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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users2021年:映画ベスト10&ワースト5 - THE★映画日記
感想記事を書いた映画については感想記事へのリンクを貼ってます。『ドント・ルック・アップ』と『ラストナイト・イン・ソーホー』の感想記事もそのうち書く。 1位:フリー・ガイ 2位:モーリタニアン 黒塗りの記録 3位:ラストナイト・イン・ソーホー 4位:クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園 5位:クーリ... 続きを読む
『TENET テネット』:設定や構成が難しいのは置いておいて、人間ドラマやテーマが描けていない - THE★映画日記
コロナ禍による大作映画の公開延期と『TENET テネット』公開前の盛り上げということが重なって、2020年は7月からノーランの過去作品のIMAX上映が続いた。 もともと自分のなかの生涯ベスト級作品であった『ダークナイト』はIMAXで観てみるとこれまでとは全然違った奥行きが感じられて驚いたし、『ダンケルク』も時間... 続きを読む
『ブックスマート:卒業前夜のパーティーデビュー』:「誰も傷つけない笑い」が排除するもの - THE★映画日記
カリフォルニアのハイスクールに通うモリー(ビーニー・フェルドスタイン)とエイミー(ケイトリン・ディーヴァー)は、良い大学に進学するために遊びには目もくれずに勉強に明け暮れていた。その甲斐もあってモリーはイェール大学への進学が決定していたし、エイミーもボツワナにボランティア(現地の女性のためのタン... 続きを読む
価値づけとしての批評と、その楽しさ(読書メモ:『批評について:芸術批評の哲学』) - THE★映画日記
批評について: 芸術批評の哲学 作者:キャロル,ノエル 発売日: 2017/12/01 メディア: 単行本 『批評について:芸術批評の哲学』は2年ほど前に図書館で借りて読んではいたが、今年になってからこうして映画ブログをはじめて「批評」活動をはじめたということもあって、改めて読み返してみた。 まず、重要だと思うところを... 続きを読む
「普通の人でいいのに!」:"繊細さ"と被害者意識と文学性 - THE★映画日記
comic-days.com 数週間前に、話題になった作品だ。批判意見や拒否反応も多い一方で、「共感できた」とか「実際に東京にいそうな人物をリアルに描けている」という肯定意見もちらほらと見かける。 わたしが最初に流し読みしたときには、あまりに赤裸々な内容から、逆に「主人公のような女性には本心では共感していない、... 続きを読む
『プロメア』:寒々しさが付きまとう“熱血”アニメ映画 - THE★映画日記
プロメア 発売日: 2020/05/24 メディア: Prime Video 突然変異して身体から炎を発火して操れるようになった新人類「バーニッシュ」の登場により人口の半分が亡くなる事件が起こってから30年後、バーニッシュへの対策が行われて文明がやや発展した世界における近未来都市、プロメポリスが舞台の物語。主人公のガロは、バ... 続きを読む
ポリコレは物語の質を上げて多様性を確保する…のか? - THE★映画日記
theeigadiary.hatenablog.com theeigadiary.hatenablog.com 以前にも似たようなことを書いているが、改めて。今回は特に長い。 ●まえおき ネットでは「創作物とポリコレ」とか「表現規制とポリコレ」という話題は定期的に盛り上がる。それも、数ヶ月に一度どころか一ヶ月に一度くらいのペースだ。一週間に一度くらいかも... 続きを読む
Netflix(US)的価値観が良いことなのか? - THE★映画日記
ポジティブ病の国、アメリカ 作者:バーバラ・エーレンライク 発売日: 2010/04/10 メディア: ハードカバー このブログをはじめてから「あの映画はポリコレ要素のせいでマイナスになった」「この映画はフェミニズムの主張が強すぎてつまらない」ということばっかり書いているような気がするが、私自身の一応のスタンスとし... 続きを読む
「虐げられた女性同士が連帯して男性社会に復讐する映画」を私が苦手とする理由 - THE★映画日記
お嬢さん(字幕版) 発売日: 2017/08/21 メディア: Prime Video タイトル通り、「虐げられた女性同士が連帯して男性社会に復讐する映画」というものが世の中にはいくつか存在しており、私はそれが苦手だ。その理由は、端的に言ってしまうと、私が男性であり復讐する側の女性にあまり共感できず復讐される側の男性に同情し... 続きを読む