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人気順 5 users 10 users 100 users 500 users 1000 users読書猿 著『独学大全』ダイヤモンド社より9/29刊行します 読書猿Classic: between / beyond readers
『独学大全』という本を書きました。 2020年9月29日、ダイヤモンド社から刊行します(電子書籍は10月21日配信予定です)。 タイトル:独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 著 者:読書猿 発 行:ダイヤモンド社 判 型:A5変型判 分 量:788ページ 価 格:2,800円+税 ISB... 続きを読む
探しものがはかどる検索エンジンDuckDuckGo、NDC順Bangリスト 読書猿Classic: between / beyond readers
DuckDuckGo(https://duckduckgo.com)はプライバシーの保護に重きを置いている検索エンジンのひとつである。 特筆すべきは、Bangという機能があって、探しものがとてもはかどる。 たとえば「!a 図書館」(ビックリマーク+アルファベットのa+スペース+検索語)と入力するとAmazonを検索してくれる。 こんな風に「!+... 続きを読む
現代英語の9割をカバーする基本英単語 NGSL(New General Service List)を7クリックで覚えるための新しい表 読書猿Classic: between / beyond readers
以前、英語の学習者が始めに覚えておくべき語彙リストとして作られたGSL (General Service List)を紹介し、ネット上の辞典その他へのリンクをつけた表をつくったことがある。 日本の英語教育が落っことしがちな英単語最頻出2000語を7クリックで覚える表 GSLはよく知られたリストだが、作られたのが1920年代から30年代半... 続きを読む
子どもをくさらせる10の叱り方 読書猿Classic: between / beyond readers
(用途) 子どもを引っ込み思案にしたいとき 子どもの自信を奪いたいとき 子どもを神経質で不安定な性格にしたいとき 1.責める 例: 「何度汚い足で家にあがるなって言ったの。どうして、いつもそうなの。お母さんの言うこと全然聞かないんだから!」 (子どもに刷り込まれるメッセージ)私はダメなやつだ。誰からも愛... 続きを読む
大学生が読んだらよいと思う本ー6ジャンル×3冊を易しい順で 読書猿Classic: between / beyond readers
何故だかこんな時期に新入生向けのブックリストのリクエストがあったので作ってみた。 前半は助走と底上げのために大学生なら必須の思考技術・読書技術・表現技術について、後半は自分を広げる意味で自然・人文・社会の学問領域から、それぞれ3冊ずつ選ぶことにした。 はじめてでも楽しめるビギナー向けの選書を心がけ... 続きを読む
会話、論文、小説の言葉はどう違うか?日本語の文は4つのレイヤーからできている 読書猿Classic: between / beyond readers
昨年は論文の書き方(→論文の道具箱)や小説の書き方(→創作の道具箱)を取り上げたが、今日は両者を包含する話題を取り上げてみたい。 日本語の文は4つの層からなる あのー、どうやら今雪が降っているみたいですね という文は、次のような4層(レイヤー)が重なったものである※。 ○命題の層(レイヤー)……「雪が降っ... 続きを読む
クレオパトラの最後の吐息の一部を今あなたが吸い込む確率に驚くべき 読書猿Classic: between / beyond readers
人間の感覚は思う以上に正確で優秀だが、苦手分野ももちろんある。 そのひとつが頻度や確率を取り扱うことである。 したがって確率計算は、常識や日常感覚から外れることが多い。だからこそ確率は有益である。 以下では、問題自体に実用の含みはないが、常識や日常感覚との齟齬の大きさが啓発的だ(=びっくりすると忘れ... 続きを読む
アメリカの小学生が文の構造を見える化し英語文法を血肉化するのに使っている図の描き方 読書猿Classic: between / beyond readers
今日まで使われるこのダイアグラムは、1877年に出版されたAlonzo Reed と Brainerd Kellogg 1877. Higher Lessons in English(→Gutenbergで読める)に登場するものだが、1847年には早くもW. S. ClarkがA Practical Grammarの中でバルーン・メソッドと呼んだ類似の方法が提案されている。 特徴としては、 ・我々が親しん... 続きを読む
知らないことを知る技術ー未知の分野で文献調査を導く3つの表の作り方と使い方 読書猿Classic: between / beyond readers
無知:たのもう!たのもう! 親父:うるさい奴が来たぞ。おい、そこのバカ、口を縫いとじてやるからこっちへ来い。 無知:そうです、バカなんです。 親父:なんだ、泣き始めたぞ。見かけない顔だな。 無知:彼女のできなかった非モテ先輩からお話を聞いて、教えを請いに参りました。 親父:なんだか随分古い話だな。じゃ... 続きを読む
