タグ 橋本 健二
人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「『新しい階級社会』とアンダークラス」早稲田大学人間科学部教授・橋本 健二 | 特集/"働かせ方改革"を撃つ
永山則夫の「予言」 1965年に中学卒業と同時に集団就職で上京、1968年に連続射殺事件を引き起こし、1997年に死刑が執行された永山則夫は、獄中で膨大な数の文学書や思想書を読破し、多数の著作を世に送った。そのなかに、71年に書かれた「驚産党宣言」なる一文がある。 これによると現代の社会には、「大ブルジョアジー... 続きを読む
格差・貧困に背を向けた結果、日本は「階級社会」に突入していた(橋本 健二) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
「格差」は隠蔽されたか 格差拡大が話題になり始めたころ、政府、財界、そして一部のマスコミは、躍起になって格差拡大の事実を否定しようとした。 最初の段階では、都合のいい統計データを示しながら、「格差は拡大していない」と言い張った。いくつもの指標が格差拡大を示していることを否定できなくなると、「格差拡大は見せかけだ」と言いだした。 OECDが、日本の貧困率は先進国のなかで米国に次いで高いと発表すると、... 続きを読む
平均年収186万円…日本に現れた新たな「下層階級」の実情(橋本 健二) | 現代ビジネス | 講談社(2/2)
「新しい階級社会」の正体 それは、程度の差はあれ安定した生活を送り、さほど強い不安もなく、満足や幸せを感じながら生きることのできる人々と、これができない人々の違いである。『 新・日本の階級社会 』は、その膨大な分析結果のエッセンスを詰め込んだものである。 アンダークラスは現状に強い不満を抱き、格差の是正を求めている。これに対してメインストリームの三階級は、格差や貧困を容認する傾向が強く、アンダーク... 続きを読む
平均年収186万円…日本に現れた新たな「下層階級」の実情(橋本 健二) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
平均年収186万円の人々 いま日本の社会は、大きな転換点を迎えている。格差拡大が進むとともに、巨大な下層階級が姿を現わしたからである。その数はおよそ930万人で、就業人口の約15%を占め、急速に拡大しつつある。それは、次のような人々である。 平均年収はわずか186万円で、貧困率は38・7%と高く、とくに女性では、貧困率がほぼ5割に達している。 貧困と隣り合わせだけに、結婚して家族を形成することが難... 続きを読む
戦争は必ず弱者を殺す!第二次世界大戦が変えた日本の社会構造(橋本 健二) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
「リンゴの唄」を聞いた人々 1945年の敗戦後、最初の大ヒット曲となったのは「リンゴの唄」(サトウハチロー作詞、万城目正作曲)である。 松竹が戦後初めて制作した映画「そよかぜ」(佐々木康監督)の主役に抜擢された並木路子が、その挿入歌として歌った。戦争で父と母、兄、そして初恋の相手までも失った彼女は、この歌によって図らずも大スターとなる。 戦中・戦後を生きた人々の手記や回想には、この歌を聴いた思い出... 続きを読む
『増補新版 「格差」の戦後史』 混乱・一億総中流・階級断絶 – HONZ
読了時間: 約 3分7秒 増補新版 「格差」の戦後史: 階級社会 日本の履歴書 (河出ブックス) posted with ヨメレバ 作者:橋本 健二 出版社:河出書房新社 発売日: 2013-12-12 Amazon 7net honto e-hon 紀伊國屋書店 戦後日本は格差の少ない中流社会だった、小泉改革が格差を拡大させた、日本はいまだに苛烈な学歴社会だ。日本の「格差」を象徴するようなこれら... 続きを読む
「「格差」の戦後史--階級社会 日本の履歴書」橋本 健二 著 | Kousyoublog
「格差」の戦後史--階級社会 日本の履歴書 (河出ブックス)posted with amazlet at 13.04.25橋本 健二 河出書房新社 売り上げランキング: 120,471 Amazon.co.jpで詳細を見る 終戦直後から現代までの日本の「格差」について階級構造分析を通してその歴史的変遷を振り返る一冊。読んだのは実は2年ぐらい前で、記事にするまでに随分間が空いてしまった。 「階級」と... 続きを読む