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タグ 酒井啓子

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「中東はいつから危険な場所となったのか」を知るための糸口(酒井啓子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

2018/02/25 このエントリーをはてなブックマークに追加 166 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 糸口 縮図 中東 教鞭 講談社

「中東の歴史こそが、世界の現代史の縮図」。発売即重版となった中東政治の代位日人者・酒井啓子氏の著 『9.11後の現代史』 の冒頭部を特別公開します。 中東はいつから危ない場所になった? 筆者が教鞭を執る大学で、ときどき、中東報道に携わるジャーナリストや中東勤務の外交官、NGO職員などをお呼びして、話していただくことがある。 その際、学生たちから必ず出る質問がある。 「なぜ危ない場所だとわかっていて... 続きを読む

ザハ・ハディードの死 | 酒井啓子 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

2016/04/01 このエントリーをはてなブックマークに追加 113 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip サバ 揉め事 訃報 オフィシャルサイト ロンドン

世界的建築家、ザハ・ハディード女史が亡くなった。 2020年東京オリンピックの新国立競技場建設計画を巡るごたごたで、日本での訃報の伝わり方は、「揉め事の種」的扱いになってしまっている。彼女が数々の国際的な賞を受賞した、世界で超一流の建築家であることを考えれば、こうした報道ぶりはとても残念だ。イギリスでのメディアが一様に、「ロンドン・オリンピックで屋内競技場を設計したハディード女史」の早すぎる死を悼... 続きを読む

サウディ・イラン対立の深刻度 | 酒井啓子 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

2016/01/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 79 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip オフィシャルサイト ニューズウィーク日本版 深刻度 コラム

サウディアラビアでのシーア派宗教指導者ニムル師の処刑、在テヘラン・サウディ大使館への抗議の暴徒化、イラン・サウディ間の国交断絶、親サウディ諸国の対イラン断交――。年頭から急に緊迫化した中東情勢に、友人がフェースブックでこう嘆いた。 「いつも『問題は宗派対立じゃない』といい続けてきたけど、またくりかえさなきゃならないのか」。 友人の嘆きのとおり、日本のメディアには、イラン=シーア派、サウディ=スンナ... 続きを読む

パリとシリアとイラクとベイルートの死者を悼む | 酒井啓子 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

2015/11/16 このエントリーをはてなブックマークに追加 95 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 内戦 校舎 ベイルート ボランティア 留学

先週、かつて日本に留学していたというシリア人の女性が、来日していた。留学から戻って、ダマスカス大学で日本語教師をしていたのだが、内戦と化したシリアで、今はシリア赤新月社の難民救援のボランティアをしているという。 彼女が、かつて学んだ校舎で日本人の学生たちに言った言葉が、重い。 「かつて私がここで学んでいたとき、自分の国がこんなふうになってしまうなんて、想像もしてなかった。みんなと同じように、普通に... 続きを読む

人質殺害事件に寄せて | 酒井啓子 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

2015/02/01 このエントリーをはてなブックマークに追加 481 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip オフィシャルサイト 人質殺害事件 ニューズウィーク日本版

日本人人質事件は、残念な結果になった。 昨年六月に登場して以来、その残虐さで国際社会を震撼させてきた「イスラーム国」が、いかに深刻な問題かを、日本は遅ればせながら実感したことになる。 この問題について、筆者はあまり語ってこなかった。少ない情報で、しかも人命がかかっていることで、あれこれ語ることがいいとは思えなかったからだ。この事件に関する日本の報道を見ていると、解決に逆効果をもたらしたのではないか... 続きを読む

嫌イスラームの再燃を恐れるイスラーム世界 | 酒井啓子 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

2015/01/09 このエントリーをはてなブックマークに追加 177 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 再燃 オフィシャルサイト イスラーム世界 コラム&ブログ

シャルリー・エブド誌襲撃事件は、世界を震撼させている。欧米諸国を、というより、世界中のイスラーム教徒を、だ。 フランス版9-11事件ともいえるほどの衝撃を与えたこの事件に対して、イスラーム諸国は即刻、テロを糾弾し、フランスへの哀悼を示した。フランスと関係の深い北アフリカ諸国や、経済的なつながりの強い湾岸諸国はむろんのこと、ほとんどの中東の政府、要人が深々と弔意を示している。エジプトにあるスンナ派イ... 続きを読む

