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炎上した「キズナアイ」問題…日本文化が描いてきた女性像から考える(佐伯 順子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
日本のポピュラー・カルチャーが描く女性 マンガ、アニメが描く女性の姿は、それ自体で自立している存在で、現実の女性の反映ではない、だから女性差別というのはおかしい――パリで漫画に関する国際学会が開催された際、総括討論で一部の参加者からこうした立場が表明された。 日本のポピュラー・カルチャーが海外で人気... 続きを読む
日本中が沸いた大勝負で露呈した「母性依存という問題」(佐伯 順子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
テニスの全米オープンにおける大坂なおみの初優勝は、テニス関係者のみならず、「日本人女性の初優勝」という快挙として、多くの社会的注目を集めた。 同時に、対戦相手であった往年の女王、セリーナ・ウィリアムズの審判への抗議、観客のブーイングにより、いささか後味の悪い試合ともなり、ウィリアムズの言動や大坂の... 続きを読む
『おんな城主 直虎』がこれまでの大河と違った「大きな一点」(佐伯 順子) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
「直虎」にだけある特徴 大河ドラマ『おんな城主 直虎』(以下『直虎』)が1年の長丁場を終えた。大河ドラマといえば、歴史上の人物を主人公とした時代劇として、1963年以来の長い歴史を誇るNHKの看板ドラマ枠として名高い。視聴率が低下したと言われても、主役の俳優をはじめ主要キャストはCM露出が増えるなど、信頼感、安定感はいまだ健在である。 2013年の『八重の桜』以来、隔年で女性主人公をとりあげてきた... 続きを読む
空前絶後のブーム到来!「BLマンガ」なにがそんなにスゴイのか(佐伯 順子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
なぜ女性は「BLマンガ」を読むのか。空前のBLブーム、その真相を明らかにする。 ボーイズ・ラブとは何なのか 男どうしの恋愛物語。少女漫画の世界では歴史の長いモチーフであり、かつては少年愛の漫画、現在は「BL」(ボーイズ・ラブの略、ビーエル)という呼び方で、根強い人気を獲得し続けている。 男性同性愛という主題が、なぜ女性向け漫画で人気ジャンルであり続けているのか。多くの男性には理解しにくい現象かもし... 続きを読む