「自由論」J. S. ミルも「うつ」だった…「神童」と呼ばれた思想家が父から受けた「過酷なスパルタ教育」（関口 正司）

2023/08/13 5 users 評伝 功利主義 正司 何者 神童

『自由論』『功利主義』で知られるJ. S. ミルとは何者だったのか。教科書に必ず出てくる思想家だが、何がすごいのか。 実はその生涯は波瀾万丈、思想の中身は150年後のSNS時代でも古びない鮮烈なものだった――！ 没後150年にあわせて刊行された中公新書の評伝『Ｊ・Ｓ・ミル――自由を探究した思想家』の著者であり、岩波文... 続きを読む

読書メモ：『Ｊ・Ｓ・ミルと現代』＆『一冊でわかるＪ・Ｓ・ミル』 - 道徳的動物日記

2023/06/17 66 users 読書メモ 現代 動物日記 一冊 オックスフォード

来週に中公新書の『Ｊ・Ｓ・ミル』が出版されるし*1、表現の自由論を勉強したり『経済学の倫理学』を読んだりしたことで最近はまたミルに触れる機会が増えてきたので*2、中公新書の予習というか前夜祭的な感じで岩波新書とオックスフォードのVery Short Introductuion （日本ではかつては「一冊でわかる」シリーズとして... 続きを読む

「表現の自由」の意義はどこにある？（読書メモ：『自由論』） - 道徳的動物日記

2019/09/28 31 users 意義 読書メモ 言論 ミル 自由

自由論 (光文社古典新訳文庫) 作者: ミル 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2013/12/20 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 近頃は「議論」というものに関する興味が増してきているでので、第２章の「思想と言論の自由」を中心に再読してみた。 第２章にてミルが論じている、思想や言論の自由を認めて議論を... 続きを読む

『21世紀の自由論』自由と不自由と非自由と - HONZ

2015/06/14 28 users HONZ 不自由 21世紀

２１世紀の自由論―「優しいリアリズム」の時代へ (ＮＨＫ出版新書　459) 作者:佐々木 俊尚 出版社:NHK出版 発売日:2015-06-09 正直、リベラルとか保守とか、その手の話からは距離を置きたいというのが本音である。一言で言えば、ややこしいからだ。左右を問わず角度のついたスタンスからの発言は力強いし、もっともらしくも聞こえることも多い。そんな中で、内側のスタンスから中庸なことを物申しても... 続きを読む