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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersロシアの裏工作、民主主義を壊す 「闇の力」に目向けよ 本社コメンテーター 秋田浩之 - 日本経済新聞
多くの戦死者を自国軍に出しながらも、ウクライナ侵略を続けるロシアのプーチン大統領の執念は常軌を逸している。そのロシアの脅威は、火力を伴う軍事力にとどまらない。汚職、利権、脅迫、情報操作……。これらを使った裏工作を浴びせ、狙った国家の中枢に浸透し、強引にロシア色に染めていく。標的は新興・途上国だけで... 続きを読む
トランプ氏は台湾を守るか 対中交渉のコマに使う恐れも 本社コメンテーター 秋田浩之 - 日本経済新聞
バイデン米大統領が出馬をあきらめたことで、民主党は大統領選に向けた態勢の立て直しを急いでいる。11月5日の投票日まで、3カ月半足らずしかない。現時点でみれば、勢いづくトランプ前大統領が優位にみえる。半導体支配に不満こうしたなか、台湾をめぐるトランプ氏の発言が波紋を広げている。台湾は半導体産業のほぼ100... 続きを読む
「ゾンビ」の延命に終止符を 安易な痛み止め繰り返すな 本社コメンテーター 小竹洋之 - 日本経済新聞
またしても安易な物価高対策である。岸田文雄首相は電気・ガス料金の負担軽減を8〜10月に再開し、ガソリン補助金を年末まで継続する方針を示した。年金受給世帯や低所得世帯には給付金を支給し、農林水産事業者や中小企業などを地方交付金で支援する。日本経済にスタグフレーション(景気停滞とインフレの共存)の影が差... 続きを読む
Appleがかじる禁断の果実 「OpenAI提携」という岐路 本社コメンテーター 村山恵一 - 日本経済新聞
米アップルが10日、世界開発者会議(WWDC)で生成AI(人工知能)の「アップルインテリジェンス」を発表した。iPhoneなど主力製品の基本ソフト(OS)に組み込む。文章や画像の作成に使うほか、声でやりとりできるデジタルアシスタント「Siri(シリ)」の性能を上げる。映画「her」が描いたAIの到来「AI型OS」と言えば、2013... 続きを読む
アメリカ政治を覆う「カネの津波」 エリート支配は日本にも 本社コメンテーター 小竹洋之 - 日本経済新聞
格差大国の米国では、上位1%の富裕層が所得の21%、純資産の35%を握る。もちろん政界にも、恵まれた人たちが多い。米金融情報サイト「24/7ウォールストリート」が歴代大統領45人の純資産(ピーク時)を2023年の価値で推計したところ、100万ドル(約1億6千万円)以上のミリオネアが8割の36人にのぼった。トランプ前大統領... 続きを読む
岸田の「リアリスト」発言が波紋
リンク 日本経済新聞 アメリカに響く岸田文雄首相の「リアリスト」発言 防衛強化貫く 本社コメンテーター 秋田浩之 - 日本経済新聞 岸田文雄首相の米議会演説の中で、米側がいちばん注目したひと言は自らを「リアリストだ」と強調した部分だろう。今後日本の政局がどうなろうと、防衛強化路線が変わらないことを示唆する... 続きを読む
アメリカに響く岸田文雄首相の「リアリスト」発言 防衛強化貫く 本社コメンテーター 秋田浩之 - 日本経済新聞
岸田文雄首相の米議会演説の中で、米側がいちばん注目したひと言は自らを「リアリストだ」と強調した部分だろう。今後日本の政局がどうなろうと、防衛強化路線が変わらないことを示唆するからだ。国際政治においてリアリストという英語は、日本語でいう「現実主義者」のニュアンスを超えた響きを持つ。ざっくりいえば、... 続きを読む
南北共演、極まる核危機 本社コメンテーター 秋田浩之(写真=共同) :日本経済新聞
北朝鮮の金正恩委員長は7日、訪朝したポンペオ米国務長官に、非核化の道筋を話し合う実務協議に応じると約束した。一見すると、対話が続き、核危機は最悪期を脱したように映る。 しかし、冷静に状況をながめれば、現実は逆だと思う。北朝鮮による核武装という最悪のシナリオが、瀬戸際に近づいているとみるべきだ。 そう... 続きを読む
無視できない豪州の警告 本社コメンテーター 秋田浩之(写真=AP) :日本経済新聞
日本政府内でいま、極めて敏感な案件として、極秘裏に議論されている問題がある。安全保障上の理由から、米国の政府機関などが使用を禁じた中国の2大通信機器メーカーについて、日本の主要な通信インフラからも除外するかどうかだ。 対象になっているのは華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)。いずれも巨大な... 続きを読む
次の働き方 個人が主役 本社コメンテーター 村山恵一 :日本経済新聞
首相を議長に人生100年時代構想会議が発足し、「人づくり」の議論が始まった。教育の無償化などに2兆円を使うという。生産性を上げるため人材に投資することは大事だが、果たして世の中のニーズにピントの合った取り組みといえるだろうか。 人工知能(AI)やロボットの普及で業務の自動化が進み、就労期間の長い100年ライフも現実味を帯びてくる。この激変に対応し、人の能力をフル活用するには国頼み、財政頼みの姿勢... 続きを読む
ごまかせぬ世界の現実 南スーダンPKO撤収 (本社コメンテーター 秋田浩之) :日本経済新聞
どの指導者にとっても、国民の命にかかわる決断ほど、重いものはない。その意味で、南スーダン国連平和維持活動(PKO)から自衛隊を撤収するという安倍晋三首相の決定は、極めて大きな政治判断だ。そこから教訓をくみ取り、次に生かさなければならない。 その核心とは、安全が確実に保証されるPKOなど存在しない、という世界の現実だ。日本が国際貢献として自衛隊の派遣を続けていくなら、まずこの点を肝に銘じ、準備を整... 続きを読む