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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersスピヴァク『サバルタンは語ることができるか』について ――現代フェミニズムの地平 - 鳥籠ノ砂
2013-08-22 スピヴァク『サバルタンは語ることができるか』について ――現代フェミニズムの地平 スピヴァクがジャック・デリダ『グラマトロジーについて』の英訳序文を書くことで受け取った最大のものは、彼の「抹消の下に置く」身振りだった。その身振りは『文化としての他者』において、言説が孕む暴力性と偏向性を暴き立てるギリギリの綱渡りを可能にしている。このような試みは、どのような理論的達成に至ったの... 続きを読む
スピヴァク:サバルタンは語ることができるか
ガーヤットリー・チャクラヴォルティ・スピヴァク 『サバルタンは語ることができるか』 上村忠男訳、みすず書房、1998年 1 主体としてのヨーロッパの歴史は西洋の法、経済、イデオロギーによって物語化されたものであるにもかかわらず、この隠蔽された主体はそれが「地政学的規定を持たない」と言いつくろう。主権的主体についての広く喧伝されている批判は、このようなしかたでもって現実にはひとつの主体を立ち上げてい... 続きを読む
「弱者を勝手に代弁する人々」には適切な呼称がある - 法華狼の日記
正確には、勝手に代弁された弱者の呼称。インド出身のガヤトリ・C・スピヴァクが「自らを語ることができない者」を指す言葉として引いた「サバルタン」のことだ。弱者は代弁されることで「サバルタン」という立場となり、その代弁されること自体によって発言力が封じられる。それと同時に代弁者は限りなく透明な存在となり、代弁を通して主張した内容の責任を回避する。サバルタンとは - はてなキーワード「サバルタン」の代わ... 続きを読む