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人気順 5 users 10 users 100 users 500 users 1000 users「子ども医療費無料だから」ジェネリック使わず : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
後発医薬品(ジェネリック医薬品)の利用が山梨県内で低迷している。厚生労働省の調査によると、県内の調剤薬局で昨年度処方されたジェネリックの割合(数量ベース)は64・0%と全国平均(70・2%)を6・2ポイント下回り、全国で46位だった。国は医療費を抑えるため、2020年9月までに80%以上にする目... 続きを読む
指導は「出さない」体操着の裾出せば4度涼しい : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
屋外運動の2分後。シャツの裾をズボンから出した生徒(左から2、4人目)の胴体はやや青く映り、比較的温度が低い=富田教諭提供 体操着のシャツの裾は、ズボンから出した方が涼しい――。感覚的には当たり前だが、今月3~5日に群馬県高崎市で行われた理科教育の研究会で、これを「科学的」に実証した発表があった。 ... 続きを読む
「パスワード定期変更は不要」総務省転換に困惑 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
インターネット上のサービスを利用する際に設定するパスワードについて、利用者に定期的な変更を呼びかけるかどうか、国や民間企業の間で対応が分かれている。定期変更を呼びかけてきた総務省が昨年、方針を転換したためだが、困惑も広がっている。 総務省は昨年11月、国民にネット利用時の指針を示しているホームペー... 続きを読む
「熟慮の失敗」高い学習効率…「即断」より賢く : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
熟慮して失敗する方が、即断して失敗するよりも学習効率が上がることがネズミを使った実験で分かったと、東京大学の池谷裕二教授(神経科学)らが発表した。 人間が学習する仕組みの解明にもつながる可能性があるという。米科学誌「プロスワン」(電子版)に掲載された。 実験ではまず、壁に開いた二つの穴に鼻をつっこむとエサがもらえる仕組みをネズミに学ばせた。その後、不正解の穴の上に緑色のランプを点灯させ、点灯してい... 続きを読む
アパート駐車場に新種クマムシ、驚異の生命力 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
慶応大先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の荒川和晴准教授(38)が、市内で新種のクマムシを発見した。 発見場所にちなみ、「庄内」の名を冠し、「ショウナイチョウメイムシ」と命名。県内で新種のクマムシが確認されたのは初めてという。 クマムシを研究している荒川准教授が以前住んでいた、同市大塚町のアパート駐車場で昨年春に見つけた。DNA型鑑定をしたところ、これまでのクマムシとは異なることが分かり、ポーラン... 続きを読む
自閉スペクトラム症に新薬治験「鼻にスプレー」 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
対人関係を築きにくい自閉スペクトラム症について、鼻にスプレーするだけでコミュニケーション能力の改善を図る新薬の臨床試験(治験)を、浜松医科大学の山末英典教授(精神医学)らが医師主導で始めた。 中心症状であるコミュニケーション不全自体にアプローチする薬は初めて。5年程度での製品化を目指す。 自閉スペクトラム症に対してはこれまで、障害に伴う不安やうつ、興奮など二次的な症状に対応する薬が用いられてきた。... 続きを読む
人への臓器移植用ブタ作製、来年初めにも供給 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
明治大や京都府立大などのチームは、人への移植用のブタを作製したとして、10日に大阪府吹田市で開かれる日本異種移植研究会で発表する。 動物の臓器や細胞を人に移植する「異種移植」に関する国の指針に基づき、移植用動物を作ったのは初めてといい、来年初めには民間企業と共同でブタの供給を始める方針。 異種移植は臓器不足を解消する手段として、ニュージーランドやロシアなどで臓器の機能が人に近いブタから人への移植が... 続きを読む
科学論文数、日本6位に低下…米抜き中国トップ : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
【ワシントン=三井誠】科学技術の研究論文数で中国が初めて米国を抜いて世界トップになったとする報告書を、全米科学財団(NSF)がまとめた。 中国を始めとする新興勢力が研究開発費を大幅に増やして力をつける一方、日本はインドにも抜かれ、存在感を低下させている。 報告書は各国の科学技術力を分析するため、科学分野への助成を担当するNSFが2年ごとにまとめている。2016年に発表された中国の論文数は約43万本... 続きを読む
盗聴不可能な暗号通信、中国―欧州間で初成功 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
