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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「コ・クリエーションする未来」の講演資料を公開 - Think Social Blog
11月1日にOpenCUの主催で「コ・クリエーションする未来 〜「共同デザインの面白さ」を体感するワークショップ〜」というワークショップの講師をつとめさせていただきました。 ▲ ワークショップでの2人1組での相互インタビューの様子 今回は、そのときに使った講演資料を公開させていただきます。 コ・クリエーションする未来 〜「共同デザインの面白さ」を体感するワークショップ〜 from Hiroki T... 続きを読む
そろそろ「エクスペリエンス」について思い込みを捨てて考え直してみないと - Think Social Blog
先日、開催させていただいた「オブザベーション・ワークショップ」の終了後、参加者の1人と「ユーザーエクスペリエンス(UX)」に関する話をしました。 その際、僕の方からお話ししたのは「経験について考える際に、なんでもかんでもUXという形でUをつけて考えてしまう見方はそもそも人を馬鹿にしていると思う」ということでした。 もちろん、僕自身、人がユーザーとしてプロダクトやサービスを利用する際の体験をよりよい... 続きを読む
イノベーション創出を目的としたプロジェクトを設計するための3つの要素 - Think Social Blog
いま存在しない未来を自分たちの力でつくりあげようとする際、最も障害となるのはさまざまな外的な要因ではなく、実は、自分たち自身が無意識のうちにつくりあげてしまっている世界観=メンタルモデルだったりします。 とりたててARなどの仮想現実の技術を使わずとも、私たちは普段から抽象化というメガネをかけて本当の世界とは異なる世界像を見ています。そのメガネを通してみた世界観が個々人それぞれがもつモノの見方である... 続きを読む
未来をつくる方法の1つとしてのデザイン思考 - Think Social Blog
昨日(7月23日)、某会社で「デザイン思考」を中心的なテーマとした講演をする機会をいただきました。 このブログでもいつも述べているとおり、イノベーションの方法としてのデザイン思考という観点でお話をさせていただきましたが、今回は、なぜいま「デザイン思考」や「イノベーション」が求められているのか?という点を、世界的な「未来志向」の高まりという観点から考え、お話させていただきました。 講演資料「デザイン... 続きを読む
イノベーションにつながるアイデアの3つの条件 - Think Social Blog
イノベーションにつながる新しいアイデアを生み出そうとする際に、障害となるものが2つあります。 「マーケティング主導」と「技術主導」への偏りがそれです。 いずれも新しいアイデアを創出し、実現していく上では欠かせないものなのですが、そのいずれかに偏ってしまうとアイデアの可能性を狭めたり、アイデアそのものを凡庸なものにしてしまいがちです。 マーケティングと技術は、昔からよく対立するものといわれていますが... 続きを読む
スケッチしながらユーザー体験を考える - Think Social Blog
「作りながら考える」。これはデザイン思考でアイデアを創出する際の基本姿勢です。 ですが、基本姿勢だからといって、それが実践できているかというと、どうでしょう? 皆さんはちゃんと実際に「作りながら考える」ことをしているでしょうか? 言葉で考え、言葉でアイデアを伝えるのではなく、イラストや簡単なプロトタイプを作成することで視覚的に具体的にアイデアを考え、それを他人に伝えるようにすること。それがなければ... 続きを読む
メンタルモデルと観察 - Think Social Blog
6月9日の「未来のユーザー要求を創出する方法としてのデザイン思考」というタイトルで、「観察(オブザベーション)」をメインテーマにしたデザイン思考ワークショップの講師をしてきました。 あいにくの雨の中、40人の方にご参加いただき、1時間の講義のあと、実際に「行動観察」のワークをやっていただきました。実際にやってみる前はなぜ観察するのか? 腑に落ちなかった方も含めて、参加いただいた方がそれぞれ何らかの... 続きを読む
メンタルモデルの構築がデザイン思考によるイノベーションに必要な3つの理由 - Think Social Blog