イラクはどこまで解体されるか | 酒井啓子 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

2014/06/13 このエントリーをはてなブックマークに追加 137 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip イラク オフィシャルサイト ニューズウィーク日本版 シャーム

6月10日に北部モースルが陥落して以降、イラク分裂の危機が現実性を持って語られるようになった。「イラクとシャームのイスラーム国」(ISIS)勢力は、北はモースルからティクリートまでを、西はファッルージャからバグダードに向かうルートを制圧し、さらに東方のディヤーラ県まで勢力を拡大している。ISISの制圧地域が地理的に「スンナ派地帯」だからというので、「イラクの宗派別分裂」が言われるのだが、事態はより... 続きを読む

イラク:モースル陥落の深刻さ | 酒井啓子 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

2014/06/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 87 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip イラク オフィシャルサイト ニューズウィーク日本版 シャーム

恐れていたことが起こりつつある。 アルカーイダすら「絶縁」するほどの過激派、「イラクとシャームのイスラーム国」(ISIS)が、イラクで攻勢に出、イラク第3の都市、モースルを手中にいれたのだ。 ISISは、すでに今年初めからファッルージャなどイラク西部で拠点を築き、イラク国軍と抗争を繰り返していたが、6月に入ってバグダードの北125kmにあるサマッラーに攻勢をしかけるなど、活動範囲を急速に拡大してい... 続きを読む

エジプトの「不愉快な現実」 | 酒井啓子 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

2013/08/21 このエントリーをはてなブックマークに追加 88 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ムスリム同胞団 死者 エジプト 衝突 オフィシャルサイト

エジプトが混沌としている。 断食月明けの祝日が終わった直後の8月14日、軍は一斉にムルスィー前大統領派の強制排除に乗り出し、1週間で800人以上の死者を出した。衝突はその後も各地で続き、外出禁止令が発出され、20日にはムスリム同胞団の最高指導者ムハンマド・バディーア氏が拘束された。その前日には、ムバーラク元大統領の保釈可能性が浮上している。これはいったい何だ? 2年半前に転覆した旧体制を復活させる... 続きを読む

猪瀬発言:「イスラーム初」か「アジア初」か | 酒井啓子 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

2013/05/02 このエントリーをはてなブックマークに追加 170 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ケンカ 猪瀬発言 オフィシャルサイト ウリ 猪瀬都知事

猪瀬都知事の発言が原因で、オリンピックの東京招致に影が差している。 「イスラム国はけんかばかり」という侮蔑的表現が取り上げられることが多いようだが、その発言を弁解するときに「雑談のつもりだった」と言った、「イスラム圏初ってそんな意味あるのかなあ」という発言のほうが、筆者は気になる。なぜなら半世紀前に東京でオリンピックが行われたときの、最大のウリが「アジア初のオリンピック」だったからだ。 そこで思い... 続きを読む

アルジェリア拘束事件の背景にあるマリ戦争 | 酒井啓子 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

2013/01/17 このエントリーをはてなブックマークに追加 137 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip アルジェリア拘束事件 オフィシャルサイト 背景

突然の事件に、驚いた。アルジェリアでの日本人拘束事件である。 13年前、凄惨な内戦に一応の終止符を打ち、一昨年の「アラブの春」では周辺国で政権が次々に倒れていくのを横目で見ながらも、アルジェリアのブーテフリカ政権は健在だ。反政府デモは少なくないが、原油輸出額は2003年以降急速に伸びていまや内戦時の七倍近く、経済成長率もここ数年2~3%と、悪くはない。今回被害にあった日揮をはじめ、伊藤忠、三井、三... 続きを読む

イスラエルのガザ攻撃が持つ意味 | 酒井啓子 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

2012/11/21 このエントリーをはてなブックマークに追加 58 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip イスラエル ガザ攻撃 カサ パレスチナ 空爆

14日に始まったイスラエルのガザ地区への空爆は、一週間経ても収まる気配を見せない。パレスチナ人の被害は100人を超え、オバマ政権もクリントン国務長官に仲介を命ずるなど、対応に動き始めた。 なぜ突然、パレスチナでの戦闘が激化したのか。日本の報道の大半が「ガザを実効支配する"原理主義"組織ハマースがイスラエルにミサイルを撃ち込み、首都まで射程に入ったから」、それに対応してイスラエルが強硬手段に出た、と... 続きを読む

 
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