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タグ Mostly Economics経由

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ハイパーインフレがナチスを台頭させたわけではない - himaginary’s diary

2021/10/24 このエントリーをはてなブックマークに追加 6 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ハイパーインフレ 主旨 要旨 表題 ナチス

以前こちらで紹介した緊縮財政策とナチスの関係に関する論文を共著したGregori Galofré-Vilà(ナバーラ州立大)が、表題の主旨の論文を書いている(Mostly Economics経由の本人のLSEブログポスト経由)。 以下はその要旨。 I study the link between monetary policy and populism by looking at the hyperinflation in ... 続きを読む

中央銀行は生産性成長率を目標とすべきか? - himaginaryの日記

2018/07/15 このエントリーをはてなブックマークに追加 11 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip himaginary 賛否 シカゴ大 イングランド銀行 パネル

英労働党が、イングランド銀行は3%の労働生産性成長率を目標とすべき、という案を出したことを受けて、シカゴ大のIGMフォーラムがパネルの経済学者にアンケートを取っている(Mostly Economics経由のCroaking Cassandraブログ経由)。具体的には、以下の文章への賛否を問うている。 Central banks cannot significantly... 続きを読む

今後の米国のインフレ率は4〜5%になる - himaginaryの日記

2012/12/31 このエントリーをはてなブックマークに追加 34 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 貨幣 アルゼンチン himaginary 結論 分析

経済 | ピーターソン国際経済研究所のSamuel Reynardが、貨幣の数量方程式に基づく分析から、現在の米国は1990年代の日本よりは2000年代のアルゼンチンに近い、という結論を導き出している(Mostly Economics経由)。The analysis presented in this paper shows that historical episodes of financia... 続きを読む

崩壊の政治的論理:ソ連崩壊からの7つの教訓 - himaginaryの日記

2012/10/21 このエントリーをはてなブックマークに追加 47 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip パラドックス himaginary 目先 軽視 ソ連

経済 | Centre for Liberal StrategiesのIvan Krastevが、ソ連の崩壊からEUの崩壊の可能性について7つの教訓を引き出している(Mostly Economics経由)。連合が崩壊するわけがないという信念が、目先の利益のために反EU派に迎合的な政策を取ることや時間要因の軽視を通じて、崩壊の主要なリスクになるというパラドックス。EUの崩壊はEU反対派がEU推進派に... 続きを読む

国家が失敗する十通りの方法 - himaginaryの日記

2012/06/24 このエントリーをはてなブックマークに追加 49 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip himaginary ダロン ソマリア アセモグル ロビンソン

経済 | についてダロン・アセモグルとジェームズ・ロビンソン*1がForeign Policyに書いている(Mostly Economics経由)。以下がその十通りの失敗例。北朝鮮財産権の欠如ウズベキスタン強制労働学童が主要な輸出産品である綿花摘み取りに駆り立てられる。(アパルトヘイト時代の)南アフリカ機会不平等エジプト強欲な権力者(19世紀の)オーストリアとロシアエリートが新技術を阻んだソマリア... 続きを読む

ゲーム理論は直接的には現実に応用できない - himaginaryの日記

2012/06/10 このエントリーをはてなブックマークに追加 423 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip イスラエル ネーミング himaginary 数学 幻想

経済 | とイスラエルのゲーム理論の大家アリエル・ルービンシュタインがThe Browserインタビューで述べている(Mostly Economics経由)。 その内容を簡単にまとめると以下の通り。ゲーム理論というネーミングで、フォン・ノイマンは数学だけではなく広報宣伝での天才ぶりを発揮した。そのネーミングにより、何か単純なものが経済危機や核抑止力政策といった複雑な状況に応用できるという幻想を人々... 続きを読む

なぜ伊プロサッカーリーグでは外国人選手の方が収入が高いのか? - himaginaryの日記

2012/05/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 17 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip himaginary voxeu セリエA ポジション 特性

