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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersイスラエルはどうしてあんなにひどいことができるの? 早尾貴紀——後編|じんぶん堂
記事:平凡社 パレスチナ・イスラエル問題に関するオンラインセミナー「パレスチナ連続講座」に登壇する東京経済大学教授の早尾貴紀さん 書籍情報はこちら 《前編はこちらから》 ホロコーストを経験したユダヤ人とイスラエル 「ホロコーストを経験したユダヤ人が、どうしてジェノサイドをする側になるのか」という質問を... 続きを読む
落選がもたらした中上健次との出会い:私の謎 柄谷行人回想録⑦|じんぶん堂
近所の公園を散策する柄谷行人さん=篠田英美撮影 書籍情報はこちら ――1967年3月に東大大学院の修士課程を修了して、最初は国学院大学の非常勤講師として英語を教えていたそうですね。 柄谷 当時は、英文科を出てまず英語の教師になるというのは、よくあるパターンでした。いきなり英文学を教えるというのはなかなか難... 続きを読む
重版未定本の復刊を実現、売り切った書店員の情熱:書泉グランデ・大内学さん|じんぶん堂
「書泉グランデ」書店員・大内学さん 書籍情報はこちら 『中世への旅 騎士と城 』の魅力 本の街・神保町に店を構える「書泉グランデ」は、1948年(昭和23年)創業の老舗書店。鉄道、アイドル、格闘技をはじめとした趣味人向けの専門性の高い書籍を網羅的に取り揃えている。 今回、重版されたのは『中世への旅 騎士と城 ... 続きを読む
世界17ヵ国で翻訳・出版の話題のバンド・デシネ『LA BOMBE 原爆』著者インタビュー【前篇】——広島への原爆投下までを克明に描く|じんぶん堂
じんぶん堂TOP 歴史・社会 世界17ヵ国で翻訳・出版の話題のバンド・デシネ『LA BOMBE 原爆』著者インタビュー【前篇】——広島への原爆投下までを克明に描く 1945年8月6日、広島に原子爆弾が投下された。原爆ドーム(当時は広島県産業奨励館)が激しく燃え上がる。 書籍情報はこちら 『LA BOMBE 原爆』(上下巻、脚本=デ... 続きを読む
特別公開:坂本龍一さん3万字インタビュー後編「この日本という国では『やめる』という決定を誰もできない。撤退ができない国なんです」|じんぶん堂
坂本龍一さん(2013年5月撮影) 撮影:榎本佳嗣 書籍情報はこちら 【前編はこちらから】特別公開:坂本龍一さん3万字インタビュー前編「音楽の大きなテーマは、亡くなった者を悼むということ」 震災のことは、一日も忘れたことはない ――東日本大震災からすこし時間が経って(インタビュー時は2013年)、社会が平熱に戻... 続きを読む
特別公開:坂本龍一さん3万字インタビュー前編「音楽の大きなテーマは、亡くなった者を悼むということ」|じんぶん堂
坂本龍一さん(2013年5月撮影) 撮影:榎本佳嗣 書籍情報はこちら バッハの「マタイ受難曲」を聴くと、まさに「音楽に救われる」という感じがする ――東日本大震災と原発事故はだれしもにとってたいへんショッキングなできごとだったと思います。坂本さんはどうお過ごしでしたか。 坂本龍一:うーん……、直後はやっぱり、... 続きを読む
「まさか」の本との出会い:『暴力のエスノグラフィー』の衝撃(前田健太郎さん・評)|じんぶん堂
『暴力のエスノグラフィー――産業化された屠殺と視界の政治』(明石書店)と原書『Every Twelve Seconds: Industrialized Slaughter and the Politics of Sight』(Yale University Press) 書籍情報はこちら 驚きの一冊 研究者として様々な本を読んでいると、時に「まさか」と思うような本に出会うことがある。それは、... 続きを読む
基地のある風景――小泉悠さん・評『世界の基地問題と沖縄』|じんぶん堂
千葉県松戸市六実(むつみ) 書籍情報はこちら のっけから私事で恐縮であるが、評者は千葉県松戸市のはずれにある六実(むつみ)地区で生まれた。海上自衛隊下総航空基地と陸上自衛隊松戸駐屯地のちょうど真ん中に位置し、頭上にはいつもP-3C哨戒機やAH-1S対戦車ヘリコプターが飛んでいるという土地である。さらに南東部... 続きを読む
