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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users霊術からサルトルへ 京の土蔵に封印された老舗出版社の“裏歴史” | 毎日新聞
1966年、人文書院と慶応大の共同招へいで来日したサルトル(中央左)とボーボワール(中央右)。奈良の観光に、人文書院2代目社長、渡辺睦久(左端)と翻訳者の朝吹登水子(右端)が同行している=人文書院提供 戦後、日本に実存主義ブームを巻き起こした出版社の源流は霊術団体だった――。フランスの哲学者サルトルの全... 続きを読む
今週の本棚:三浦雅士・評 『ブルデュー「ディスタンクシオン」講義』=石井洋二郎・著 - 毎日新聞
(藤原書店・2750円) 怒りを何に向けるべきか 問題提起の書である。 20世紀最後の4半世紀、フランスは2人の顕著な思想家を世界に送り出した。ブルデューとトッドである。前者は社会学者、後者は歴史人口学者。 フランスは20世紀中葉にもサルトルとレヴィ=ストロースを送り出して、実存主義と構造主義を世界... 続きを読む
サイモン・クリッチリー『ヨーロッパ大陸の哲学』 - ペガサスる?
読書, 哲学 「一冊でわかる」と銘打ったシリーズなので、つらつらとメルロ=ポンティやサルトルやレヴィ=ストロースやフーコーの伝記を1/144スケールに圧縮縮小再生産して紹介していくスタイルかと思う人もいるだろう。この本はすでにそういう概略は押さえてある人向け。もっと抽象的でメタな見取り図を示すというもの。著者のイギリスの哲学者サイモン・クリッチリーは、大雑把に言って現象学やフランス現代思想に詳しい... 続きを読む
ハイデガー、サルトル、バタイユ、ウィトゲンシュタイン、そしてユングたち愛の探求者の姿を親しみやすく描く『恋におちた哲学者』:Book News
太宰治と芥川龍之介とが能力バトルを繰り広げる『文豪ストレイドッグス 』がtwitterで話題になっています。『人間失格』とか『羅生門』とか、それぞれの文豪の代表作が能力名になっているということで「厨二っぽい」と人気のようなのですが、一読して感じるのは「物足りなさ」。まだまだこれからの作品かも知れないので、これからより一層想像力を爆発させてムチャクチャやって欲しいものだなと思ったのでした。 『文豪ス... 続きを読む
通俗的な、サルトル(笑) - 猿虎日記(さるとらにっき)
サルトル徐京植『秤にかけてはならない──日朝問題を考える座標軸』(影書房、2003年)に、内田樹氏のサルトル批判に対する徐氏の反批判がある、ということをrom_emonさんに教えてもらった。というわけで本をamazonで購入し、とりあえず該当箇所だけ読んでみた(他のところはあまりまだ読んでいない)。徐──だから、多くの日本の人々はやはり必勝不敗です。その一番典型的なのは内田樹氏です。彼は、最初から... 続きを読む
慶応2年から平成20年までのベストセラーをリストにしてみた 読書猿Classic: between / beyond readers
我々の時間についての遠近感は、時としてとんでもなく歪むが、それに気付く機会があまりない。 だから、何か一つの事項について年表をつくると、背筋が伸びるかのように、縮んでいた時間感覚を修正できる。 自分の経験だと、自分が生まれる前の、近現代あたりが、かなりアバウトにいっしょくたにされていることが多い。サルトルの『嘔吐』がベストセラーになるのはもっとずっと後のように思っていたが、実際は1946年であ... 続きを読む