「あやしい臨床試験」と「後出しじゃんけん」で作られる薬の効果（大脇 幸志郎） | ブルーバックス | 講談社（1/4）

2020/09/29 62 users ブルーバックス 一端 前置き 講談社 無効

現代医学において統計は非常に重要とされる一方、濫用されてもいる。この記事は全3回のシリーズでその状況の一端を取り上げる。 前回は、医学における統計に対する誤った期待があること、その例として、試験は無効を証明するためにこそあること、厳格な試験は効果の小さい治療のためにこそあることを挙げた。 前置きがず... 続きを読む

コロナウイルスが明らかにした「エビデンスに基づく医療」の虚構（大脇 幸志郎） | ブルーバックス | 講談社（1/5）

2020/09/20 11 users 虚構 エビデンス コロナウイルス ブルーバックス 講談社

データがあるのに真実は見えない 新型コロナウイルスにどう対応するかは客観的なデータが教えてくれるはず……と思っていた人は、すっかりわけがわからなくなっているだろう。 「ロックダウンして短期間だけがまんすれば未来は明るい」と言う人、「それほど危なくないから経済を優先するべきだ」と言う人、それぞれがもっ... 続きを読む

医者にならずに7年過ごした僕がMEDLEYニュースを書く7つの理由 by 大脇 幸志郎 | 私がメドレーに入社した理由

2016/12/08 194 users 東大医学部 フリーター メドレー MEDLEYニュース 現場

こんにちは。株式会社メドレーの大脇です。「 MEDLEYニュース 」を担当しています。 僕は2008年に東大医学部を卒業しました。でも、病院実習で見た現場はあまりに辛く難しく、病院で働くことに不安と迷いを感じていました。働くということを見つめ直す時間が欲しくて、卒業してすぐには就職せずにフリーターになりました。 結局2年弱をフリーターとして過ごすことになったのですが、その間は年間300冊ぐらいのペ... 続きを読む