生活保護「受給者バッシング」の正体---年間支払額3.3兆円、受給者210万人の「世界」を徹底検証　【第2回】　安田浩一(ジャーナリスト) | G2 ノンフィクション | 現代ビジネス [講談社]

2012/10/10 72 users ノンフィクション 安田浩一 ジャーナリスト 正体 講談社

第1回はこちらをご覧ください。 あの市民団体も登場 同日中にこのやり取りを聞いた「京都POSSE」のメンバーは、女性と一緒に同市に抗議。申請書を渡すように要求した。しかし市役所の態度は頑なで「(申請は)受け付けない。お断りする」の一点張り。 その後、同団体は京都府に一連のやり取りを報告し、善処するよう訴えた。さすがにこれはマズいとなったのか、府は舞鶴市に対して保護業務の改善指令を出し、ようやく女性... 続きを読む

生活保護「受給者バッシング」の正体---年間支払額3.3兆円、受給者210万人の「世界」を徹底検証　【第1回】　安田浩一(ジャーナリスト) | G2 ノンフィクション | 現代ビジネス [講談社]

2012/10/05 193 users ノンフィクション 安田浩一 ジャーナリスト 正体 講談社

小高い丘を登り切ったところに、その墓はあった。墓誌はない。縦型の墓石には「佐野家之墓」とだけ刻まれている。 周囲を囲むように植えられたヒマワリの花が真夏の日差しを受けながら、夕張山地から吹く穏やかな風に乗って揺れていた。 この墓には、最近になって佐野湖末枝さん(死亡時42歳)と妹の恵さん(同40歳)の遺骨が納められた。 姉妹の父親は、この近くの町で炭鉱夫をしていた。だが長女の湖末枝さんが中学生の時... 続きを読む

SYNODOS JOURNAL : 命の重さを"印象論"で語ってはならない〜大野更紗氏インタビュー回答編〜

2012/02/22 35 users SYNODOS JOURNAL 世論 不正受給 議論 印象論

2012/2/2212:7 命の重さを"印象論"で語ってはならない〜大野更紗氏インタビュー回答編〜 メディアの『受給者バッシング』に踊らされている可能性が高い ―今回は全体として、生活保護に関わるコメントを多くいただきました。社会保障の議論になると、なぜか生活保護、それも不正受給への批判が噴出しま すが、このこと自体がこの国の世論における「偏り」を物語っているような気がします。前回のインタビューで... 続きを読む