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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users内田先生ファンブログみたいになってきたけど - 諏訪耕平の研究メモ
「学ぶ(ことができる)力」に必要なのは、この三つです。繰り返します。 第一に、「自分は学ばなければならない」という己の無知についての痛切な自覚があること。 第二に、「あ、この人が私の師だ」と直感できること。 第三に、その「師」を教える気にさせるひろびろとした開放性。 この三つの条件をひとことで言い表すと、「わたしは学びたいのです。先生、どうか教えてください」というセンテンスになります。数値で表せ... 続きを読む
文句ばかり言う人 - 諏訪耕平の研究メモ
文句ばかり言う人がなぜ文句ばかり言うのかというと,何かしらの他者,あるいは現象に接したときまず悪いところを探そうとしてしまうから。なぜ悪いところを探そうとしてしまうかというと,自分が周囲から悪いところばかり指摘されているから。周囲が自分のよいところに目を向けてくれないので,自分も周囲のよいところに目を向けようと思えない。僕はその人の置かれたそういう状況を「居場所がない」と呼ぼうと思う。何度も書いて... 続きを読む
休日に会社からの電話に怯える彼女を見て思う - 諏訪耕平の研究メモ
彼女は最近休みになると電話に怯えている。会社からかかってくるからだ。かかってきたとき,彼女の表情は一変し,真剣な面持ちになる。そして電話に出た後の彼女は打って変わって饒舌で笑顔だ。いかにも楽しそうに電話を終わらせた後,彼女はため息をついてベッドに倒れこむ。この休みは,そんな電話が1日7件鳴った。1度は,僕とカラオケに行っている時だった。楽しく歌っていたが,電話が鳴ったことに気付いた彼女の表情は凍り... 続きを読む
大学に関する神話はそろそろ本気で検証したほうがいい - 諏訪耕平の研究メモ
日本の小中高ってのはトコロテン式で、学んだことが身に付こうが身に付くまいが次の段階に押し出されるシステムだ。学習内容は積み上げ式だから、当然「落ちこぼれ」が発生する。ある段階で何らかの理由によりつまづいたら、よっぽど幸運にすばらしい教師に巡り合う場合を除いて、その後ずっと落ちこぼれ続ける。積み上がらない。大学でアルファベットを教えて何が悪い - bluelinesこの方に同意。ここでの議論をややこ... 続きを読む
学生は教授の研究のために授業料を払っているわけではない - 諏訪耕平の研究メモ
2〜3日前の読売新聞に静岡産業大学学長の大坪壇先生のコラムが掲載されていました。これが思わず拍手したくなるような内容だったので掲載しておきます。全文掲載はまずいのかなとも思うのですが,これは是非読んでいただきたい内容なので踏み切りました。問題があれば削除いたします。内容は,「学生は教授の研究のために授業料を払っているわけではない」というもの。そう言われれば多くの人が「そりゃそうだ」と思うんでしょう... 続きを読む
「社会の論理」を持ち込む人々 - 諏訪耕平の研究メモ
「ゼミを何とか改善したい」みたいなことをここのところ結構主張してきて、それはそれなりに賛同を得られるようになってきていた。どの集団にもいいところと悪いところがあるだろうと思う。うちのゼミは、活発な議論が行われるところや、上から研究テーマを強制されることはないといったところは長所だと思うが、できの良くない発表をしてしまうと参加者(主に教授や先輩)から袋叩きにあうことがあって、それが原因でゼミと距離を... 続きを読む
「今何してるの?」という質問は禁句となっていた - 諏訪耕平の研究メモ
正月に久々に会った友人たちは皆元気そうで安心した。ただやはり我々ももう30歳を迎え,気になることはいくつかあった。まず,一番面白いというかショックというか複雑な現象だなと感じたのは,「今何やってるの?」という質問が禁句になっているということだ。10人ぐらい集まると,ご時世なのかもしれないが,1人2人はフリーターのような生活を送っているものもいる。そういう人間への配慮だろうか,「今何やってるの?」は... 続きを読む
ドタキャンばかりする人々と,何年でも無遅刻無欠勤を続ける人々 - 諏訪耕平の研究メモ
なんか最近よくドタキャンをされる。前からそういう傾向はあったが,ある程度責任ある仕事的なことを任されるようになって,よりドタキャンされることのダメージが増した。先日大学の後輩2人と別々に約束をしていたのだが,2人ともに,なんと2回連続でドタキャンされて,「ああ,これは,サボりだな」と感じた。ドタキャンしたくなる感覚というのはよく分かる。人は,未来の自分はスーパーマンだと思っているもので,今の自分が... 続きを読む