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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersSTSの学問的射程と言及可能範囲 - Interdisciplinary
なぜSTSから甲状腺がん過剰診断についての批判が出てこないか、@kikumaco さんと@heart8255 さんに同報で佐倉の私見をコメントします。いろいろな理由が考えられますがいちばん大きいのは、「医学は難しい」ということだと思います。その分野の議論に参加するには、専門家と同レベルは無理ですが→— 佐倉統 (@sakura_osam... 続きを読む
《過剰診断という不利益が生じえる検査》は止めるべきか - Interdisciplinary
はじめに 題で強調しているのは、下に引用する文に書かれていたものです。 福島の #甲状腺検査 は過剰診断という不利益が生じえる検査です。世界では無症状の人(症状とは甲状腺にしこりがある,嗄声)には推奨されない検査にかわりました。人生を変えることもある検査。検査するだけでなく、何か見つかった時どうするかま... 続きを読む
『通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査』発表の検討 - Interdisciplinary
www.mext.go.jp 【PDF】通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果について (令和4年12月13日) (PDF:836KB)] PDFの内容を検討します。簡潔に行きます。 調査目的は、10年前に同様の調査がおこなわれたが、当時とは様々の情況が異なっていると考えられるため、改めて調査を実施し現状を... 続きを読む
ファクトチェック - Interdisciplinary
ファクトチェックにまつわる話。 ファクトチェックは、 実際と異なった情報が流布される事による害 を懸念しておこなわれるものです。 ニセ科学を批判する方面では以前から、優先順位問題なる言いかたがされてきました。これは、誰かが何かをニセ科学と批判する際に、他のもののほうが重要だからそれをまず批判せよとい... 続きを読む
《過剰診断を確かめるなら他の地域で甲状腺がん検診をおこなって比較すべきだ》との意見について - Interdisciplinary
裁判と報道 私は、過剰診断で定期的に検索しているのですが、TBS『報道特集』で裁判(「原発事故で甲状腺がんに」6人が訴えた裁判始まる 東電は争う姿勢:朝日新聞デジタル)が採り上げられて以降、 福島で見つかった甲状腺がんが過剰診断だと言うのなら、他の地域でも検診をして比較すべきではないか といった意見が見... 続きを読む
がん検診や過剰診断議論の見通しを良くするための本を紹介 - Interdisciplinary
元首相の5人が欧州委員会に送った書簡をきっかけに、福島における甲状腺がん検診まわりの議論が起こりました。 www.sankei.com この議論、被ばくによって甲状腺がんが多く発生しているのかとか、検診は良い効果をもたらすのかとか、検診によって起こる害はどのくらいなのか、など様々の論点が含まれており、一筋縄ではい... 続きを読む
福島での甲状腺がん検診議論の整理 - Interdisciplinary
福島における甲状腺がん検診の話。 被ばくによる流行vs過剰診断という図式は成り立たない 流行とは、ある地域において対象の疾病の罹患率が、通常より大きくなる事。過剰診断とは、症状発現しない疾病を発見する事。これらはそもそも文脈の異なる議論で用いられる概念だから、二項対立のように扱うものでは無い。 流行が... 続きを読む
【書評】『新型コロナとワクチンの「本当のこと」がわかる本~【検証】新型コロナ デマ・陰謀論』を読んで - Interdisciplinary
はじめに 昨年末に彩図社から、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19と表記)にまつわるデマや陰謀論を検証した本が出版されました。 新型コロナとワクチンの「本当のこと」がわかる本~【検証】新型コロナ デマ・陰謀論 作者:ASIOS,桑満 おさむ,名取 宏,峰 宗太郎,宮原 篤,森戸 やすみ,安川 康介彩図社Amazon 懐疑... 続きを読む
