世界経済：まやかしの通貨戦争

2013/02/17 58 users 世界経済 高官 モスクワ 銃弾 会合

（英エコノミスト誌　2013年2月16日号） 世界は日本と米国の金融政策の積極性を歓迎すべきだ。 2月15～16日にモスクワで開かれたG20財務相・中央銀行総裁会議では、通貨安競争が最大のテーマとなった〔AFPBB News〕 世界の経済大国の高官は戦争を回避するという使命を担い、2月15～16日にモスクワで会合を開いた。回避しようとしていたのは、爆弾や銃弾を使用する戦争ではなく、「通貨戦争」だ。... 続きを読む

サヨナラ、円とウォン　「通貨戦争」敗者の筆頭　　：日本経済新聞

2013/02/13 150 users さよなら 敗者 ウォン Forbes.com 筆頭

（2013年２月９日　Forbes.com） 市場は想定よりも早く、安倍首相主導の通貨膨張が始まるとみている（辞職表明の記者会見を終え、会場を立ち去る日銀の白川総裁。２月５日、日銀本店)　 通貨戦争の可能性が取り沙汰される中、筆者を含む専門家からは敗者となりそうな国の名を挙げている。多くの場合、リストの筆頭にくるのは、日本円と韓国ウォンだ。だが勝者となりそうな国についてはあまり聞かれない。通貨市場... 続きを読む

日本は企業が抱える現金の山を活用せよ 利益より人を優先すれば、道は開ける

2013/02/06 69 users 利益 企業 火蓋 日本 ハイパーインフレ

（2013年2月6日付 英フィナンシャル・タイムズ紙） 「アベノミクス」は日本経済を一変させるか？〔AFPBB News〕 日本の新首相の安倍晋三氏は、日本経済を20年にわたる倦怠から救い出すだろうか？　それとも「アベノミクス」は通貨戦争の火蓋を切り、日本をハイパーインフレによる崩壊へ近づけてしまったのだろうか？ 妥当な答えは、「どちらでもない」というものだろう。リスクは、安倍政権の政策がどちらの... 続きを読む

通貨戦争では考えにくい「良心的参戦拒否」

2013/02/04 75 users 国々 英フィナンシャル ほか 自国通貨 直近

（2013年2月2／3日付 英フィナンシャル・タイムズ紙） 中国や米国といった国々が自国通貨の為替レートを操作するのはなぜなのか？ 答えは簡単。操作することができるからだ。 では、そのほかの国々が「通貨戦争」だと大騒ぎし、為替操作についてひどく不平を言うのはなぜなのか？ それは、為替を操作することができないからだ。 直近の「通貨戦争」の戦場を見渡す際には、この点をちゃんと頭に置いておく必要がある。... 続きを読む

再燃する通貨戦争：日本が火蓋を切ったゲーム

2013/01/23 73 users 通貨安 観客 スタジアム AFPBB News 戦い

（英エコノミスト誌　2013年1月19日号） 通貨安を達成するための戦いがまた始まった。 ｢通貨戦争」という言葉が再び使われるようになってきた〔AFPBB News〕 英国の多くのサッカー場は、観戦する上で問題がある。最近は健康と安全上の理由から、スタジアムは全員が席に座って観戦するようになっているが、座ることを拒むファンがいる。 こうしたファンは試合中に立ってしまうため、後ろの観客もそれに倣うし... 続きを読む