今度こそ、続けよう→3日坊主にさよならする技術 読書猿Classic: between / beyond readers
1.優先順位をつける ……すべては実現できない (1)ノートを用意する (2)はじめようとすることを1ページの最初に書く。(例:「英語を勉強する」) (3)(英語を勉強すると)どんないいことがあるかを、なるべくたくさん書きだして、リストにする。 (4)人生でやりたいことを、これもなるべくたくさん書きだして、リストにする。 (5)(3)と(4)のリストを見比べて、「英語を勉強する」が〈人生でやりたい... 続きを読む
言葉と思考の解像度を上げる→つぶやきをフォーマルな英文に仕上げる4つの技術 読書猿Classic: between / beyond readers
論文など、フォーマルな文章を構成する言葉たちは、最初からフォーマルな形で生まれてくるのではない。 磨き上げられてフォーマルな文になるのである。 今回は、その磨き上げられる様子を、英語のアカデミック・ライティングの例文を素材に、少し細かく観察してみる。 後で見ていくように、フォーマルな英文を生み出すには、インフォーマルな言葉を単に置き換えていくだけでは難しい。 表現を磨き上げるこ... 続きを読む
マシュマロでさらに2ヶ月間質問に答えて紹介した書物をまとめてみた 読書猿Classic: between / beyond readers
Twitterで匿名の質問(メッセージ)を受け付けて回答するサービスの一つに「 マシュマロ 」で、さらに2ヶ月間、回答をしていたのですが、そのうち書物を紹介したものをまとめました。 前回の記事に追加しようといたのですが、150冊位になって、追加の方が多くなったので、別記事にしました。 配列は、前回と同様、日本十進分類の順になっています。 000 【総記】 100 【哲学】 200 【歴... 続きを読む
物語は作れたがどんな文章で小説にしていいか分からない人のための覚書 読書猿Classic: between / beyond readers
前回の記事 生まれてはじめて書く人のための、小学生向け小説執筆マニュアル(手順書) 読書猿Classic: between / beyond readers について、物語の作り方はわかった気がするけど、それをいざ小説にしようとすると言葉が出てこない、なんとかしろ、という意見がありました。 実は、小説の文章についても少し書いていたのですが、あまりにも小学生向けでなかったので省きました。参考に... 続きを読む
マシュマロで1ヶ月間質問に答えて紹介した書物をまとめてみた 読書猿Classic: between / beyond readers
Twitterで匿名の質問(メッセージ)を受け付けて回答するサービスの一つに「 マシュマロ 」というものがあります。 ここ1ヶ月間、回答をしていたのですが、書物を紹介することが多くて、数えてみると100冊を越えていました。 検索の便宜をかんがえて、まとめてみます。 なお、配列は概ね日本十進分類の順になっています。 000 【総記】 100 【哲学】 200 【歴史】 300 【社... 続きを読む
マショマロで1ヶ月間質問に答えて紹介した書物をまとめてみた 読書猿Classic: between / beyond readers
Twitterで匿名の質問(メッセージ)を受け付けて回答するサービスの一つに「 マショマロ 」というものがあります。 ここ1ヶ月間、回答をしていたのですが、書物を紹介することが多くて、数えてみると100冊を越えていました。 検索の便宜をかんがえて、まとめてみます。 なお、配列は概ね日本十進分類の順になっています。 000 【総記】 100 【哲学】 200 【歴史】 300 【社... 続きを読む
読書猿名義で『問題解決大全』という本を書きました。11月20日書店に並びます。 読書猿Classic: between / beyond readers
新しい本を書きました。 前作『アイデア大全』の続編で、問題解決についてツールを集めた道具箱のような本です。 このトピックに関する限り、知ってることは全部書いたので、ブログでおなじみのトピックも、一度も書いてないことも、すべて盛り込みました。問題解決についての技法の集大成になってます。 今回も、情報拡散や感想、書評などでご支援いただけると幸いです。 問題解決大全 ビジネスや人生のハードルを乗... 続きを読む
最近はこんな書き方で書いているーフレームド・ノンストップ・ライティング 読書猿Classic: between / beyond readers
時間がない人のための要約 1.フォーマットを細分化して、〈ここでは何を書くべきか〉を示すフレームを作っていく 2.フレームごとに、このトピックについて書けることを、順不同/思いつくだけ止まらずに書く(フレーム内で殴り書き) 3.2のなぐり書きを読み返し重要そうなところに下線を引き、下線部を一文にまとめる。 4.殴り書きできない(足りない)フレームについては、要調査、要発想のタグをつけておいて、まと... 続きを読む
