする国際共同研究チームは、月の地下深くに軟らかい層が存在すること、さらに、その層の中では地球の引力によって熱が効率的に生じていることを明らかにしました。これらのことは、月の中が未だ冷え固まっていないこと、そして地球が月に及ぼす力によって月の中は今も温められ続けていることを示唆しています。本研究成果は、月周回衛星「かぐや」(セレーネ)などで精密に測られた月の形の変化を... 続きを読む