『デザイン思考と経営戦略』の中で、奥出直人さんは、「メンタルモデルの構築以外に次世代の商品やサービスを作る方法はないといってもよいくらいだ」と書いています。 奥出さんは、アンケート調査やFGIなどの「ユーザーの意見を聞く」形の消費者調査を行ないつつも、最終的にはアイデアマンが生み出す斬新なコンセプトに頼る従来の一般的な商品開発の方法を打開するものとして、民族誌的手法を挙げます。民族誌調査(エスノグ... 続きを読む
人間中心のイノベーションで大事なのは態度やマインドではなく具体的作業 - Think Social Blog
テリー・ウィノグラードは自身が編集にも関わった『ソフトウェアの達人たち―認知科学からのアプローチ』 という本の中で「デザインとは生来ぐちゃぐちゃしたもので、クリエイティブな問題解決を含みつつも、それを超えたところにあるのだ」と書いています。 最近ようやく日本語における「デザイン」という言葉も、単なる見かけやスタイルをどうこうする作業やその結果を指すものではなく、創造的な問題解決を行なう作業であり、... 続きを読む
○○することで、その人は本当は何をしたいのか? - Think Social Blog
デザイン思考では、人びとに認められる革新的なサービスを生み出すために、「人間中心」の視点に立ち、人びとが行なっている事柄を詳細に観察(オブザベーション)することで潜在的なニーズを発見していきます。人びとが現在行なっている事柄を理解することを通じて、「○○することで、その人は本当は何をしたいのか?」と考えることで、本人も気づいていない隠れたニーズを発見し、革新的なプロダクトやサービスを生み出すための... 続きを読む
「人間中心」だからこそイノベーションにつながるアイデアは浮かんでくる - Think Social Blog
なんとなく最近、自分自身のなかで"人間中心"に思考するということがこれまで以上にしっくりくるようになってきたのを感じています。 なぜ"しっくりくるようになってきた"ように感じるかというと、そうやって考えたほうがイノベーションにつながりそうなアイデアを発想しやすいことに気づいたからです。 "人間中心"、特に「ユーザーにとって解決すべき課題は何か?」という問いにこだわり、そのことを中心に思考を深め、展... 続きを読む
デザイン思考の使い方を間違えないために... - Think Social Blog
本日発売された奥出直人さんの『デザイン思考と経営戦略』をさっそく手に入れました。 前作の『デザイン思考の道具箱』も大変おもしろい本で、私自身、デザイン思考を身に付け、デザイン思考というものについて考え、実践していくためにとても参考にさせていただいた一冊でした。 デザイン思考は方法であって、創造性を生み出す仕組みではない そんなこともあって今回の新著も発売の情報を知ると同時に楽しみにしており、今朝さ... 続きを読む
コミュニティ中心のデザインが求められる参加型社会 - Think Social Blog
いま起こっている変化の大きな特徴のひとつは、デザインを行なう上での単位の変化だと僕は考えています。 従来のように個人を単位としてパーソナルな製品を企画・設計するのではなく、コミュニティをひとつの単位としてデザインを行っていくことが求められるようになってきているように感じています。コミュニティは、言い換えるとネットワークでもいいと思います(ただし、生き残りを考えるとネットワークではすこし弱い気もしま... 続きを読む
巨大な豚に口紅を塗ることがUXをデザインすることではない - Think Social Blog
"A Call to Action Regarding Healthcare"と題して、医療サービスにおけるユーザー体験をデザインの視点からどのように変革することができるかが考察されたUX Magazineの記事で、次のような興味深いグラフが紹介されていました。 (参照元:A Call to Action Regarding Healthcare | UX Magazine) 記事によると、このグ... 続きを読む
「顧客の旅」という視点から包括的にデザインを行なう - Think Social Blog
カスタマージャーニーマップやサービスブループリントといったサービスデザインで用いられる、サービスを利用する顧客の旅の道程を図式化することで、顧客がどのタッチポイントでどんな体験をし、どんな感情になるのかを把握する方法は、狭義のサービスデザイン分野におさまらず、顧客の体験価値をいかに高め、ブランドへの信頼や愛着などの絆をより強いものにするかというブランディングの視点からも重要性を高めているように思い... 続きを読む