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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersキラキラネーム規制?戸籍法「読み仮名法制化」の事情 | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
自分の名前の「読み仮名」にこだわる人は多いが、実は、法律上は規定がなく「本人がそう名乗っている」という扱いだ。だが、デジタル社会では、読み仮名が本人情報として重要になり、位置づけがあいまいでは弊害がある。そこで、政府は戸籍法を改正し、読み仮名を法的に位置づけて戸籍に記載し、社会インフラとして活用... 続きを読む
岸田首相の少子化対策「子育て罰」批判にどう応えるか | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
岸田文雄首相が年頭記者会見で「異次元の少子化対策」を表明し、柱の一つに児童手当など経済的支援の強化を挙げた。だが、その児童手当は2022年10月に所得制限が強化されたばかりで、中高所得層からは「子育て罰だ」との声があがる。児童手当はもともと目的が明確でなく、場当たり的な見直しが続いてきた。少子化対策と... 続きを読む
自治体にキャッシュレス化を迫る「銀行の反乱」の切実 | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
変わりゆく「決済」(4) 自治体への税・公金の納付はキャッシュレス対応が遅れていたが、ようやく弾みがついてきた。2023年度は固定資産税や自動車税などに全国共通QRコードを導入する。スマートフォン決済が利用しやすくなり、自治体の事務コストが下がることが期待される。なぜ今、キャッシュレス対応を急ぐのか。そ... 続きを読む
金融庁バッサリ「買う意味なし」年4兆円売る投資商品 | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
金融庁が5月に公表した資産運用業界向けリポートに、個人投資家も注目すべき記述がある。「高金利」をうたい、年間販売額4兆円超に及ぶ人気金融商品について、金融庁が「買う意味がほとんどない」とバッサリ切り捨てたのだ。金融機関が富裕層や退職世代をターゲットに売り込みをかける、その金融商品とは何か――。 債券で... 続きを読む
岸田首相が表明「資産所得倍増」プランのモヤモヤ感 | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
オンラインによる主要7カ国(G7)首脳会議について記者団の質問に答える岸田文雄首相=首相官邸で2022年5月9日、竹内幹撮影 どうなる「資産所得倍増」プラン(1) 岸田文雄首相が、少額投資非課税制度(NISA)の拡充などで「貯蓄から投資へ」の動きを進め「資産所得倍増を実現する」と表明した。近年、ファミリー層を中... 続きを読む
政府も認めた「賃金上がらず結婚できず」の厳しい現実 | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
なぜ賃金は上がらないのか――。バブル崩壊後の長期低迷を経て、2010年代は人手不足に陥っても、日本ではなお賃金水準が停滞している。そうしたなか内閣府は22年3月、賃金上昇どころか、働き盛り世帯ではここ25年間で年間所得が百数十万円減っているという衝撃の分析を示した。「安いニッポン」の厳しい現実だ。 世帯所得... 続きを読む
マイナンバーカード保険証に「新利用料金」のちぐはぐ | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
マイナンバーカードを健康保険証としても使える「マイナ保険証」に2022年4月、新たに利用者負担が導入された。自己負担3割の場合、初診時支払いで21円とわずかだが、政府が大規模なポイント還元策を実施してまでマイナ保険証の普及を進めるのとは矛盾する。なぜ、こんなちぐはぐな政策を取るのだろうか。 マイナンバーカ... 続きを読む
実はアナログ?マイナンバーカード「2025年問題」 | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
マイナンバーのいま(5) 政府は「デジタル社会のインフラ」としてマイナンバーカードを全国民に普及させる目標を掲げ、健康保険証など他の証明書との一体化などで活用シーンも広げる方針だ。そこで、落とし穴となりそうな問題がある。マイナンバーカードには有効期限があり、期限が切れると、他の証明書としても「使え... 続きを読む
マイナンバーカード「持つのが怖い?」誤解なぜ生んだ | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
マイナンバーのいま(3) 政府がマイナンバーカードの普及に本腰だ。2022年度にほぼ全国民に行き渡らせるという政府目標に対し、実績は約4割。てこ入れに10月に健康保険証利用を本格始動し、カード保有者には最大2万円分のポイントを還元する方針だ。なぜ、普及率が思うように伸びないのだろうか。その理由を探っていこ... 続きを読む
河野太郎氏「年金私案」積み立て方式の深刻な問題点 | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
年金改革のこれから(2) 自民党総裁選で、河野太郎氏が示した年金改革案は一時、論点として注目された。新総裁となった岸田文雄氏ら他3候補からは異議が噴出し「消費増税につながる」として批判を浴びたことから、自ら“トーンダウン”し「幻のプラン」となった。ただし、河野案の問題点はそれだけにとどまらない。前回に... 続きを読む
住民税に地域差はある?「東京の負担は重い」は本当か | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
住民税の「税額決定通知書」が届く時期だ。住民税の課税は、自治体が条例で定めるため、制度上、税率を独自に設定することが可能だ。そのためか「東京など大都市は住民税が高い」と思い込んでいる人は意外に多い。住民税の地域差はどのぐらいあるのだろうか。 法制度上は「課税自主権」 住民税は、道府県民税(東京都は... 続きを読む
ビッグデータで解明「コロナ10万円給付金」何に使った | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
新型コロナウイルス感染症の緊急経済対策として2020年、全国民に一律10万円の特別定額給付金が実施された。各種調査によると、多くが貯蓄に回り効果は限定的だったという見方が多い。だが、給付金が振り込まれた銀行口座の動きを分析するビッグデータ研究からは、より詳しい実態が見えてくる。 所得増えても消費手控え ... 続きを読む
みんな使っている「カード翌月1回払い」の意外な盲点 | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
キャッシュレスどう使う(4) クレジットカードでは、近年、不正使用や消費者トラブルが問題になっている。キャッシュレス社会に向かうなか、安全にカード決済できる環境づくりは不可欠。だが、そこで、カード利用者のほとんどが使う「翌月1回払い」には注意したい点がある。 不正使用被害と消費者トラブル 日本クレジッ... 続きを読む