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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users気候変動から地球空洞説まで、巨大な「地球」をテーマにしたことで作家の味が色濃く滲み出た極上のSFアンソロジー──『地球へのSF』 - 基本読書
地球へのSF (ハヤカワ文庫JA) 早川書房Amazonこの『地球へのSF』は、日本SF作家クラブ(SFやファンタジイに関係する人々が集まっている業界団体)編による書き下ろしアンソロジーの第四弾。第一弾は感染症をテーマにした『ポストコロナのSF』、第二弾は近未来テーマの『2084年のSF』。第三弾は『AIとSF』ときてこの第四... 続きを読む
時間から猫テーマまで中華SFの粋が集められた、今年ベスト級のSFアンソロジー──『宇宙の果ての本屋』 - 基本読書
宇宙の果ての本屋 現代中華SF傑作選 作者:顧適,何夕,韓松,宝樹,陸秋槎,陳楸帆,王晋康,王侃瑜,程婧波,梁清散,万象峰年,譚楷,趙海虹,昼温,江波新紀元社Amazonこの『宇宙の果ての本屋』は、日本における中華SF翻訳・紹介の立役者立原透耶編集による中華SF傑作選になる。2020年にも同じ新紀元社から『時のきざはし』とい... 続きを読む
『皆勤の徒』の著者最新作にして、今年いちばんおもしろかった傑作SF長篇──『奏で手のヌフレツン』 - 基本読書
奏で手のヌフレツン 作者:酉島 伝法河出書房新社Amazon酉島伝法はデビュー作の連作短篇集『皆勤の徒』と第一長篇『宿借りの星』が共に日本SF大賞を獲得と、寡作ながらもその作品は常に高い評価を受けてきた。 そんな酉島伝法による最新作『奏で手のヌフレツン』は2014年にSFアンソロジー『NOVA』に載った同名短篇の長篇... 続きを読む
移民から気候変動までギリシャの問題が色濃く反映された、傑作ぞろいのSFアンソロジー──『ギリシャSF傑作選 ノヴァ・ヘラス』 - 基本読書
ギリシャSF傑作選 ノヴァ・ヘラス (竹書房文庫 ば 3-1) 作者:ヴァッソ・クリストウ竹書房Amazonこの『ギリシャSF傑作選』はその名のとおり、ギリシャのSF短篇が集められたアンソロジーである。版元は竹書房。流れ的にはイスラエルSF傑作選『シオンズ・フィクション』が2020年に同じく竹書房から刊行されたが、これが邦訳... 続きを読む
新型コロナ後の世界はどうなるのか? 数年後から数千年後まで、様々な形で描き出すSFアンソロジー──『ポストコロナのSF』 - 基本読書
ポストコロナのSF (ハヤカワ文庫 JA ニ 3-6) 発売日: 2021/04/14メディア: 文庫この『ポストコロナのSF』は、日本SF作家クラブ編集による、アフターコロナの世界を想像するSFアンソロジー。書き手には、『ゲームの王国』で注目を浴びた小川哲、芥川賞を受賞したばかりの高山羽根子、近現代ものを現実の科学と絡めて書か... 続きを読む
奇妙で奇天烈、詩情とヴィジョンに支えられた快作揃いのSFアンソロジー──『Genesis 一万年の午後』 - 基本読書
Genesis 一万年の午後 (創元日本SFアンソロジー) (創元日本SFアンソロジー 1) 作者: 堀晃ほか出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2018/12/20メディア: 単行本この商品を含むブログを見るSFアンソロジーは『NOVA 2019年春号』が出たばかりだが、今度は東京創元社から創元のNOVAと言われていた『Genesi... 続きを読む
最強メンバーを揃えて帰ってきたSFアンソロジー──『NOVA 2019年春号』 - 基本読書
NOVA 2019年春号 (河出文庫 お 20-13) 作者: 大森望出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2018/12/05メディア: 文庫この商品を含むブログを見る良質なSF短篇を世に送り出してきたSFアンソロジー『NOVA』は全10巻及び『NOVA+』以後、刊行が途絶えていたが、今回『NOVA 2019年春号』として帰ってきた。編集後記で大森... 続きを読む