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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users全ての報道機関が問われているもの――「記者逮捕」を考える〈下〉 - 高田昌幸|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
北海道新聞旭川報道部の記者が取材中に逮捕された。この事件は、取材と報道の在り方全体にも大きな問題を投げかけている。3回にわたった連載の最終回は、個別の事件を離れ、報道機関全体が考えるべき諸点を整理した。 連載の〈上〉はこちら、〈中〉はこちら。 取材倫理基準を示したガイドラインを 国立大学法人・旭川医... 続きを読む
市民の知る権利に応えてこその「報道の自由」――「記者逮捕」を考える〈中〉 - 高田昌幸|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
北海道新聞社旭川支社報道部の新人記者が、取材中に逮捕された。事件そのものはまだ捜査中だが、この問題は「取材・報道の自由」「逮捕時における容疑者の実名報道」といった問題をはらんでいる。メディア環境が激変し、ジャーナリズムも大いなる変容を迫られている現在、事件は社会と報道界に何を問い掛けているのか。 ... 続きを読む
北海道新聞が速やかに果たすべき説明責任とは――「記者逮捕」を考える〈上〉 - 高田昌幸|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
北海道新聞社旭川支社報道部の記者(22)が、旭川医科大学の学長選考会議を取材中に無断で学内の建物に入ったとして、建造物侵入容疑の現行犯で逮捕される事件があった。入社間もない試用期間中の記者が、指示に従って建物内に入った結果、逮捕に至ったとみられている。取材活動によって報道機関の記者が逮捕された例は... 続きを読む
「オフレコ懇談会」を問い直す~菅首相と官邸記者の「パンケーキ朝食会」を機に - 高田昌幸|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
依然として「権力とメディア」の関係が問われ続けている。菅義偉政権の誕生後も、それは変わっていない。首相と番記者による「オフレコ懇談」は、その象徴だ。すでにあちこちで論評されているが、実際にはどんなことが生じているのか。過去の事例とも比較しながら考えたい。 16社が参加、3社が欠席した「パンケーキ懇談... 続きを読む
「権力者と同じ思考」で働く政治記者たち~菅政権発足の新聞報道を見て - 高田昌幸|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
「令和おじさん」と持ち上げられた菅義偉氏が首相に就任し、菅内閣が発足した。 それに関する報道は、マスコミの長き“伝統”に則ったスタイルだった。人事や派閥の意向などによって、何か新しい大きなことが起きるかのような報道である。そして、新政権が発足すると、“新聞の伝統様式”に従って新閣僚の顔ぶれが似顔絵付き... 続きを読む
「リーク」とは何か~当局はジャーナリズムを使って情報操作する - 高田昌幸|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
黒川弘務・東京高検検事長=辞職=と新聞記者らが賭けマージャンを繰り返していたことに関連し、引き続き「権力と報道」の関係を整理したい。 前回の拙稿『黒川検事長と賭け麻雀をした記者は今からでも記事を書け』では、権力監視こそがジャーナリズムの本務であるから、大意、それを抜きにして「密着の是非」のみを問う... 続きを読む
ニュースの現場で考えること : 「自由報道協会賞」の「辞退」について
福島の人々はいま、何を考えているのか。心のひだに分け入った、インタビュー集「@Fukushima 私たちの望むものは」(産学社)が発売になりました。このブログはジャーナリストの高田昌幸が開設しています。自由報道協会が「自由報道協会賞」というアワードを設け、私が編者になった「@Fukushima 私たちの望むものは」が同賞の中の部門賞「3・11章」に他薦でノミネートされた。このような地味な書籍に着目... 続きを読む