タグ 遠山雄亮
人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users藤井聡太七冠の衝撃的な逆転劇。永瀬拓矢王座が「△3一歩」を選ばなかった理由とは?(遠山雄亮) - エキスパート - Yahoo!ニュース
9月27日(水)に第71期王座戦五番勝負第3局が行われ、挑戦者の藤井聡太七冠(21)が永瀬拓矢王座(31)に勝利しました。 これにより、シリーズの通算成績は藤井七冠の2勝1敗となりました。 永瀬王座は、角道を止めて雁木を採用しました。序盤の駆け引きについてYahoo!ニュースで解説していますので、以下のリンク先をご... 続きを読む
藤井聡太竜王・名人の逆転劇!八冠への希望をつないだ終盤の「棒銀」(遠山雄亮) - 個人 - Yahoo!ニュース
6月20日(火)に第71期王座戦挑戦者決定トーナメント2回戦が行われ、藤井聡太竜王・名人(20)が村田顕弘六段(36)に勝って準決勝進出を決めました。 藤井竜王・名人は、まだ獲得していない「王座」への挑戦を目指して、このトーナメントに臨んでいます。 20日の対局では苦戦を強いられましたが、薄氷を踏む思いで勝利... 続きを読む
将棋ファンはなぜ「角換わりは終わった」説に注目するのか?「矢倉は終わった」と何が違うのか?(遠山雄亮) - 個人 - Yahoo!ニュース
藤井聡太竜王(20)の得意戦法として知られる角換わり戦法は、先手番における有力な戦法として今まで以上に猛威をふるっています。 この一年における公式戦での角換わりの先手勝率は6割近くです。 5月初旬に行われた将棋AIの大会でも角換わりで先手が高勝率を誇り、「角換わりは終わった」そんな声が聞こえ始めています... 続きを読む
藤井聡太棋聖が感想戦で示した「恐るべき手順」に充実ぶりが見えた~第93期ヒューリック杯棋聖戦第4局~(遠山雄亮) - 個人 - Yahoo!ニュース
17日、第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第4局が行われ、藤井聡太棋聖(19)が挑戦者の永瀬拓矢王座(29)に勝利し、通算3勝1敗として防衛を決めた。 棋聖はこれで3連覇、タイトル獲得は通算9期となった。 藤井棋聖の十代最後の対局となった本局は、先手番の永瀬王座が相掛かりから早々に歩を得して攻勢に出た。 対す... 続きを読む
藤井聡太棋聖が名手△9七銀の後に回避した「幻の妙手」(遠山雄亮) - 個人 - Yahoo!ニュース
15日に行われた第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局では、藤井聡太棋聖(19)が放った名手△9七銀に話題が集まった。 挑戦者の永瀬拓矢王座(29)も△9七銀に最強手で返し、もし藤井棋聖が実戦と違う手を指していたら、「幻の妙手」が生まれていたかもしれない。 「幻の妙手」とはどんな手なのか。どうやって藤井棋... 続きを読む
藤井聡太棋聖が初防衛を決めた一局は、「打ち歩詰め」と「王手の千日手」が同時に生じる奇跡の終盤戦だった(遠山雄亮) - 個人 - Yahoo!ニュース
初防衛と九段昇段を決めた藤井聡太二冠。写真はニコニコ超会議2019出演のもの(写真:森田直樹/アフロ) 3日、第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局が行われ、藤井聡太棋聖(18)が渡辺明名人(37)に勝って通算3勝0敗とし、初防衛を決めた。 藤井棋聖は同時に九段昇段も決めている。 急戦矢倉ではじまった一局は、互... 続きを読む
藤井聡太二冠の▲4一銀は「人間には指せない手」のはずだった(遠山雄亮) - 個人 - Yahoo!ニュース
23日に第34期竜王戦2組ランキング戦準決勝、藤井聡太二冠(18)ー松尾歩八段(40)が行われ、75手で藤井二冠が勝利した。 横歩取りで始まった本局は華麗な手が飛び交う展開の中、藤井二冠が驚きの一着を指して一気に押し切った。 衝撃の▲4一銀 中盤戦もたけなわ。藤井二冠の手番で迎えた局面。 将棋を知っている人が10... 続きを読む
将棋界への影響も拡大。緊急事態宣言の延長でタイトル戦はどうなるか?(遠山雄亮) - 個人 - Yahoo!ニュース
春の将棋界といえば、名人戦七番勝負だ。 ここ最近は桜舞う『ホテル椿山荘東京』で第1局を行うのが恒例だった。 しかし今年は新型コロナウイルスの影響で開幕が延期されている。 先日、詳しいことは「将棋界にも緊急事態宣言の影響。タイトル戦は延期に、NHK杯はアンコール放送に」に書いた。 その後、緊急事態宣言は延... 続きを読む
将棋アプリの「ひよこ」と対戦するのが第一歩|大人の教養としての将棋入門|遠山雄亮|cakes(ケイクス)
