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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「ネット時代になっても新聞はなくならない」---全米63紙をまとめて買収したカリスマ投資家ウォーレン・バフェットは低迷する新聞の「救世主」なのか | 牧野洋の「ジャーナリズムは
世界的な著名投資家ウォーレン・バフェットが新聞63紙をまとめて買収---。今月17日、10年以上にわたってリストラの嵐が吹き荒れていたアメリカ新聞業界にとって久しぶりに明るいニュースが飛び出した。 バフェットが率いる投資会社バークシャー・ハザウェイは、アメリカ南東部各地で発行される地方紙を買収することでメディア会社メディア・ゼネラルと合意した。バージニア州リッチモンドの有力地元紙リッチモンド・タイ... 続きを読む
「新聞の印刷・宅配をやめ、電子端末を無料配布せよ」が現実に。米書店大手バーンズ&ノーブルがニューヨーク・タイムズ購読者にタダで電子端末「ヌック」を提供 | 牧野洋の「ジャー
ヌックがタダになりました---1月9日付のニューヨーク・タイムズ最終面にこんな広告コピーが躍った。アメリカの書店チェーン大手バーンズ&ノーブルの全面広告だ。 「ヌック」は電子書籍端末で、タダになるのは99ドルのモノクロ版「ヌックシンプルタッチ」。バーンズ&ノーブルは3月9日までに1年購読契約を結んだ読者に対し、シンプルタッチを無料提供する。199ドルのカラー版「ヌックカラー」はタダにしないものの、... 続きを読む
オリンパス疑惑、ライブドア事件と比べ新聞報道がなぜ甘い? | 牧野洋の「ジャーナリズムは死んだか」 | 現代ビジネス [講談社]
ライブドアを徹底的にたたいたのに、オリンパスには甘い新聞報道---。 過去の企業買収に絡んだ疑惑が噴き出し、株価急落に見舞われているオリンパス。月刊誌「FACTA」が7月20日発売の8月号で同社の疑惑をすでに詳報していた。にもかかわらず、10月14日のイギリス人社長解任を受けて英フィナンシャル・タイムズがFACTAの特報を追いかけるまで、大新聞はそろって静観を決め込んでいた。 2006年のライブ... 続きを読む
女性に話を聞かないで女性を特集する 日本の大新聞の取材先は「市民より権威」 ガソリン高騰報道も日米では大違い | 牧野洋の「ジャーナリズムは死んだか」 | 現代ビジネス [講談社]
前回(ジャーナリズムスクール留学でパラダイム変化)は、日本の新聞紙面上には「観察者が観察者に取材して書いた原稿」がいくらでもあると指摘した。観察者にすぎない記者が観察者にすぎない当局者や専門家に取材し、記事にまとめてしまうのである。また聞きで書いた「お手軽原稿」と言ってもいいだろう。主人公の当事者が登場しないから、本当なのかどうか第三者が検証するのも難しい。「権力対市民」という構図の中で、権力寄り... 続きを読む
ピュリツァー賞を初受賞した ネットメディア「プロバブリカ」の実力 記事1本に4000万円をかける調査報道に特化したNPO | 牧野洋の「ジャーナリズムは死んだか」 | 現代ビジネス [講談社]
朝日新聞の1面トップに、新興インターネット企業配信の署名記事がそのまま載るだろうか。日本では時期尚早だろうが、アメリカは違う。 2009年7月12日、有力紙ロサンゼルス・タイムズ(LAタイムズ)の1面トップに「患者が苦しんでいるなか、悪徳看護師がのさばる」という異例の長文記事が出た。記事は1面から中面へ続き、計4ページぶち抜きで掲載された。 病院から薬を盗んだり、患者を殴ったりしたことのある看護師... 続きを読む