読書猿名義で『アイデア大全』という本を書きました。1月21日書店に並びます。 読書猿Classic: between / beyond readers
アイデア大全 単行本(ソフトカバー)336ページ 判型:A5変形 寸法: 21 x 14.8 x 2.5 cm 出版社: フォレスト出版 ISBN-10: 4894517450 ISBN-13: 978-4894517455 発売日: 2017/1/21 書き下ろしです。 タイトルどおり、アイデアのつくり方、発想法の本です。 このトピックに関する限り、知ってることは全部書いたので、ブ... 続きを読む
作者さんを応援するにはリアル書店での購入がおすすめな理由/その一冊が複数冊をつれてくる 読書猿Classic: between / beyond readers
今回のテーマは本を読む前のこと、書籍を手に入れることに関わる話である。 この記事を見ている人は、書籍を買うのに大きく分けて二つの選択肢を持っている。 ひとつはネット書店で購入すること、もうひとつは街のリアル書店で購入することである。 どちらで買っても同じ一冊だが、出版と書店を巡る様々な関係性のために、そのインパクトはネット購入とリアル書店購入で少々違ったものになる。 以下では、推論を交えて... 続きを読む
かしこいはつくれるー来たるべき人文知のためのプログラム(大風呂敷) 読書猿Classic: between / beyond readers
この文章は、おそらくコードや技術的文書を書く人たちならポエムと自嘲する類のものであるが、詩人に「舐めてんのか」と恫喝されるのも面倒なので、綱領のようなものだと言い張ってむしろプログラムと呼び、加えて大風呂敷とルビをふるつもりでいく。 第一に自分のような頭の悪い人間が何をやっているのかを知るために書いた。 第二にこれはネイティブ広告のつもりである。昔から人を引き寄せようとすればするほど遠ざける性... 続きを読む
紙の辞書が死んでしまったこの時代に〈座右の書〉を選んだらdtv-Atlasという紙の辞書(図解事典)になってしまった 読書猿Classic: between / beyond readers
「紙の辞書はもう死にました」 - Togetterまとめ はてなブックマーク - 「紙の辞書はもう死にました」 - Togetterまとめ ものを知らない自分のような人間が、最もよく使う書物は、どうしても辞書になる。 けれども、普段使いの辞書たちは、紙の書物ではない。 できるものはすべてデータ化されて、コンピューターや携帯端末に入っている。 辞書の持つべき検索性と携帯性は、とっくに紙の... 続きを読む
大学生が読んだらよいと思う本ー6ジャンル×3冊を易しい順で 読書猿Classic: between / beyond readers
何故だかこんな時期に新入生向けのブックリストのリクエストがあったので作ってみた。 前半は助走と底上げのために大学生なら必須の思考技術・読書技術・表現技術について、後半は自分を広げる意味で自然・人文・社会の学問領域から、それぞれ3冊ずつ選ぶことにした。 はじめてでも楽しめるビギナー向けの選書を心がけたが、各カテゴリーの内では易しい順に3冊を並べてある。 1.思考技術 子どものための論理トレー... 続きを読む
複雑に絡んだ要因を論理の力で解きほぐす/PythonとJupyter でブール代数アプローチをやってみた 読書猿Classic: between / beyond readers
計算は、慣れない人のアタマには負担だが、規則通りに進めていけばいいという利点がある。 たくさんの要素を扱ったり、複雑に込み入った推論を進めることもまた、人には負担の大きい作業だが、計算の形に変換することができれば、途中過程を規則的な繰り返し作業に置き換えることができる。たとえば機械に手伝ってもらえる。 今回、紹介するのは、数値化/統計的処理が難しい事象や、質的研究について、計算=演算の力を... 続きを読む
人はなぜ恐怖のような不快感情の虜(とりこ)となるのか? 読書猿Classic: between / beyond readers
恐怖は不快な感情であり、現実もしくは想像上の危険、喜ばしくないリスクに対する強い生物学的な感覚である。 生き物として避けるべきことを示すサインであり、安全への退避行動を起こす役目を果たすものである。 恐怖をもたらす対象を避けようとすることは至極当然の行動だと言える。 たとえば、人間が恐怖状態に陥ると、心拍数や呼吸数の増加し、脚などの筋肉に血液が集中し、回避行動の準備に入る。 しかし、恐怖を... 続きを読む
道具を使わず一瞬で離れた場所との距離を知る方法 読書猿Classic: between / beyond readers
時間がない人のためのまとめ 二足直立歩行の適応によって手が解放された人間にとって、道具は人体の感覚器官や運動器官の延長であり、拡張であった。「はかる」行為も同様であり、その道具は、まずもって人体寸法を基準に創りだされた。 古代オリエントにおける長さの基礎はひじの長さに始まるキュビト(約50cm)で、のちにイギリスのキュービット cubitに引き継がれ、またその2倍に相当する単位(イギリスのエル... 続きを読む