読者が変えたベストセラー――『日本国紀』元版と文庫版を検証すると(後編)|じんぶん堂
『もう一つ上の日本史』と『日本国紀』単行本・文庫版 書籍情報はこちら 前回の続きです。 「前編」の最後で、私は、『もう一つ上の日本史』に対する『[新版]日本国紀』の反応を数え上げ、次のように書きました。 採用:300箇所以上 無視:100箇所以上 反論:50箇所以上 (……)(「採用」のカウントについては)助言の... 続きを読む
読者が変えたベストセラー――『日本国紀』元版と文庫版を検証すると(前編)|じんぶん堂
『もう一つ上の日本史』と『日本国紀』単行本・文庫版 書籍情報はこちら 2021年11月17日、百田尚樹著『[新版]日本国紀』(幻冬舎文庫)という本(全二冊)が出版されました。三年前に出た同著者による『日本国紀』という本の文庫版で、カバーや帯、版元の公式サイトには「当代一のストーリーテラーによる日本通史の決... 続きを読む
ナチズム研究の世界的権威が「断末魔の10カ月間」に迫る イアン・カーショー『ナチ・ドイツの終焉 1944-45』|じんぶん堂
ナチズム研究の世界的権威が、第三帝国末期の「断末魔の10カ月間」に迫る! イアン・カーショー著『ナチ・ドイツの終焉 1944-45』(宮下嶺夫訳・小原淳解説、白水社刊)は、学術性と物語性が融合した傑作巨編。 【地図9点、カラー口絵16頁収録】 書籍情報はこちら 【著者インタビュー動画:DAS ENDE von Ian Kershaw... 続きを読む
農業を守ろうとした農学が、満蒙開拓へと日本を突き動かした 藤原辰史さんが歴史を検証|じんぶん堂
藤原辰史さん。京都大学の研究室で 書籍情報はこちら 農本主義が日本の近代化を性格付けた ――『農の原理の史的研究』を1月末に出版されました。明治から昭和にかけて農学者たちを論じた内容ですが、キーワードである「農本主義」とはどんな考え方なのでしょうか? 農本主義という言葉をつくった日本の農学者、横井時敬... 続きを読む
「産業革命は黒人奴隷たちの血と汗の結晶である」 歴史学の常識を覆した研究者とは 川北稔さんが解説|じんぶん堂
iStock.com/vivalapenler 「周辺」から世界の歴史を見る 植民地など、「周辺」とされる地域から世界の歴史をみようとする立場は、いわゆる世界システム論をはじめとして、いまではそれほど珍しくはない。そうした見方は、学問的にも市民権を得ているといえる。しかし、ほんの半世紀まえには、そうした立場は、まともな学... 続きを読む
財政危機のギリシャで、反緊縮の経済学者が財務大臣に バルファキスが記した“現代のギリシャ戦記”|じんぶん堂
『黒い匣 密室の権力者たちが狂わせる世界の運命――元財相バルファキスが語る「ギリシャの春」鎮圧の深層』(明石書店) ヤニス・バルファキス 写真の人物をご存じですか? ギリシャの経済学者ヤニス・バルファキスです。彼がたった9日間で書き上げたという『父が娘に語る経済の話』(邦訳はダイヤモンド社)は、世界的... 続きを読む
「韓国がわかる!」つもりになる前に、読んでおきたい7冊 木村幹さん(リレー選書コラム・今こそ読みたい)|じんぶん堂
「これを読めば韓国がわかる、といったおすすめの本はありますか」 大学院入試も近づく今の時期、筆者の所には時々そんな問い合わせが寄せられる。そこで期待されるのは、筆者の専門に近い韓国の政治や歴史、さらには、歴史認識問題などについて、「これを読めば全てがわかる!」ような、わかりやすく、そしてそれにより... 続きを読む
松本卓也+東畑開人 “心の病気”の専門家が語る「わかる」ということ|じんぶん堂
写真:柳 裕子 「わかる」とは 東畑:こんばんは。まず僕の感想から始めたいと思います。『心の病気ってなんだろう?』では、「わかる」がテーマになっています。つまり、「精神疾患を持っている人の世界がわかる」のがテーマ。そこには、「わかることそのものがケアになる」という前提があります。 一般的には、心の治... 続きを読む