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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersLes yeux clos: 今までに存在した世界人口累計
2013年4月24日水曜日 今までに存在した世界人口累計 前回、水村美苗の講演での発言でちょっと気になる箇所を挙げたが、本を読んでいても、こういう疑念はしばしばあるもので、むしろ二流以下の評論家などの文には、枚挙に暇がないといえる。この人の言うことならほぼ間違いないだろうと思われる信頼のおける著者にだってときにはある。 たとえば、かなり入れ込んで敬愛している中井久夫の『日時計の影』所収の二つのエッ... 続きを読む
水村美苗、待望の長編小説をその思想的背景から読む『母の遺産』 - 本が好き! Book ニュース
長編評論『日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で』が梅田望夫氏や小飼弾氏に絶賛された水村美苗氏。扇情的なタイトルと文体、華々しい評価に対して、賛否両論が巻き起こったのは記憶に新しい。 この水村氏、現在はスタンフォード大学の客員教授として日本近代文学を教えている。世界的に高名な批評家ポール・ド・マンのもとで文学理論を学んだ水村氏は、今まで発表してきた小説作品で文学と社会の結び付きを意識した問題設定で知... 続きを読む
[書評]続明暗(水村美苗): 極東ブログ
漱石の「明暗」(参照)をこのところ、二週間くらいかけてだろうか、のろのろと再読していた。電子ブックを使った。i文庫というモバイル端末向けアプリケーションに青空文庫のテキストを入れたものである。 考えつつ、辞書を引きつつ読んだ。当初、さほど再読するつもりもなかったのだが、読み出したら引き込まれて止まらなかった。それでいて速読もできないという奇妙な塩梅だった。この小説は再読するとかくも面白いものかとあ... 続きを読む
水村美苗『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』を読む。 - 【海難記】 Wrecked on the Sea
梅田望夫氏のエントリーhttp://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20081107/p1が引き金になってだと思われるが、水村美苗の『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』asin:4480814965がいま、アマゾンで第一位になっている。私も「新潮」に掲載された冒頭の三章は読んでおり、はやく単行本で最後まで読みたかったので、梅田氏のエントリーを読んですぐに書店で購入し、数日... 続きを読む
水村美苗「日本語が亡びるとき」は、すべての日本人がいま読むべき本だと思う。 - My Life Between Silicon Valley and Japan
とうとう、水村美苗の長編評論「日本語が亡びるとき」が本になった。本書の冒頭の三章(280枚)が「新潮」9月号に一括掲載されたのを一気に読み感動してから数か月、待ちに待った刊行である。日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11メディア: 単行本この本は今、すべての日本人が読むべき本だと思う。「すべての」と言えば言いすぎであれば、知的生産を... 続きを読む