テレビ・ネット中継なども盛んに行われ、広く人々の知的好奇心を刺激する頭脳ゲーム、将棋。先読みや判断力が求められる将棋は、思考力を鍛える抜群のトレーニングにもなります。この連載では、「将棋のルールは知っているけれど、どう指したらいいかわからない」「観戦は好きだけれど、自分では指せない」という人に向... 続きを読む
「時間に泣いた」藤井七段、逆転を呼んだ広瀬竜王の「タイムマネジメント」(遠山雄亮) - 個人 - Yahoo!ニュース
19日、第69期大阪王将杯王将戦の挑戦者決定リーグ最終一斉対局が行われ、挑戦権をかけての直接対決となった広瀬章人竜王(32)―藤井聡太七段(17)戦は126手で広瀬竜王が勝利し、渡辺明王将(棋王・棋聖)(35)への挑戦権を獲得した。 注目の藤井七段は最年少タイトル挑戦を逃した。 時間に泣いたミス この広瀬竜王ー... 続きを読む
モバイル編集長の退任について - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース
突然のご報告になりますが、2019年3月末をもって9年間務めたモバイル編集長を退任することとなりました(他の役職も同様)。 応援いただいたファンの皆様、お世話になった関係各位皆様に厚く御礼申し上げます。 退任について モバイル事業がスタートしたのは2010年。スマートフォンの普及もまだ始まったばかりでした。米... 続きを読む
【将棋】振り飛車は冬の時代へ。復活のカギは「藤井システム」か?(遠山雄亮) - 個人 - Yahoo!ニュース
第68期王将戦七番勝負は2月25日、挑戦者の渡辺明棋王(34)のストレート勝ちで幕を閉じた。敗れた久保利明王将(43)は無冠へ転落した。 将棋の戦法を大きく2つに分けると居飛車と振り飛車になる。振り飛車は居飛車より狙いや指し手がわかりやすく、将棋ファンに人気がある。王将戦で敗れるまで久保九段はタイトルホル... 続きを読む
藤井聡太七段は、トッププロの「本気」を跳ね返した(遠山雄亮) - 個人 - Yahoo!ニュース
2月16日(土)に行われた第12回朝日杯オープン戦で、藤井聡太七段(16)が優勝して2連覇を飾った。 準決勝は行方尚史八段(45)に、決勝は渡辺明棋王(34)に快勝して、圧巻の優勝劇だった。 トッププロの「本気」とは? 準決勝は行方八段戦。行方八段は同棋戦での優勝経験もあるトッププロの一人だ。 振り駒の結果、... 続きを読む
最強をうたうGoogle産将棋AIにプロ棋士として望むこと(遠山雄亮) - 個人 - Yahoo!ニュース
Google系列の英DeepMindが2018年12月6日(現地時間)に発表した論文で、あらゆるボードゲームに対応できる汎用性を持つプログラムである「AlphaZero」が、チェス・将棋・囲碁のそれぞれの最強AIを短期間で超えたことを明らかにした。 将棋に関しては昨年にもDeepMindは発表を行っていたが、今回は棋譜(将棋の対局を記録... 続きを読む
思わず「おぉ!」と声が出た、藤井聡太七段の起死回生の一着 - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース
昨日の叡王戦七段予選は、3局すべて見応え十分、面白い対局ばかりでずっとニコ生とモバイル中継で観戦していました。 特に14時開始の▲藤井聡太七段-△小林裕士七段戦。 追い込まれた藤井七段の見せた起死回生の一着には思わず声が出ました。 起死回生の一着! この一戦は小林七段が素晴らしい指しまわしでペースを握り... 続きを読む
独自ドメインで運用中のはてなブログをhttps化! - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース
当ブログをhttps化し、URLが下記に変更となりました。 旧: http://www.toyama-shogi.com/ 新: https://www.toyama-shogi.com/ 「http://」でアクセスした場合も、自動的に「https://」へ転送されますが、ブックマークやお気に入りに登録されている場合は、お手数ですが新URLで再登録いただけると幸いです。 https化の... 続きを読む
将棋界における師弟の絆 - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース
6月19日発売の「師弟 棋士たち魂の伝承」。 素晴らしい内容で、一気に読み切りました! 師弟 棋士たち魂の伝承 作者: 野澤亘伸 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2018/06/19 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 印象に残ったところが多すぎますが、その中でも第1章と第5章が特に印象に残り... 続きを読む