経済 | というテーマについての研究報告がvoxeuに上がっている(Mostly Economics経由)。 それによると、セリエAとBの選手を2000-2008年について調べたところ、外国人選手の方がイタリア人選手より報酬が62%高かったという。ただ、人口統計上の特性(主に年齢のことか?)、ポジション、成績(20もの尺度で測定したとの由)について調整すれば、その差は大きく縮まる。とはいうものの、... 続きを読む

有名ブログによる論文へのリンクの効果 - himaginaryの日記

2011/08/12 このエントリーをはてなブックマークに追加 13 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip himaginary 副題 主旨 論文 グラフ

経済 | について世界銀行の研究者(David McKenzie, Berk Özler)が論文を書き、概要を世銀ブログで報告している(Mostly Economics経由のMarginal Revolution経由)。 その主旨は以下の4枚のグラフ*1に集約される(著者たちはブログの副題で「check out these cool graphs!」と自慢している)。 これらは有名ブログでリンクさ... 続きを読む

イスラム神学校は過激派の温床か? - himaginaryの日記

2011/07/10 このエントリーをはてなブックマークに追加 22 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip Mostly Economics himaginary

経済, 社会 | という微妙なテーマの論文をNY連銀が出している(Mostly Economics経由)。以下にMostly Economicsの要約に沿ってその内容を紹介してみると…。パキスタンの3種類の学校から1521人の男子学生を募り、実験を行った。3種類の学校とは イスラム神学校(4校) 学生の大部分は貧しい地方出身者。リベラル系大学の学生と比べた場合、両親の収入は約1/10で、父親の教育... 続きを読む

ユーロ危機へのチェコからの教訓 - himaginaryの日記

2011/07/02 このエントリーをはてなブックマークに追加 22 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip himaginary プラハ 東欧 ウィーン チェコ

経済 | チェコの中央銀行総裁Miroslav Singerが、自国の経験を基にユーロ危機について考察している(Mostly Economics経由)。 ロンドンでの6/28講演で、Singerはチェコに関する意外に知られていない4つの事実から話を始めている。チェコは東欧ではない。プラハはウィーンの90マイル西に位置している。地理的だけではなく経済的にもチェコは人々が思うより西側に近い。近年の実質... 続きを読む

不況期には社会的機関への信頼度が下がる - himaginaryの日記

2011/04/19 このエントリーをはてなブックマークに追加 13 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip himaginary 時系列 図表 比率 論文

経済, 社会 | という論文をジャスティン・ウルファーズとベッツィー・スティーブンソンが書いている(Mostly Economics経由)。 以下はその論文の図表。最初の表は、米国における各機関に対する信頼度を調査したアンケートにおいて、高い信頼度を示した比率を失業率で時系列回帰したもの。パネルが3つに分かれているのは、3種類の調査結果について分析したためである。これを見ると、回帰係数の絶対値とい... 続きを読む

オペラハウスは質の高い労働者を呼び寄せる - himaginaryの日記

2011/04/08 このエントリーをはてなブックマークに追加 28 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ミュンヘン 主旨 himaginary 論文 分析

経済 | という主旨の論文をミュンヘンのIfo研究所の研究員が書いた(Mostly Economics経由のEconomix経由)。それによれば、質の高い労働者は文化施設の整備された場所に住むことを好むので、オペラハウスのある場所に引き寄せられるとの由。また、そういった地域は経済成長が2%高まるという。 論文では1800年前後に建設された29のオペラハウスを対象に分析を行ったが、その際、産業革命以... 続きを読む

世界金融危機の中央銀行にとっての教訓 - himaginaryの日記

2011/02/27 このエントリーをはてなブックマークに追加 35 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 効力 himaginary ケインズ経済学 到達 財政政策

経済 | という講演をスタンリー・フィッシャー・イスラエル中銀総裁がインド準備銀行で行った(Mostly Economics経由)。 そこで彼は以下の9箇条の教訓を挙げている*1。ゼロ金利下限への到達は金融拡張政策の終わりではない 危機以前の教科書には、ゼロ金利に到達したら金融政策の効力は失われるので、財政政策だけが拡張政策ツールとして残る、と書かれていた(純粋なケインズ経済学のケース)。だが、今... 続きを読む

 
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