線虫がん検査と、がん検査の性能の話 - Interdisciplinary
経緯 線虫がん検査(登録商標:N-NOSE)が(悪い意味で)話題になっています。 大まかな流れとしては、 株式会社HIROTSUバイオサイエンスが開発したN-NOSEが精度86%などと謳っていた 上松医師や週刊文春が、N-NOSEの開発プロセスにおいて不正行為があったと疑義を呈した HIROTSUバイオサイエンスが報道に強く抗議した 上... 続きを読む
《偽陽性》などの言葉について - Interdisciplinary
www.sponichi.co.jp 体操の内村航平選手が先日、新型コロナウイルス感染症に対する検査を受けて陽性になりましたが、昨日、結局は偽陽性であった旨の発表がなされました。 この報道を受け、偽陽性なる語が、いくらか話題になっています。その中で、偽陽性の意味合いがきちんと理解されていない場合もあるように見受けら... 続きを読む
忽那賢志氏による血液型性格判断否定の説明について - Interdisciplinary
news.yahoo.co.jp ↑感染症専門医の忽那賢志による、血液型によって新型コロナウイルス感染症の罹りやすさや重症化の程度に違いはあるか、という問いを検討した記事です。内容は、これまでの研究によって得られた知見が紹介されていて、興味深いものです。 ところが、本題では無い部分において、科学の議論上で看過出来な... 続きを読む
新型コロナウイルス感染症に対する検査のはなし - Interdisciplinary
はじめに この記事では、新型コロナウイルス感染症の議論によって注目されるようになった、検査について書きます。 最初に断っておくと、とても長いです。ある程度の事情を把握するには、そのくらいは理解しておくべき、という事の反映とご理解ください。 検査の性能 検査の指標 新型コロナウイルス感染症にまつわる議論... 続きを読む
ゲーム依存対策に関する条例についての意見や主張を、書かない訳 - Interdisciplinary
香川県の話。ここや前のブログを読んでおられるかたであれば、私がその問題について何か書くのではないか、と思ったかも知れません。 もちろん、興味はあるのですが、現在の所、書いていません。関連記事に はてブもつけていません。 理由は、難しいからです。関連する分野、考慮すべき事柄が広過ぎて、それをきちんと満... 続きを読む
《科学的根拠はありません》 - Interdisciplinary
本日の朝日新聞の広告。このような治療法ががんに有効という科学的根拠はありません。 pic.twitter.com/Cxyk2xOd1Y— 勝俣範之 (@Katsumata_Nori) 2019年11月12日 以前に何度か書いた事があるのですが、改めて。 科学的根拠はありませんという表現。これはおそらく、 科学について、ある程度の知識を持っている 科学に対... 続きを読む
過剰診断(余剰発見)と検診の議論一般に対する誤った理解 - Interdisciplinary
togetter.com なるだけシンプルに行きます。 手術の基準を変えても過剰診断は防げないという主張が事実に反することは30秒考えれば嘘だとわかる。 ↑まず前提として、ここで議論されているのは、 がんと確定診断されたとして、それを手術するかどうか という事だとします。それを踏まえると、手術の基準を変えても過剰診... 続きを読む
福島での甲状腺がん検診に反対する人の、乱暴な主張 - Interdisciplinary
まず、私自身の立場を、あらかじめ書いておきます。 私は、福島における甲状腺がん検診には、反対の立場です。出来るだけ早く、長期にわたる検診の計画を、凍結するべきだと考えています。 このように、私は甲状腺がん検診には反対の立場ですが、同じような立場であっても、その根拠として、乱暴な主張を提出する意見も... 続きを読む
「リスク」とは「害」や「不利益」の事では無い - Interdisciplinary
NATROMせんせい、リスクじゃなくて「害」という言葉をつかうのはナンデなのかしら。 たとえば「すべての予防接種には害がある」という言い方をされたりするんやろか。https://t.co/NS4z4tR1ek— flurry (@flurry) October 31, 2018 このような意見を見かけました。 NATROMせんせい、リスクじゃなくて「害」という言葉をつ... 続きを読む
菊池誠氏によれば、TAKESANは「ちょっとおかしい 」らしい - Interdisciplinary
