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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users紀伊國屋書店スタッフによる書評的空間 : 『江戸の読書会』前田勉(平凡社)
→bookwebで購入 「近世にあった「創造的な場」」 『ジェイン・オースティンの読書会』みたいなものを連想すると、大分ちがうようだが、江戸時代の日本にも「読書会」があったらしい。『江戸の読書会』という書名をはじめて見たとき、山田風太郎の小説『エドの舞踏会』を思い出した。これは風太郎の「明治もの」に属する作品で、明治の元勲の夫人たちがみな芸者上がりというところに目をつけて、鹿鳴館華やかなりし頃の近... 続きを読む
文芸評論家・加藤弘一の書評ブログ : 『韓国が漢字を復活できない理由』 豊田有恒 (祥伝社新書)
→bookwebで購入 親韓派による韓国の漢字廃止批判である。 豊田有恒氏は『宇宙戦艦ヤマト』の設定者として有名だが、ヤマトタケルを主人公にしたヒロイック・ファンタジーを手がけたあたりから日本の古代史や朝鮮半島の歴史に関心を広げ、そちらの方面の著作が多くなった。軍事政権という暗いイメージしかなかった1970年代から韓国を50回以上も訪れ、学ぶ人がまだあまりいなかった韓国語をマスターして交友関係を広... 続きを読む
Kindleストアを使って感じた電子書籍界隈の雑感と今後の競争激化が予想されるBookWebとの比較メモ等 - もとまか日記
先日、突如リリースされてワクワクバタバタしてしまったKindleストアの件。 日本のKindleストアがオープンしてたので早速電子書籍を購入してみたら少々困ったことになった件iOSのKindleアプリをバージョンアップしたら日本のKindleストアと同期出来ました 結果的に、アプリのバージョンが古くて未対応だった、というオチでした。Mac版のKindleアプリも同様かな?と思ってるのでバージョンア... 続きを読む
東京工科大学 非常勤講師・高原基彰の書評ブログ : 『愛国心―国家・国民・教育をめぐって』市川昭午(学術出版会 日本図書センター〔発売〕 )
→bookwebで購入 「「愛国心」をめぐる議論の網羅的な整理」 本書は、教育学の碩学により、「愛国心」をめぐる社会理論、現実政治の動向、および教育を中心としたその制度の来歴など、極めて広範な論点を網羅しつつ書かれた大部の著作である。 とりわけ、しばしば忘却されてしまいがちな、歴史的な文脈性、語義的な定義、また法制度におけるその取扱いにまつわる丁寧な記述が続く。 こうした記述と整理により、若い世代... 続きを読む
紀伊国屋、ソニー、パナソニック、楽天が電子書籍の相互接続環境を実現へ
紀伊国屋、ソニー、パナソニック、楽天の四社が「電子書籍の利便性向上に向けて、共同で取り組むことに合意」しました。具体的には、各社間で電子書籍端末と電子書籍ストアを相互に接続できる環境を、2011年後半に実現することを目指します。あらためて顔ぶれを見ると、マルチプラットに対応した電子書籍サービス Kinoppy / BookWeb を展開する紀伊国屋、電子書籍端末 Reader と専用ストア Rea... 続きを読む