【ワシントン=三井誠】盗聴やハッキングが不可能とされる「量子暗号通信」を、人工衛星を使って中国とオーストリアの間で実施することに成功したと、両国の研究チームが発表した。 アジアと欧州をつなぐ長距離の量子暗号通信は初めてという。論文が米物理学会誌「フィジカル・レビュー・レターズ」に掲載された。 衛星を使った量子暗号研究は、日本政府も2018年度から本格化させる方針で、技術開発が各国で激しくなりそうだ... 続きを読む
体の左側はオス、右側メスの蛾…女子高生が発見 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
岡山県の倉敷市立自然史博物館(倉敷市中央)で、 蛾 ( が ) の一種ウスタビガの「雌雄型」の標本が展示されている。 岡山理科大付属高3年の安達由莉さん(18)が、昨年11月に広島県内で採集。胴体の中央から左側が雄、右側が雌の特徴を持っており、同博物館は「ここまで左右ではっきり特徴が分かれているのは、特に希少性が高い」としている。標本の展示は31日までで、3月には報告発表も行われる。 ウスタビガは... 続きを読む
27万年前の阿蘇山、カルデラ噴火の「前兆」か : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
約27万年前に阿蘇山(熊本県)周辺で発生した巨大なカルデラ噴火の前に、溶岩流を伴う噴火があったとの研究結果を、産業技術総合研究所などの研究チームがまとめた。 研究チームは、カルデラ噴火の前兆だったとみている。 阿蘇山火口の北東方向に位置するカルデラ壁の2か所から溶岩を採取。溶岩に含まれる物質を分析して噴出年代を詳しく調べた。その結果、阿蘇山周辺で最初に起きた噴火の数千年ほど前に噴出した溶岩だったこ... 続きを読む
メタンエンジン宇宙へ…20年代後半にも実用化 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
従来のエンジンよりも小型で、繰り返し使えるのが特長で、火星の探査などで長期の運用が期待できる。将来、「宇宙旅行」が、より身近になっていく可能性も秘める技術だ。 IHIが実用化するのは、「メタンエンジン」と呼ばれ、メタンを液化して燃料に用いる。現在、主流の「液化水素」を燃料としたエンジンと比べて、推進力が大きく燃料タンクの容量が小さくて済み、より多くの人や物資を運ぶことができる。 ロケットやジェット... 続きを読む
初の命綱なし宇宙遊泳に成功、米宇宙飛行士死去 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
米航空宇宙局(NASA)によると、米宇宙飛行士のブルース・マカンドレス2世氏が21日死去。 80歳。1984年に米スペースシャトルに搭乗し、人類で初めて命綱なしの宇宙遊泳に成功した。その際の地球を背にした写真は、宇宙開発の発展を象徴する一枚として知られる。90年にもスペースシャトルに搭乗し、ハッブル宇宙望遠鏡の設置に関わった。66年にNASAの宇宙飛行士に選ばれ、69年のアポロ11号による人類初の... 続きを読む
トリチウム水「海洋放出しかない」…規制委員長 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
9月に就任した原子力規制委員会の 更田 ( ふけた ) 豊志委員長が14日、東京電力福島第一原発事故で被災した自治体の訪問を始め、福島県飯舘村など3市町村の首長らと懇談した。 飯舘村では菅野典雄村長に対し、福島第一原発で汚染水浄化後に生じている放射性物質トリチウムを含む水の処理方法について、「薄めて海洋放出するしか選択肢はない」と強調した。 更田委員長はトリチウム水の海洋放出について、「5人の委員... 続きを読む
桁違いのスピード「量子コンピューター」試作機 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
現在のスーパーコンピューター(スパコン)をはるかに上回る計算能力を持つとされる次世代計算機「量子コンピューター」の試作機を、NTTなどの研究チームが開発した。 スパコン等の利用者向けにインターネット上で計算が試せるシステムを27日、公開する。 量子コンピューターは、電子など極小の世界における物理法則(量子力学)を利用して計算する。従来のコンピューターが一つずつ順番に行っていた計算を同時に行うため、... 続きを読む
反物質の「陽電子」、雷から生成…証拠を発見 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
自然界にほとんど存在しない反物質が雷で生成された証拠を捉えたと、京都大や東京大などのチームが発表した。 論文が23日、英科学誌ネイチャーに掲載される。 チームは2006年から、雷が多発する日本海沿岸などで、落雷時に放出されるガンマ線(放射線)について調べる地上観測を実施。今年2月、新潟県柏崎市の沖合数百メートルで発生した落雷の後、反物質ができたことを示す微弱なガンマ線を検出した。 データの分析から... 続きを読む
正体不明の粒子「暗黒物質」、国内観測終了へ : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
宇宙に大量に存在するとされる正体不明の粒子「暗黒物質」の初観測を目指す日本のプロジェクトが来年末で終了することになった。 東京大宇宙線研究所などが2013年に、岐阜県飛騨市で本格観測を始めたが、装置を大型化する後継計画のメドがたたず、国内観測の終了を決めた。研究者らは、イタリアで19年開始予定の新実験に合流して研究を継続する。 中止が決まったのは「 XMASS ( エックスマス ) 実験」と呼ばれ... 続きを読む