twitterに書かれているのを見かけました。発言者は、菊池誠氏です。 その方は昔はまともだったと思うんだけど、途中からおかしくなっちゃったな。デマとはまた別の意味で— kikumaco(10/29ベアーズ) (@kikumaco) October 24, 2018 その方は昔はまともだったと思うんだけど、途中からおかしくなっちゃったな。デマとはまた... 続きを読む
むささび屋(,, -`x´-)さんのツイート: "疑問なんだがなぜ「ユーザーを非表示」にすることなく通報したのだろう。こういった荒らしは通報するより無視するのが一番だと思うんだが / “
疑問なんだがなぜ「ユーザーを非表示」にすることなく通報したのだろう。こういった荒らしは通報するより無視するのが一番だと思うんだが / “私がもらったidコールと、おこなった事感じた事 - Interdisciplinary” https://t.co/P1hDHrqrAD 続きを読む
私がもらったidコールと、おこなった事感じた事 - Interdisciplinary
初めに まず、誰が、を書いていないのは、 私は、あの通称を使うのが嫌だから コールを飛ばしたのが全て同一人物か明確で無いから などの理由です。また、コールを飛ばしていた人間と事件の容疑者とが同一人物であるか、も確定的な事項で無く、今後捜査によって明らかにされるべき事柄と思われますので、そのあたりにつ... 続きを読む
標本や母集団などの、統計用語の説明 - Interdisciplinary
2018 - 04 - 25 標本や母集団などの、統計用語の説明 Tweet Share on Tumblr 発端 note.mu たぶん、こちらの記事に端を発する話題です。大まかに言うと、WEB上のアンケートは、新聞社等が行う調査に較べて性質が劣っている、というような記事です。それで、ここについた はてなブックマーク が↓ はてなブックマーク - ネットのアンケートは世論調査の名に値しない|はる... 続きを読む
ホメオパシーを批判する事 - Interdisciplinary
2018 - 02 - 27 ホメオパシーを批判する事 Tweet Share on Tumblr 言及します。 ホメオパシー レメディには、それ自体に効果は無い、という所には諒解が得られるものと思います。ところで、 ホメオパシー 側は、レメディに効果が無い事を認め、それをきちんと説明しているでしょうか? 受ける側が プラセボ だと知っていても プラセボ効果 が発現する、という研究があるのはその通... 続きを読む
“「あなたにはガンが見つかりました、ただ大きくなって症状が出るかわからないので経過観察します」は過剰診断回避策” であるのか - Interdisciplinary
2018 - 01 - 08 “「あなたにはガンが見つかりました、ただ大きくなって症状が出るかわからないので経過観察します」は過剰診断回避策” であるのか Tweet Share on Tumblr 意味不明。「あなたにはガンが見つかりました、ただ大きくなって症状が出るかわからないので経過観察します」は過剰診断回避策でしょ。 とにかくどんな癌も1cm未満の時代があるわけで、あんたらの言う通りゆっく... 続きを読む
林衛氏とsivad氏による印象誘導について - Interdisciplinary
2017 - 11 - 29 林衛氏とsivad氏による印象誘導について Tweet Share on Tumblr 林衛氏とsivad氏が、私の主張について、推測を交えて言及なさっていました。 被曝した子どもたちを介入群と放置群に分けて追跡するような研究はTAKESANさんのいうとおり、たしかにありません。現行の福島 甲状腺 検査は、専門医のコンセンサスにもとづき、患者の利益を最大化しよう(もち... 続きを読む
牽強付会の林衛氏――甲状腺がん検診のメリットデメリットをめぐって - Interdisciplinary
2017 - 09 - 16 牽強付会の林衛氏――甲状腺がん検診のメリットデメリットをめぐって Tweet Share on Tumblr ?? 助かる人もいるが,過剰診断もあるということではなかったのではないでしょうか? だから,メリットとデメリットを比べようというのがウエルチらの議論ですよね。近藤誠氏なみの全否定?? @NATOROM がん腫や検診によっては早期発見で助かる人がいるとは限りませ... 続きを読む