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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersカドカワには「メリットがはっきり見えない」ソニーの買収提案、そのウラに「生き残りをかけた事情」ありか(数土 直志) @moneygendai
業界の警戒感は高まる ソニーグループがKADOKAWAの買収に向けて協議中、11月19日にそんなニュースが報じられ、国内外のエンタテイメント業界を衝撃が走った。 かつては電機機器で世界に馳せたソニーだが、現在は世界的なエンタメコングロマリットとしての存在感が大きい。何しろプレーステーションを抱えるゲーム部門、... 続きを読む
日本最大のアニメ企業はどこなのか? 主要企業を売上げ順に並べてみる|数土 直志(すど・ただし)
■日本最大のアニメ企業はどこ? 昨今は国内のアニメビジネスの成長が注目されています。アニメ関連企業の売上げや利益も高い伸びになることも多く、たびたびメディアを賑わせます。これを見て、新たにアニメビジネスに参入しようとする企業も少なくありません。 ところがアニメ業界を牽引している会社がどこなのかは意... 続きを読む
中国映画市場で勝てなくなったハリウッドアニメーション、その理由|数土 直志(すど・ただし)
■コロナ禍からの完全回復が見えてきた中国映画市場コロナ禍で苦しめられた中国の映画市場が回復軌道に乗っています。2020年には年間204億万元まで落ち込んだ興行収入は、23年には549億元まで回復。過去最高だった19年642億元の85%の水準です。24年も1/3が過ぎた4月末段階で約200億元、ほぼ平常ペースに戻ったとみてよ... 続きを読む
「ゴジラ −1.0」米国快進撃はラッキーでない ヒット生み出した東宝の国際戦略|数土 直志(すど・ただし)
■『ゴジラ −1.0』、北米で日本映画の新記録達成12月1日に北米公開した『ゴジラ −1.0』が記録破りのスタートを切っています。12月3日までの興行収入は1103万1954万ドル(約16億円)、北米週末興行3位にランキングされました。 これは『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』の1011万ドルを超え、2023年に北米公開され... 続きを読む
「アニメーションの定義についての覚書」 実写映画とは何か違うのか|数土 直志(すど・ただし)
■「アニメーションの定義とは?」先日、ある方と話していて出た話題。 「アニメーションの定義とは?」 アニメーションは何を持ってアニメーションとするのかという話です。 「アニメーション」と「アニメ」の違いとかでなく、もっと広い“アニメーション”全体の話になります。 僕は日頃、アニメーションについていろいろ... 続きを読む
アニメDVD・ブルーレイ前年比4割減、300億円を割った市場の行方|数土 直志(すど・ただし)
■配信市場の1/6、年間269億円の日本アニメのDVD/BDマーケットNetflixやU-NEXT、Amazonプライムビデオなど、映像配信プラットフォームのサービスはアニメファンにとってはもはや不可欠になっています。コアファンに向けたヤングアダルト層のアニメ作品は、深夜帯に放送されることから「深夜アニメ」と呼ばれますが、いま... 続きを読む
「アニメ」はソニーグループの何を変えるのか?前編 -アニメビジネスの特殊性とソニーの優位性- |数土 直志(すど・ただし)|note
[映像でなく、音楽に含まれるアニメ事業]ソニーグループのアニメ事業が好調だ。2021年に劇場映画が空前の大ヒットとなったアニメ『鬼滅の刃』は、ソニーグループのアニメ事業会社アニプレックスが手がけている。本作の製作の中心となり、マネジメントやプロモーションを担当する。またアニメやスマホアプリゲームで大... 続きを読む
情報の上辺にある泡だけで満足する病気
山田尚子監督の新たな飛躍へ、新作短編、仏映画祭でフォーカス|数土 直志(すど・ただし)|noteエントリー情報から監督名で期待されていた作品が正式に発表された。 山田尚子監督の新作アニメ来年リリース!制作はサイエンスSARU、キャラ原案に水沢悦子 - コミックナタリー 別にナタリーだけがこの情報を扱っているわけ... 続きを読む
山田尚子監督の新たな飛躍へ、新作短編、仏映画祭でフォーカス|数土 直志(すど・ただし)|note
