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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersスターリンの影武者はどうなったか - ロシア・ビヨンド
高齢の「諸民族の指導者」の影武者を務めたのは24歳のダゲスタン人だった。そして誰からも疑われなかった。 ダゲスタンのとある村出身の若き青年フェリクス・ダダエフが正式な替え玉となる以前から、スターリンには3人の影武者がいた。替え玉を見つけることは、1920年代からすでにクレムリンの警護を指揮していたニコラ... 続きを読む
ロシアでもっとも危険な植物のひとつを紹介しよう - ロシア・ビヨンド
バイカルハナウド(ソスノウスキーのホグウィード)は一見したところ安全で害のないように見え、ディルに似ているからと言って騙されてはいけない。この悪魔のような植物の狙いは、人に泣き叫ぶような痛みを与え、場合によっては死に至らすことである。 ロシア人は夏になると、特別な防護服を身に着け、刃の鋭いスペード... 続きを読む
ロシアのデザイナーがこの1年の間、オーダーに基づいてロゴを製作し、大成功を収めたのだが・・・。実はAIだった。 - ロシア・ビヨンド
ニコライ・イロノフという名前を持つ人工デザイン知能が、カフェ、理容院、有名なブロガーなどのために、この1年で20ほどのロゴを製作した。利用者も同僚もこのデザイナーの存在になんの疑いも持っていなかった。 が、実はこれ、ロシアのアルテミー・レベジェフデザインスタジオが構築したロゴをデザインすることができ... 続きを読む
日本のアニメに描かれるロシア人 - ロシア・ビヨンド
日本のアニメで描かれるロシアの登場人物は長い間、実際とは異なるステレオタイプ(とはいえ、西側諸国の人々が抱くステレオタイプとは違っているが)に基づくものであった。しかし、ここ20年は、紋切り型のロシアのイメージを超えたものになってきている。 謎の国ロシアは一風変わったストーリーや派手な画風、風刺的作... 続きを読む
戦争映画の最高傑作『炎628』について知っておくべき9つのこと - ロシア・ビヨンド
第二次世界大戦を描いたこの映画は、最も恐ろしく最も難解な映画でもある。一度見たらなかなか頭から離れない。 『炎628』はしばしば戦争映画史上最高の傑作と言われ、間違いなく世界で最も人気のあるソ連映画だ。この映画は第二次世界大戦の一部分を、ベラルーシの十代の少年の視点から描いたものである。『炎628』は劇... 続きを読む
「#MeToo」はクリアできない:歴史的大物5人のセクハラその他 - ロシア・ビヨンド
ポール・ゴーギャンの絵画の展示を禁止しようという声が上がっている。彼が、未成年のタヒチ女性に怪しからぬ行為に及んだから、というのがその理由だ。そこで我々も、ロシアの歴史をひもとき、今日では非難されるだろう「蛮行」をやらかした歴史的人物を見つけ出した。そして、全員にアメリカ式の厳罰を加えてみた。ち... 続きを読む
第二次世界大戦後、ソ連の傷痍軍人に何が起きたか:暗い噂は果たして真実か - ロシア・ビヨンド
ソ連は、第二次世界大戦後で戦った身体障害者のために、特別な療養所を組織した。そこは劣悪な条件だという噂が囁かれた。だが、様々な情報を総合すると、それが事実と異なることが分かった。なぜそんな噂が流れたのか。そして傷痍軍人をめぐる真相は?… 「腕や足のない、何十万もの障害者が、駅や路上その他の場所で、... 続きを読む
ハリウッドがいかにソ連史に関する嘘を育んでいるか - ロシア・ビヨンド
George Mendeluk/Roadside Attractions, 2017; Daniel Espinosa/Worldview Entertainment, 2015; Edward Zwick/Bedford Falls Productions, 2008 ロシア人の多くは、ロシア(あるいはソ連)を描いたハリウッド映画やイギリス映画を観て顔を手で覆いたくなった経験を持つことだろう。スクリーンに映るナンセンス、でたら... 続きを読む
