はてブログ

はてなブックマーク新着エントリーの過去ログサイトです。



タグ 長篇

新着順 人気順 5 users 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users
 
(1 - 11 / 11件)
 

第11回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作にして、刺さる人にはこれ以上なく深く刺さる物語──『ここはすべての夜明けまえ』 - 基本読書

2024/03/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 462 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 間宮 物語 基本読書 作者 特別賞

ここはすべての夜明けまえ 作者:間宮 改衣早川書房Amazonこの『ここはすべての夜明けまえ』は、第11回ハヤカワSFコンテストの特別賞を受賞したSF中篇(もしくは短めの長篇といえるかぐらい)だ。特別賞は長さが短めだったり一点突破の魅力があったりで受賞する作品が多いが(たとえば過去事例で代表的なのといえば草野原々... 続きを読む

『皆勤の徒』の著者最新作にして、今年いちばんおもしろかった傑作SF長篇──『奏で手のヌフレツン』 - 基本読書

2023/12/12 このエントリーをはてなブックマークに追加 142 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 宿借り 皆勤 NOVA 酉島伝法 SFアンソロジー

奏で手のヌフレツン 作者:酉島 伝法河出書房新社Amazon酉島伝法はデビュー作の連作短篇集『皆勤の徒』と第一長篇『宿借りの星』が共に日本SF大賞を獲得と、寡作ながらもその作品は常に高い評価を受けてきた。 そんな酉島伝法による最新作『奏で手のヌフレツン』は2014年にSFアンソロジー『NOVA』に載った同名短篇の長篇... 続きを読む

戯言シリーズ、正統続篇は不安を消して、期待を超えてくるおもしろさだ!──『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』 - 基本読書

2023/02/10 このエントリーをはてなブックマークに追加 36 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 青色サヴァン 戯言 戯言遣い 西尾維新 クビキリサイクル

キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘 (講談社ノベルス) 作者:西尾維新講談社Amazonこの『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』は『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』から始まる西尾維新の代表作《戯言》シリーズの正統的な続篇、そして長篇である。主人公は表紙にばっちり描かれてい... 続きを読む

『三体』の劉慈欣による本邦初の短篇集、劉慈欣は長篇だけでなく短篇もおもしろい!──『円』 - 基本読書

2021/12/03 このエントリーをはてなブックマークに追加 18 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 訳者 劉慈欣 セレクション 本邦初 意図

円 劉慈欣短篇集 作者:劉 慈欣早川書房Amazonこの『円 劉慈欣短篇集』は、『三体』の著者劉慈欣による本邦初の短篇集である。中国での短篇集の翻訳かと思ったら、作品選択は原著者側によるもので、どのような意図があるのか訳者にもわかっていないらしい。ただそれで謎のセレクションになっているかといえばそうでもな... 続きを読む

SF作家の樋口恭介さんが『チェンソーマン』を読む→巻が進むにつれ「は!?!?!?」しか言えなくなる - Togetter

2021/03/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 11 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip Togetter 散文 rrr_kgknk 樋口恭介 早川書房

樋口恭介:『構造素子』『すべて名もなき未来』発売中 @rrr_kgknk SF作家、会社員。単著に長篇『構造素子』(早川書房)、評論集『すべて名もなき未来』(晶文社)。その他文芸誌等で散文の執筆。会社員としてはコンサル会社でマネージャーをしていますが、最近はAnon Inc.というスタートアップ企業でCSFO(Chief Sci-Fi Offi... 続きを読む

不死を得た世界に、新たな神が現れる。フランス作家による未来への警告──『透明性』 - 基本読書

2020/10/16 このエントリーをはてなブックマークに追加 18 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 警告 フランス作家 基本読書 不死 未来

透明性 作者:マルク・デュガン発売日: 2020/10/15メディア: 単行本この『透明性』は、セネガル生まれのフランス人作家マルク・デュガンによる長篇小説である。本書が長篇のフィクションとしては本邦初紹介作となるが、これまで13作の小説を刊行していて、映画監督やジャーナリストとしても活躍する、フランスでは名声の... 続きを読む

デビュー40周年をむかえ、なおあらたな領域を開拓し続ける作家・神林長平──『先をゆくもの達』 - 基本読書

2019/09/03 このエントリーをはてなブックマークに追加 26 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 神林長平 執念 単行本 領域 作者

先をゆくもの達 作者: 神林長平出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/08/20メディア: 単行本この商品を含むブログを見る『先をゆくもの達』は、SFマガジンの連載の単行本であり、同時に今年(2019年)デビュー40周年を迎えた神林長平が「この先へ」向かうための宣言ともとれるような、執念の長篇である。読んでいて... 続きを読む

イーガンの最良の部分が詰まった傑作SF短篇集──『ビット・プレイヤー』 - 基本読書

2019/04/03 このエントリーをはてなブックマークに追加 42 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip イーガン シルト 梯子 山岸真 ハヤカワ文庫SF

ビット・プレイヤー (ハヤカワ文庫SF) 作者: グレッグイーガン,山岸真,Rey.Hori出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/03/20メディア: 文庫この商品を含むブログを見るイーガンの最新邦訳短篇集である! イーガンは最近は『シルトの梯子』やら〈直交〉三部作やら、長篇の刊行が続いていたので、短篇集の刊行としては複... 続きを読む

意識と知性を問い続ける、ピーター・ワッツ入門に最適な短篇集──『巨星』 - 基本読書

2019/03/21 このエントリーをはてなブックマークに追加 36 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 知性 巨星 高島雄哉 短篇集 基本読書

巨星 ピーター・ワッツ傑作選 (創元SF文庫) 作者: ピーター・ワッツ,緒賀岳志,高島雄哉,嶋田洋一出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2019/03/20メディア: 文庫この商品を含むブログを見るピーター・ワッツは『ブラインドサイト』や『エコープラクシア』といった長篇で、異種知性との遭遇、人類以外と人類の「知性」や「... 続きを読む

ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作の、植物都市SF──『コルヌトピア』 - 基本読書

2017/12/12 このエントリーをはてなブックマークに追加 24 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 一作 早川書房 本書 単行本 欠点

2017 - 12 - 13 ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作の、植物都市SF──『コルヌトピア』 SF コルヌトピア 作者: 津久井五月 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2017/11/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 本書『コルヌトピア』は第五回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作二作の内の一作。180ページあまりの短めの長篇で、欠点といえるようなものも挙げられるけれど... 続きを読む

『My Humanity』日本SF大賞受賞 人生の10年、SFと向き合うということ|日本SF大賞受賞『My Humanity』|長谷敏司|cakes(ケイクス)

2015/03/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 41 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip BEATLESS 長谷敏司 ケイクス cakes 執筆動機

『あなたのための物語』『BEATLESS』などの長篇で、現代日本SF最注目の作家・長谷敏司氏。このたび全4篇収録の短篇集『My Humanity』で、藤井太洋氏『オービタル・クラウド』とならんで第35回日本SF大賞を受賞しました。長谷氏が29歳から39歳までの10年間に書かれた4篇の執筆動機を詳細に明かすことで、「SFを書く」という人生について語ります。 『My Humanity』ハヤカワ文庫JA... 続きを読む

 
(1 - 11 / 11件)