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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersケイ素を主とする分子による生命? - macroscope
【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたか、かならずしもしめしません。】 【この話題は、わたしにとって研究者としての専門ではありませんが、地学概論の授業であつかうという意味での専門のうちではあります。しかし残念ながら、この記事は専門家からの知識の提供といえる質に達していません。雑談とおもってくださ... 続きを読む
気候学(climatology)をめぐる個人的覚え書き - macroscope
【この記事はまだ書きかえることがあります。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - いま、わたしは自分の専門が何かの述べかたはなんとおりかあるが、そのうちひとつとして、「気候学」だと言うこともできる。【しかし、長いあいだ、そうではなかった。それはあとに述べるような事情による。】 いま、わたしは「気候学」は「気候に関する学問」という意味であり、それ以上の限定はされていないのだと言... 続きを読む
地球温暖化の直観的とらえにくさ - macroscope
地球温暖化という問題があることは多くの人が知っているが、それが社会のいろいろな問題のうちで重要だと考えている人はあまり多くないようだ。これは、いろいろな意味で無理もないことだと思う。まず、用語の問題がある。「地球温暖化」と表現すると、地球全体の温度が一様に上がることを想像しやすいが、想定されている上昇量、たとえば2℃は、人がローカル・短期間に感じる温度差としては大きくない。また寒冷化よりもよいこと... 続きを読む
いわゆる「化学物質過敏症」、鈍い意味と鋭い意味、学説過信 - macroscope
【この記事はまだ書きなおす可能性があり、その際に当初の形を残すことを約束いたしません。】「(多種類)化学物質過敏症」(英語ではmultiple chemical sensitivity、MCS)あるいは本態性環境不耐性症(idiopathic environmental intolerance、IEI)と呼ばれる病気について、ネット上で論争というよりもむしろ言い合いが起きている。内科医のNATRO... 続きを読む
十万年、百万年の桁の時間スケールを歌う人々が住む国 - macroscope
現代日本で、「君が代」は論争のたねとなる。論争はとくに、それを歌いたくない人に強制的に歌わせることについてのものだ。歌いたくない理由は、たいてい、この歌が、天皇に主権があるとされた明治憲法のもとでの国歌だったことによる。また、この曲が雅楽をもとに明治初期に新たに作曲されたものであり、近代の歌からも伝統的民謡からも孤立していて身近なものと感じにくいこともあるかもしれない。しかし、歌詞に注目してみると... 続きを読む
海洋鉄散布が実行されてしまった - macroscope
大気中の二酸化炭素などの増加による温暖化は意図しない気候改変だが、これを打ち消すために意図的な気候改変をするべきだという提案がある。英語では geoengineering と言われることが多いが climate engineeringとも言われる。日本語では「気候工学」で知られるようになってきた。これには、地球のエネルギー収支に干渉するものと炭素循環に干渉するものがある。炭素循環への干渉のうちに、... 続きを読む
「EM (有用微生物群)」と科学教育の問題 - macroscope
[8月12日の記事]に続く話題。スーパーサイエンスハイスクールの事例呼吸発電(breathingpower)さんによるtogetter「科学技術立国日本の未来を蝕むEM菌」http://togetter.com/li/377682 にまとめられているように、科学技術教育活動の中で、比嘉照夫氏の「EM (有用微生物群)」を扱い、前の記事で述べたような問題点のある比嘉氏の主張を受け売りしているものがけ... 続きを読む