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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersドイツ代表に東独出身者がほとんどいない理由 - himaginaryの日記
ドイツW杯敗退の報を聞いて、少し前にMostly Economicsが取り上げていたこちらの記事を思い出した。著者はミドルベリー大学で言語学を教えるPer Urlaubで、今大会のドイツ代表に東独地域の出身者がトニ・クロース(Toni Kroos)しかいない背景を分析している。 In order to compete with international clubs from capit... 続きを読む
ダドリーNY連銀総裁「うちらも失敗しちゃった。ま、日銀ほどじゃないけどね」 - himaginaryの日記
経済 | Mostly EconomicsがダドリーNY連銀総裁*1のBIS講演を紹介している。以下はその一節。During and following financial crises, problems in the financial system can impair the transmission of monetary policy to the real economy. When... 続きを読む
日本の金融システムはクライアント=サーバ型? - himaginaryの日記
経済 | Mostly Economicsが日米英独の金融システムをコンピュータネットワークに喩えた論文を紹介している(論文のタイトルは「Networks and History’s Generalizations: Comparing the Financial Systems of Germany, Japan, Great Britain, and the United States of ... 続きを読む
都市の産業が偏るのは良くないのか? - himaginaryの日記
経済 | という点について論じた記事をEd Glaeserが書いている(Mostly Economics、タイラー・コーエン経由)。 そこで彼は、産業の集積を重視する経済学者としてアルフレッド・マーシャル、ケネス・アロー、ポール・ローマーの3人を挙げている。一方、産業の多様性を重視する論者としてジェイン・ジェイコブズを挙げている。彼自身が20年ほど前に両者の主張を検証する実証分析を行ったところ、ジ... 続きを読む
共産主義体制からの移行について私が学んだ7つのこと - himaginaryの日記
経済 | お前が言うか、という気もするが、アンドレイ・シュライファーが表題の記事をvoxeuに書いている。マンキューやEconomist’s Viewがリンクしているほか、Mostly Economicsが各段落の最後の文章を抜き出すという形で簡潔にその内容をまとめている。以下はその7項目の概略。改革者は成長軌道への早期の復帰を当てにしてはいけない。経済の移行というものは時間が掛かる。 移行に信... 続きを読む
日本の経済危機は家計の債務のせい? - himaginaryの日記
経済 | 今年のジャクソンホールのコンファレンスでプレゼンされたというBISの論文をMostly Economicsが紹介している。 そこでは先進18カ国の家計、非金融企業、政府の三部門の債務をベースにした研究が行われているが、論文の著者たちは、分析に使用したデータをExcelで公開している。それを用いて試しに日本、米国、ドイツ、イタリア、ギリシャ、ポルトガルについて三部門の債務のGDP比率をグラ... 続きを読む
日本に学ぶべからず? - himaginaryの日記
経済 | Mostly EconomicsのAmol Agrawalが、首都大学東京の村田啓子教授とオックスフォードのJohn Muellbauer教授との共著voxeu記事に驚いている。 具体的には、これまでの各種研究では現在の米国の状況と1990年代の日本の状況との類似性を当然視していたのに対し、同記事ではそのことに疑義を呈したので驚いた、とのことである。 記事では、日本と米国(や英国)との主... 続きを読む
東日本大震災で回避されたこと - himaginaryの日記
科学, 経済, 社会 | Mostly EconomicsでCity JournalにClaire Berlinskiが書いた記事が紹介されていた。冒頭では阪神大震災と比較した東日本大震災に対する彼女の評価が記されている。正直なところ小生にはその評価が正しいのかどうか判断が付きかねるが、以下に訳してみる。地震危険度の削減は今日の世界が直面する都市政策にとって最大の課題である。それが言い過ぎだと思う... 続きを読む
株価は人口で説明できる? - himaginaryの日記
経済 | という主旨のレポートをサンフランシスコ連銀が出している(Mostly Economics、Free exchange経由;著者はZheng LiuとMark M. Spiegel)。 そこでは、ベビーブーマー世代の引退が株価に与える悪影響を調べるため、中年世代(40-49歳)と老年世代(60-69歳)の比率(彼らはM/O比率と称している)を計算し、PERとの関係を描画している。その結果は... 続きを読む
イスラム神学校は過激派の温床か? - himaginaryの日記
経済, 社会 | という微妙なテーマの論文をNY連銀が出している(Mostly Economics経由)。以下にMostly Economicsの要約に沿ってその内容を紹介してみると…。パキスタンの3種類の学校から1521人の男子学生を募り、実験を行った。3種類の学校とは イスラム神学校(4校) 学生の大部分は貧しい地方出身者。リベラル系大学の学生と比べた場合、両親の収入は約1/10で、父親の教育... 続きを読む
ラジャンの二つの貌 - himaginaryの日記
経済 | という表現は大袈裟かも知れないが、Mostly Economicsが引用したこの記事で描かれた若き日のラジャンのエピソードが興味深い。As a young MBA student, Raghuram Rajan spent a summer interning at a prestigious foreign bank. “This was before quotes were onli... 続きを読む