地図の登山道、スマホの移動情報で位置修正へ : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
登山者のスマートフォンなどで記録された移動経路の情報を利用し、登山道の正確な位置を地図に描くプロジェクトを、国土地理院が始めた。 インターネットで登山経路を掲載するサイトの運営者などに参加を呼びかけ、データを集める。膨大な量の電子情報「ビッグデータ」で地図を修正する試みは初めてという。 登山道の多くは、同院の2万5000分の1地形図などに掲載されている。しかし地形の変化などでルートが変わることがあ... 続きを読む
クリオネの新種、富山湾で発見…専門家も驚く : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
クリオネの新種が富山湾の深海で発見された。 富山大学(富山市)が12日、発表した。冷たい水に生息するクリオネの仲間は、日本周辺では北海道のオホーツク海にしか生息していないと考えられてきたため、本州沿岸で生息が確認されたことに専門家も驚いている。 発見されたクリオネの体長は最大約5ミリ。遺伝子解析で新種と確認された。 クリオネが生息していたのは、新潟県上越市沖約10キロと富山市沖約10キロの水深約2... 続きを読む
人の足のニオイ強いと「倒れて気絶」…犬型ロボ : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
北九州高専に拠点を置くベンチャー企業「ネクストテクノロジー」(北九州市小倉南区)が、人の足などの臭いの強さを嗅ぎ分ける犬型ロボットを開発した。 来春の販売開始を目指す。 体長15センチのぬいぐるみ型で名前は「はなちゃん」。鼻にセンサーを付けており、臭いが弱ければ「すり寄る」、中程度なら「ほえる」、強ければ「倒れて気絶する」と3段階の反応を見せる。2日間履いた靴下の臭いを気絶する基準に設定した。今後... 続きを読む
「遅生まれ」の運動能力優位、男子は中3まで : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
1月~4月1日に誕生日を迎える、いわゆる「早生まれ」の子どもに比べ、4月2日以降に誕生日を迎える「遅生まれ」の子の方が運動能力に優れている傾向が、男子は中学3年生まで続き、女子では小学5年生以上はほぼ見られなくなることがわかったと、奈良女子大の中田大貴・准教授(スポーツ科学)らの研究チームが発表した。 7月31日付の米運動科学誌(電子版)に掲載された。 幼少期は、同じ学年でも4月生まれと翌年3月生... 続きを読む
がん抑制に「ウコン」の力…抗がん剤と遜色なく : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
カレーの香辛料ターメリックとしても知られる「ウコン」の成分を利用し、がんの進行を大きく抑えることにマウスの実験で成功したとする研究結果を、京都大のチームがまとめた。 抗がん作用は以前から知られていたが、効果を強める方法を開発したという。新たながん治療薬の開発が期待される成果で、神戸市で開かれる日本臨床腫瘍学会で27日発表する。 この成分は「クルクミン」と呼ばれ、大腸がんや 膵臓 ( すいぞう ) ... 続きを読む
高学歴ほど低い「病気リスク」…収入は関係なし : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
米国の約1万4000人を20年以上追跡した大規模調査を、ミネソタ大学の久保田康彦・客員研究員(公衆衛生学)が分析したところ、収入よりも学歴が健康格差を生む可能性が浮かんだ。分析結果は、米国の医学専門誌電子版で発表された。 45~64歳の男女1万3948人を学歴や収入でグループ分けし、45~85歳までに心筋梗塞、心不全、脳卒中といった循環器疾患を発症するリスクを算出した。 学歴別にみると、最終学歴が... 続きを読む
電磁波を99%遮る塗料、電子機器の誤作動防ぐ : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
CNTを用いた塗料を塗ったシート。電磁波を遮蔽する能力が高く、熱にも強い(12日、産業技術総合研究所で) 新素材として注目される「カーボンナノチューブ(CNT)」を用い、物に塗るだけで電磁波を99・9%以上遮蔽できる塗料を開発したと、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の研究チームが発表した。 乗り物やロボットの部品に用いれば、誤作動防止などに使えるという。 CNTは炭素原子が網目のように結びつい... 続きを読む
東大教授、科学論文で不正…顕微鏡画像を加工か : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
東京大学は、同大分子細胞生物学研究所(分生研)に所属する50歳代の男性教授が発表した複数の科学論文について、画像の改ざんなどが行われていたとして、研究不正と認定する方針を固めた。 東大は、調査結果について教授側から反論がなければ、教授の処分の検討を行う。 東大は今年3月、論文 捏造 ( ねつぞう ) などの不正を認定した分生研元教授ら4人に懲戒解雇相当、1人を諭旨解雇相当とする処分を発表している。... 続きを読む