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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersk16's note: 技術書をクラウドファンディングで出版してみた
あきみちさんから、「IPv6本を出すということで、クラウドファンディングで協賛を呼びかけよう」(原文ママ)というアイデアを聞いたのは、TwitterのDMのやり取りを読み返すと2016年11月23日のことだったらしい。 DMには時刻が表示されないので正確な時間はわからないけど、その後のやり取りがいつの間にか11月24日にな... 続きを読む
k16's note: 技術書のレビューの経験則
出版される前の本の内容は、通常は著者や編集者に代表される「制作サイド」の人間にしか読まれない。 専門性の高い本であれば査読とか監修といったプロセスを有識者にお願いすることはあるけど、そうしたお願いをするときには有償だったりカバーや袖に名前を出したりすることが多いので、これも「制作サイド」の一部とみなしていいだろう。 一方、 基本的に無償で、完成した書籍の献本と謝辞への掲載くらいを前提に、あくまでも... 続きを読む
k16's note: なぜ原稿をテキストで書かなければいけないのか
これは 編集とライティングにまつわるアレコレ Advent Calendar 2017 の23日めの記事です。 原稿をどういう形式で書くべきなのか、という質問をときどき受けます。 一瞬だけ悩むけど、だいたい答えはこうなります。 「なんでもいいけど、できればテキストで」 今日は、この答えの背景を話します。 まずは「なんでもいい」の部分から。 原稿の形式はなんでもいい 出版社や編集者によっては細かく原... 続きを読む
k16's note: 英語圏のIT系技術書ブランドについての雑感
この記事は pyspa Advent Calendar 2017 の6日めのために書きましたが、アマゾンアソシエイト目的です。 『退屈なことはPythonにやらせよう』が出た 2017年にブレイクしたPythonの本といえば、オライリー・ジャパンから発行された『退屈なことはPythonにやらせよう』ですよね。 実はこの本、そのむかし、自分でも翻訳発行をひそかに検討していたのです。 当時の翻訳者候補... 続きを読む
k16's note: LLイベント2017の「第2プログラミング言語鑑定団」で鹿野が話したことまとめ
プログラミング好きにもいろいろあって、仕事で使ってる道具をもっと知りたいという人もいれば、自分が使ったことない道具の話を知りたいという人もいれば、道具はなんでもいいから面白い話がしたいという人もいます。 久しぶりに参加したLLイベントは、そんな多様なプログラミング好きが「 全員がアウェーな立場 」で交流するという、貴重で面白い機会でした。 実際、「LL」の1つめのLには去年までは「 Lightwe... 続きを読む
k16's note: 編集というサービスの内容(技術書編)
技術書の編集者が原稿に対して何を提供するものなのか、整理してみた。順番には意味があります。 原稿をDTP担当者が作業できるデータにする 誤字脱字、非標準的な表記を直す 表記を統一する 文法の間違い、不適切な言い回しを直す 構成の不備、内容の間違いを指摘する 構成の不備、内容の間違いを直す 冗長な内容、文脈から外れる記述を欄外に追い出したり、段落構成を手直ししたりする 段落や文を、文脈に合わせた相に... 続きを読む
k16's note: Markdown原稿をGitHubで管理して本にする仕組みが出版社で導入されないわけ
これ、FAQっぽいんで、ちょっと私見を書いておこうと思います。 とくに技術書に関しては、 Markdownで原稿を書きたい とか、 修正はPull Requestでもらえると楽 とか、そういう便利な世界を知っている人たちが執筆者なので、 「MS Wordで書いてもらった原稿を、こちらでDTPの担当者に組版してもらいます。修正は紙に赤字か、PDFをメールで送るので、そこにコメントを入れてください」と... 続きを読む
k16's note: Markdown原稿をGitHubで管理して本にする仕組みが出版社で導入されないわけ
これ、FAQっぽいんで、ちょっと私見を書いておこうと思います。 とくに技術書に関しては、 Markdownで原稿を書きたい とか、 修正はPull Requestでもらえると楽 とか、そういう便利な世界を知っている人たちが執筆者なので、 「MS Wordで書いてもらった原稿を、こちらでDTPの担当者に組版してもらいます。修正は紙に赤字か、PDFをメールで送るので、そこにコメントを入れてください」と... 続きを読む
k16's note: 職務経歴書
2015/09/01 職務経歴書 いろいろあって職務経歴書を作成してみることにしました。お便りお待ちしています! 要約すると 理工系出版社の開発部という部署で約13年間半、主にコンピュータネットワークとプログラミングの本を企画し、制作してきました(「企画制作に携わった主なコンテンツ」および「企画者として公式に社内に名前が出ている、かつ、制作でも中心だった書籍の一覧」を参照)。 特にTCP/IP関連... 続きを読む
k16's note: Re:VIEWで売り物の本を作ってみた(InDesign抜き)
2015/06/28 Re:VIEWで売り物の本を作ってみた(InDesign抜き) 本を作って出版する仕事をしています。 今回、はじめてRe:VIEWを実際の仕事に使ってみたので、忘れないうちに感想とメモを殴り書きしておきます。 ちなみに、作ったのは『エクストリームプログラミング』という本です。 公式サイトのREADMEに「an easy-to-use digital publishing sy... 続きを読む
k16's note: Re:VIEWで売り物の本を作ってみた(InDesign抜き)
2015/06/28 Re:VIEWで売り物の本を作ってみた(InDesign抜き) 本を作って出版する仕事をしています。 今回、はじめてRe:VIEWを実際の仕事に使ってみたので、忘れないうちに感想とメモを殴り書きしておきます。 ちなみに、作ったのは『エクストリームプログラミング』という本です。 公式サイトのREADMEに「an easy-to-use digital publishing sy... 続きを読む