6月13日から18日までフランスで開催するアヌシー国際アニメーション映画祭が、期間中の上映作品を次々に発表しています。世界で最も歴史が古く、規模が大きなことで知られるアニメーション映画祭ですが、日本からも長編・短編両コンペティションなどでいくつもの公式ノミネートが決まっています。 そのなかで今回、「お... 続きを読む
「鬼滅」と「ウマ娘」で大反転、アニメDVD・ブルーレイ販売が4年ぶり増加|数土 直志(すど・ただし)|note
■「日本アニメ (一般向け)」の個人向け販売が前年比61%の増加 昨今は日本アニメの市場の大きな成長が話題になります。その市場は (一社)日本動画協会のレポートによれば、2010年から2019年まで10年連続で増加。市場は10年間で2倍近くにもなりました。 2020年は特殊な経済状況もあり前年比3.5%マイナスとなったものの、... 続きを読む
“東京の地場産業”だった「アニメ制作」が、なぜかいま地方に続々進出しているワケ(数土 直志) @gendai_biz
各地で次々に誕生するアニメ制作スタジオ 『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』の大ヒットなど、アニメ人気は国内外でますます盛り上がっている。こうした人気を背景に映画から配信・テレビ向けまで作品制作本数は近年急増している。毎年およそ300タイトルものアニメシリーズ、80本前後もの劇場アニメが公開されるほどだ。 作品の... 続きを読む
売上げ前年比2倍以上? 米国で爆発した2021年の日本マンガ|数土 直志(すど・ただし)|note
海外で大人気な日本のマンガですが、ここ1、2年その勢いはさらにアクセルがかかっているようです。 昨年から2021年の日本マンガの海外売上げが、飛躍的に伸びていると話は聞こえていましたが、その一端を米国のメディアが伝えています。 米国の「Comics Beat」というコミック情報専門サイトが2022年2月4日の「レポート:2... 続きを読む
「ジャパニメーション」とは何だったのか? その起源と終焉|数土 直志(すど・ただし)|note
■ジャパニメーション(Japanimation)は存在したのか? 米国で日本アニメを指す言葉に「ジャパニメーション(Japanimation)」があることを知っているかたは少なくないと思います。 しかし「“ジャパニメーション”なんて米国で全く使われていないよ」、という指摘もまた多いのです。日本アニメをジャンルとして区別する場合は... 続きを読む
アニメ制作会社と映像メーカーが一体化、サンライズとバンダイビジュアルの選択|数土 直志(すど・ただし)|note
■5社を2社に集約、バンダイナムコグループのアニメ事業新戦略2021年10月19日に、バンダイナムコグループがIPプロデュースユニットの事業再編を発表しました。IPプロデュースと言うと判りにくいですが、つまりはアニメを中心にキャラクターやライセンスを含めたビジネス部門です。 この主要企業である『ガンダム』でお... 続きを読む
世界が注目の「アカデミー映画博物館」オープンの目玉企画に宮崎駿監督が選ばれたワケ(数土 直志) @gendai_biz
2021年9月30日、米国カリフォルニア州ロサンゼルス郡ビバリーヒルズ地区の真ん中に、アカデミー映画博物館がオープンした。アカデミー賞主催で有名な米国映画芸術科学アカデミーによるもので、約2万8000㎡の施設には23万7000本のフィルム、1250万点の写真、それに衣装やデザインなど映画史の記念碑が収められている。こ... 続きを読む
クランチロールがソニー傘下でも主要企業10社以上 北米アニメ配信最新状況|数土 直志(すど・ただし)|note
【ソニーのクランチロール買収で独占は強まったか】 ソニーグループがユーザー数世界最大のアニメ専門配信サービス「クランチロール(Crunchyroll)」の買収完了を2021年8月9日に発表しました。買収総額は約1300億円、長年ニッチと思われてきた「ANIME」の海外ビジネスとしては破格の金額です。 今回の買収は2020年12月に... 続きを読む
国内で“快進撃”の映画『竜とそばかすの姫』 世界でも大ヒットの“予感”が期待できる「ワケ」(数土 直志) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