「好き」に囲まれた棋士人生から伝えられること|プロ棋士から君へ(寄稿:遠山雄亮) - はたラボ ~パソナキャリアの働くコト研究所~
2018 - 05 - 30 「好き」に囲まれた棋士人生から伝えられること|プロ棋士から君へ(寄稿:遠山雄亮) 拝啓、これから働く君へ 先輩のノウハウ 遠山雄亮 Tweet 私、遠山雄亮は日本将棋連盟でプロ棋士をしている。 将棋のプロというと、 羽生善治(はぶよしはる)竜王 加藤一二三(かとうひふみ)九段(通称:ひふみん) 藤井聡太(ふじいそうた)七段 この3人であれば皆さんご存じではないかと思う... 続きを読む
詰将棋を解く時の脳の使い方 - 遠山雄亮のファニースペース
2015-08-23 詰将棋を解く時の脳の使い方 今日から夏休み。しばし北海道の地でのんびりしてきます。 先日、若島正著「盤上のファンタジア」という詰将棋作品集を解いていると書いたところ、業界内で意外と反響があり棋士に愛読されていることを初めて知りました。 その作品集の中の問題で、合計10時間以上苦しんだものがありました。 問題の途中図に以下のような部分図が発生します(ネタバレを防ぐため、一部の駒... 続きを読む
第4回電王戦総括 将棋は「人間と人工知能のこれから」を表す道標に - 遠山雄亮のファニースペース
2015-04-17 第4回電王戦総括 将棋は「人間と人工知能のこれから」を表す道標に finalと銘打たれた4回目となる電王戦が終わりました。今まで以上に様々な面で話題になりました。 第4回電王戦の戦いは、野月七段による第5局観戦記で総括されています。 電王戦FINAL第5局 観戦記 野月浩貴七段 | ニコニコニュース どの観戦記も素晴らしいですが、こちらも必見です。 先日放送された羽生名人とカ... 続きを読む
第4回電王戦第2局 人工知能との本気の対峙 - 遠山雄亮のファニースペース
2015-03-22 第4回電王戦第2局 人工知能との本気の対峙 これぞ電王戦、という展開でした。 永瀬六段が有利になったのでは、と思ったところでの角不成、そして終局。 呆気にとられて観ていました。 Seleneほどの強いソフト、そして素晴らしい開発者の方がおかしたまさかのミス。想像を絶するほどの研究量でそれを発掘し、思わぬ形で表した永瀬六段。それがソフトの弱点を露呈させる局面での披露と、色々なこ... 続きを読む
第4回電王戦第1局 Aperyの不可解なミスと斎藤五段の完璧な準備 - 遠山雄亮のファニースペース
2015-03-16 第4回電王戦第1局 Aperyの不可解なミスと斎藤五段の完璧な準備 斎藤五段が完璧な準備でAperyに完勝。団体戦としては幸先の良い1勝をあげました。 この将棋は35手目▲2一飛成の局面が大きなポイントでした。 ここでAperyは△4四角。おそらく敗着となった一手です。△4七歩成と指すべきでした。 △4四角に▲5五角△同角▲同歩△4七歩成▲6一竜△7二角▲4三歩△同金▲6四竜... 続きを読む
第3回電王戦第3局 YSSのログを調べてみました: 遠山雄亮のファニースペース
既報の通り豊島七段がYSSに横歩取りで快勝しました。 早速YSSはログを開示しており、大変興味深く、昨日の夜から夢中で見てしまいました。 以下に気がついたことを箇条書きで。 ・1手につき、序盤は357秒、中盤戦以降は511秒で指すというのが基本だった。ただし途中でそれが493秒になったり揺れていて、なぜかは開発者の方に聞かないと分からない。 ・序盤、△8六歩のところでは△2三歩や△4二玉や△4一玉... 続きを読む
第3回電王戦第1局: 遠山雄亮のファニースペース
既報の通り、習甦が菅井五段に勝ちました。 朝から一日控室に詰めており、検討も行いました。 勝負のポイントとなったであろう局面は以下の図。 7二の飛を△4二飛としたところ。この手が検討陣を唸らせた好手。傷を消しながら4筋に勢力を集めた、と言葉にするには簡単ですが、なかなか指せる手ではありません。菅井五段も指された時に読んでいないという表情でした。 対して▲5七金が弱気な手でどうだったか。▲5六金と前... 続きを読む
電王戦第5局のGPS将棋の読み筋を精査してみました: 遠山雄亮のファニースペース
GPS将棋は自分の読み筋の一部をHPで公開しています。 GPS将棋の電王戦のページ 今回の電王戦ではコンピューターの指す将棋を間近で見て検討したことにより、勉強になることが多くありました。 局面を広く読み、その読みの量から繰り出される手は、将棋の深淵を見せられることもあります。 私自身もコンピューター将棋にはかなり影響を受けていますが、一層その色が濃くなったように思います。 そこでせっかく読み筋が... 続きを読む