太宰治の症状伝える井伏鱒二の書簡発見　「人間失格」原体験が詳しく | 毎日新聞

2023/09/25 16 users 原体験 書簡 文豪 佐藤春夫 毎日新聞

文豪の井伏鱒二（1898～1993年）が、パビナール（鎮痛剤）中毒で入院していた弟子の太宰治（1909～48年）の症状を記した書簡が見つかった。「だまされて入院させられた」などと被害妄想がある様子を、井伏の師だった佐藤春夫（1892～1964年）に伝えている。このとき太宰は芥川賞を3度逃した直後。1カ月に及ぶ精神科病棟... 続きを読む

太宰治の弟子、田中英光の書簡発見　「我慢できない」友人に本音も | 毎日新聞

2023/07/30 11 users 毎日新聞 弟子 墓前 太宰治 本音

禅林寺にある太宰治の墓。この墓前で田中英光は自殺した＝東京都三鷹市の禅林寺で2009年6月17日、長谷川直亮撮影 太宰治の弟子として知られる作家の田中英光（1913～49年）が、戦後間もない時期に友人に宛てた未公開のハガキや書簡が見つかった。「太宰さんと俺の間は先生と弟子ではない。あのひとの天才主義にもう我慢... 続きを読む

詩人萩原朔太郎の書簡発見　流行のスペイン風邪感染か ｜ 共同通信

2021/05/25 6 users 流行 共同通信

前橋市は25日、同市出身の詩人、萩原朔太郎（1886～1942年）が知人に送った書簡が見つかったと発表した。当時流行していたスペイン風邪にかかったと記しており、担当者は「時代を映す貴重な資料だ」としている。 市によると、書簡は便箋2枚で1918年11月、交流があった山形県出身の詩人、竹村俊郎に送られた。「目下流行... 続きを読む

夏目漱石没後１００年 教え子に宛てた書簡発見 | NHKニュース

2016/12/03 13 users 教え子 俳人 ホトトギス 漱石 書簡

今月で没後１００年となる夏目漱石が、作家志望の教え子に宛てた書簡が見つかり、３日から横浜市で一般公開されています。教え子の作品が雑誌に掲載されるよう何度も掛け合ったことを示す内容で、専門家は「面倒見がよく優しい文豪の一面がうかがえる」と話しています。 書簡には、漱石が蘭舟の小説を「おもしろい」と評価し、雑誌「ホトトギス」に掲載してもらうため、主宰する俳人の高浜虚子に何度も掛け合ったことなどが記され... 続きを読む

武者小路実篤ら文豪が魯迅の弟に宛てた書簡発見　NHKニュース

2015/03/25 20 users 魯迅 文豪 島崎藤村 激動 武者小路実篤

武者小路実篤や島崎藤村といった日本の文豪たちが大正から昭和にかけて中国の作家、魯迅の弟に宛てた１４００通余りの手紙などが中国で見つかり、専門家は激動の時代を生きた日中の文化人の交流を知る貴重な資料だと話しています。 調査の依頼を受けて、北京を訪問した日本近代文学が専門で弘前学院大学大学院の顧偉良教授によりますと、明治から昭和にかけて活躍した文豪や文学者、それに民間人３５０人余りが大正初期から周作人... 続きを読む

赤穂浪士「潔いと評判」　近江商人の書簡発見 - 47NEWS（よんななニュース）

2013/12/12 8 users 赤穂浪士 討ち入り 浪士 近江商人 書簡

赤穂浪士の吉良邸討ち入りについて、江戸の庶民に飛び交った話を書き残した近江商人の書簡（日野町立近江日野商人館提供） 討ち入りを終えた浪士は白装束に身を包み、屋敷の周囲にはやりや刀が散乱している―。江戸時代の元禄１５年１２月１４日（１７０３年１月３０日）に起きた赤穂浪士の吉良上野介邸への討ち入りについて、江戸の庶民に飛び交った話を書き残した近江商人の書簡が見つかり、注目を集めている。 書簡は、庶民の... 続きを読む