ロシアのアンチ・ドストエフスキー派:なぜ、どこが嫌いなのか? - ロシア・ビヨンド
もちろん、私たちロシア人のすべてがフョードル・ドストエフスキーを嫌っているわけではない。彼は、レフ・トルストイとならぶ19世紀ロシアの文豪だ。だが彼の作品は、その故郷ではいまだに毀誉褒貶にさらされ続けている。理由は次の通りだ。 「私は過去3ヶ月間にドストエフスキーの作品をぜんぶまとめて読み返した。で... 続きを読む
ロシアとソ連の映画トップ100 - ロシア・ビヨンド
怠惰をテーマにしたロシアの主要な小説を読むのすら怠惰だという人にオススメの一作。才能溢れるロシアの俳優、オレグ・タバコフ演じるオブローモフは、作品の大部分の間、ただソファに横たわり、退屈している。ある一人の女性が彼の人生を変えるまでは・・・。 99.令嬢ターニャ ピョートル・トドロフスキー 1989 ソ連... 続きを読む
ソビエトでボディービルダーが違法とされ、インディアンに熱狂した理由(写真特集) - ロシア・ビヨンド
彼らは地下室に身を潜め、警察から逃げ、子供用食品や豚の餌からプロテインを得ていた。ソビエト連邦において筋肉を鍛えたい者の境遇はこのようなものだった。 おそらく、ソビエト連邦でボディービルダーほど苦労したスポーツ選手はいないだろう(ただし空手家も同様に楽ではなかった)。彼らは住居の地下室でトレーニン... 続きを読む
ロシア鉄道の三等列車での旅がより快適になる - ロシア・ビヨンド
ロシア鉄道は、新しい三等車両(「プラツカルト」)の写真を公開し、新しくなったいくつかの点を明らかにした。 続きを読む
共産主義空手:なぜ本来の空手より残酷で血生臭かったか - ロシア・ビヨンド
どちらかと言えば残忍な市街戦と共通点の多かったソビエト版空手は、ソビエト地下社会の住人の間で大変人気があった。しかし、これはソビエト政府の極めて否定的な反応を招き、この競技はついに禁止された。 続きを読む
背筋が寒くなるソ連アニメ3作:人生に絶望させてくれる実存的恐怖 - ロシア・ビヨンド
なぜ、たいていのロシア人は、むっつりと押し黙り、悲観的に見えるのか?ここに一つの解答があるかもしれない。それは彼らの子供時代にさかのぼる。ソ連時代のテレビは、死、喪失、そして無駄な試みといった実存的なテーマをもつ、実に不気味なアニメを放映していた。そのなかでもとくに重苦しいものをいくつか選んでみた…。 ソ連のアニメは巨大産業で、子供のための娯楽だけでなく、いわゆる「大人のためのアニメ」も生み出した... 続きを読む
ロシア人はなぜ水平に「摩天楼」を伸ばすのか? - ロシア・ビヨンド
他の国々はビルの高さを競うが、ロシア人は長いビルを建設する。もしそれらのビルが縦向きに建ってたらと想像してみてほしい。 7.シップ・ビルディング(モスクワ)–400メートル / バンク・オブ・アメリカ・タワー–366メートル 地元っ子はそのビルの形から、「シップ・ビルディング」と呼んでいる。周りの建物が小さかったため、何十年もの間、際立って、まるで海を航海する船に見えた。1980年に完成した1... 続きを読む
「ゴム製の軍隊」:ロシアで最も奇妙な部隊だが既に“戦歴”も - ロシア・ビヨンド
ロシア軍はわずか3分もあれば、アラジンの魔法のランプみたいに、ゼロから機甲師団や飛行連隊をつくり出すことができる。ただしゴム製だけれども。 ロシアの軍隊勤めにはユーモラスな面もある。兵士たちは、いろんな活動、作業の合間に、戦車を「ふくらます」訓練もするのだ。 だが、そういう戦車の「戦闘」は、映画で見るようなものとはぜんぜん違う。これは一種の囮(おとり)であり、その必要性が初めて示されたのは、19... 続きを読む
1967年ソ連タイムカプセルの未来予測 - ロシア・ビヨンド
ソ連100周年(ロシア革命100周年)の2017年に向けて、未来の子孫たちに国民がメッセージを書き、タイムカプセルに入れた。当時の人々は、100周年のはるか前にソ連が崩壊し、東西冷戦が終結しているなどとは思ってもいなかった。 ソ連50周年(ロシア革命50周年)の1967年に当時の国民が子孫に残したタイムカプセルが、次々と開封されている。中でも印象的なメッセージ5通を、「ロシア・ビヨンド」が選んだ。... 続きを読む