カンヌで注目を浴びた『竜とそばかすの姫』 7月16日に全国416館で公開した細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』が、公開10日間で動員数169万人、興行収入24億円を超える大ヒットスタートを切った。最終的に細田守作品で過去最大ヒットの『バケモノの子』(2015)の58.5億円超えも視野にいれる好調ぶりだ。 古くから知ら... 続きを読む
日本・中国・米国 どのアニメが中国の映画館で選ばれているか|数土 直志(すど・ただし)|note
■最大ヒットは国内興収850億円以上の中国アニメーション中国で製作するアニメーションの躍進が話題になることが増えています。作品のクオリティが上り、中国国内で人気も高まっているとか。 アニメーションの鑑賞はテレビや配信、映画館いろいろありますが、今回は数字が比較しやすい劇場映画で、中国のアニメーションが... 続きを読む
東南アジアで日本アニメ配信、どうやって見てるかちょっと整理|数土 直志(すど・ただし)|note
映像配信プラットフォームの普及が、海外での日本アニメの人気拡大につながったと言われています。メディアでの配信の話題は「Netflix」や「Amazon プライム ビデオ」などの米国のグローバルプラットフォームに傾きがちです。 ただ世界の国は様々。国ごとにアニメファンが利用する映像配信プラットフォームも異なるので... 続きを読む
『鬼滅の刃』が全米でも爆進…! 日本アニメに「新たな可能性」をもたらす“ワケ”(数土 直志) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
『鬼滅の刃』、全米でも“爆進” 国内歴代興行収入第1位398億円(5月5日現在)の記録を打ち立てる『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』。TVシリーズが深夜アニメ放送とこれまで“ニッチ”に思われた場所からの偉業達成もあり、昨年秋10月16日の公開以来、大きな話題を呼んでいる。さらにその勢いは、いまや海を飛び越え米国にも... 続きを読む
「マクロス」と「ロボテック」の日米合意は、なぜ歴史的なのか|数土 直志(すど・ただし)|note
2021年4月9日に、「マクロス」シリーズとして知られるロボットアニメに関する日米3社の合意が発表されました。これが歴史的な出来事として、日米のアニメ関係者から注目を浴びました。 発表は“ビックウエスト、スタジオぬえ及びHarmony Gold USA 全世界的なマクロス及びRobotechの未来に関する包括的合意を発表”として... 続きを読む
アニメーター育成に相次ぎ乗りだす国内アニメスタジオの本気|数土 直志(すど・ただし)|note
■有期雇用でアニメーター育成:スタジオポノックの試み「日本アニメの人気やビジネスが拡大する一方で、アニメーション制作の就業環境は劣悪な状況にある」、業界内外から長らく指摘されてきた問題だ。厳しい就業環境は高い離職率となり、制作での慢性的な人材不足の一因にもなっている。 さらに状況がなかなか変らない... 続きを読む
2019年にTVアニメ制作が大幅減少、理由を考える|数土 直志(すど・ただし)|note
[2019年、TVアニメ制作が前年比大幅減]2020年11月に日本動画協会が刊行した「アニメ産業レポート2020」によると、19年のTVアニメの制作本数は18年に較べて大幅に減少しました。 19年の制作タイトル数は314本、前年の350本より36本減少です。15年の361本、16年352本から3年連続の減少でもあります。 TVアニメシリーズは各... 続きを読む
「涼宮ハルヒ」は、なぜ”00年代“の特別なアニメなのか|数土 直志(すど・ただし)
■2020年、「涼宮ハルヒ」の復活出版大手のKADOKAWAが、8月31日にライトノベルファンとアニメファンを驚かせる電撃発表をしました。2020年11月25日に谷川流による「涼宮ハルヒ」シリーズの最新刊『涼宮ハルヒの直観』を角川スニーカー文庫より刊行するというものです。 「涼宮ハルヒ」シリーズは、2003年のスタート以来累... 続きを読む
8兆円企業ソニーが、経営方針で“アニメ”にフォーカスする理由|数土 直志(すど・ただし)
■経営方針説明会に登場した“アニメ”5月19日に発表されたソニーからソニーグループへの社名変更と、同社のファイナンス事業の完全子会社化は、20年5月決算発表シーズンで特に大きなニュースでした。ニュースの核心は家電・AV・カメラ・モバイルなどを映画や音楽、ゲーム、金融を並べ、エレクトロニクス事業を祖とするソニ... 続きを読む