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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「今こそ読みたいマクルーハン」を今こそ読むべき理由 | Lifehacking.jp
マクルーハンのことは、いずれどこかで、何らかの形で学ばなければいけないとずっと思っていました。 マーシャル・マクルーハン。カナダ出身の英文学者で思想家。コミュニケーション理論、メディア論の大家として1960年代に活躍し、「メディアはメッセージである」「地球村」などといった言葉や概念を生み出した人物として著名であるものの、実際のところ一般の読者が何の用意もなしに原典にあたるのはなかなか難しい書き手か... 続きを読む
死者を偲ぶ仕組みができているフェイスブック: 歌田明弘の『地球村の事件簿』
フェイスブックは、社員の死に直面し、 独自の死者追悼の仕組みを作った。実名SNSは、 とりわけ死者と向かいあわなければならないようだ。 ●死者のことを考えるには日本のネットは若すぎる? このところ利用者が死んだときにネット企業がどう対応しているかについて書いている。 故人が遺言を残しでもしないかぎり、サービス提供者が独自に対応しなければならないわけだが、勝手にやれば問題になる。 前回書いたよう... 続きを読む
日本では、非常時に犯罪が発生しにくくなる? - 歌田明弘の「地球村の事件簿」maglog版
震災後、こうした非常時にも、日本では略奪や暴動などが起きず、秩序だっていると賛嘆の声が海外のメディアからあがった。 ニューヨークタイムズの「日本への共感と賞賛」は、「(阪神大震災での)日本人の忍耐や禁欲さ、秩序だった様子はまさに高貴であった」と振り返り、これからの日本に学ぶものは多いはずだと書いた。 またロサンジェルスタイムズも、本棚の下敷きになって救援された老女が「迷惑をかけた」と救援隊に詫び、... 続きを読む
歌田明弘の『地球村の事件簿』: CMにこれほどイライラさせられているのは日本人だけ?
テレビCMにイライラさせられているのは どこの国でも同じと思いがちだが、 そんなことはない、 という興味深い研究レポートが出ている。 ●日本のテレビの非常識 テレビCMにイライラさせられるのはなぜかって? テレビCMっていうのはそういうものなんだよ。タダで見るんだから、多少イライラさせられたって仕方がないだろ‥‥。そんな「良識派」のあなたは、今回の原稿をぜひ読んでほしい。テレビCMを見なきゃならな... 続きを読む
歌田明弘の『地球村の事件簿』: 日本のネットが匿名志向の強いその理由
匿名による情報発信が多いというのは、 日本人の性格を考えてみるうえで、興味深い現象だ。 日本人のコミュニケーション感覚が見えてくる。 ●流動性の乏しい社会の情報発信 日本のネットでの情報発信は、アメリカなどに比べて匿名志向が強いと、調査データなどをまじえて以前書いた。なぜそうなのかは考えてみるべきことではないか、と問題提起しながらも、その答えははっきりとは書かなかった。 なぜそうなのか、いまひと... 続きを読む
歌田明弘の『地球村の事件簿』: アメリカは超実名社会なのか?
アメリカだって匿名社会じゃないか、 そう思っていたとしたら、とんでもない。 ベストセラーに書かれた驚くべきアメリカ社会の実態。 ●「実名・匿名」論争 最近のこのコラムの中で、ネットでダントツに関心が高かったのは、「日本のネットはなぜかくも匿名志向が強いのか」と題した回だった。匿名による情報発信の問題が気になっている人は、少なくともネットでは多いようだ。 もっとも、匿名と実名のどちらで発信すべきかを... 続きを読む
分裂勘違い君劇場 -日本経済が月収40万円の家庭だとしたら
そのうち、可処分所得は、40万円です。 この家庭は、まったく借金をしていないので、ローンの返済分を考える必要なんてないのです。 そのうえ、この家庭には、1350万円もの財産があります。この家庭は、地球村でも、かなり裕福な家の一つなのです。 この家では、月収40万円のうち多くを稼いでいるのは、子供たちです。一方で、1350万円の財産のうち多くは、祖父母と定年退職した両親の財布に入ってます。 この家族... 続きを読む
歌田明弘の『地球村の事件簿』: おじさんたちのインターネット
インターネットは若者の文化というのは いまやかならずしも正しくはない。 ネットで熱く議論しているのは、じつはおじさんたち ●2ちゃんねるの年齢構成の劇的な変化 インターネットは若者の文化で、おじさんたちはなかなかついて行けない、と一般には思われている。 でも、ほんとにそうかな、と思うこともある。 ある部分ではむしろ逆で、若い人々が「おじさんたちのインターネット」にはついていけない、と思っている... 続きを読む
歌田明弘の『地球村の事件簿』: 日本のネットはなぜかくも匿名志向が強いのか
誰が読むのかわからないブログや掲示板などでは、 匿名が当たり前になった。とはいえ、日本の常識が 世界の常識かといえば、かならずしもそうではない。 ●アメリカのブログは実名が多数派、日本は匿名が9割 5月26日に発表されたインターネットコムと goo リサーチの調査によれば、ブログ作成経験者のうち実名を公開している人は6.62%に過ぎず、それ以外はみな匿名だったという。 この調査はgooで募集した... 続きを読む
歌田明弘の『地球村の事件簿』: 「マンション購入者・自己責任説」はなぜ生まれたか
イラク邦人人質事件から、拉致被害者家族への バッシング、こんどのマンション偽装設計まで、 希望格差社会の住民の不思議な心性が見えてきた ブログ記事とコメント欄との葛藤 公的資金の投入が決まって以後、耐震偽装のマンションに住んでいる住人に対するプレッシャーが強まっているらしい。 たとえば、偽装設計マンション住民のブログ『「揺れるマンション」顛末記』のコメント欄には暴言があふれていた。支援のために税金... 続きを読む
歌田明弘の『地球村の事件簿』: 続「2ちゃんねるの時代は終わった」
ネットの一部でお騒がせしてしまった本コラムの後日談であると同時に、 今年相次いで本が出た注目の研究者たちのネットや日本社会についての議論を見る ●ネタになればなんでもいい? 昨年の暮れ、この欄で、「2ちゃんねるの時代は終わった」というタイトルで、グローバル・コミュニケーション・センターの研究会の議論を紹介したら、当の2ちゃんねるなどでちょっとした騒ぎになった。「2ちゃんねる嫌い」の人たちによる「2... 続きを読む
歌田明弘の『地球村の事件簿』: はてなダイアリーがテロを撲滅する?
何がテロを生み、防ぐにはどのような方法があるのかを考えていくと、 意外な人気サイトの機能がとてもおもしろいものに思えてきた ●テロリストを生まない方法 懸念されていたイギリスで、同時テロが起こった。アルカイダ系の組織の犯行のようだが、実行犯は往復切符を買って談笑しながら電車に乗っており、自白しないようにだまされて自爆させられたのではないかという推測もされている。ともかくいまやアルカイダというのは、... 続きを読む
歌田明弘の『地球村の事件簿』: テレビとネット、呑みこまれるのはどっち?
テレビがネットを呑みこむのか、ネットがテレビを 呑みこむのか。どちらもだんだん近寄ってきて、 最後には、どちらかが相手をガブリと‥‥なのか? (週刊アスキー「仮想報道」378回) ●「地上波デジタルは必要ない」とホリエモンは言った フジテレビとライブドアの争いについて、メディアは、どちらがより多くのニッポン放送株を買うか「株取りゲーム」のゆくえを追うことに熱心だ。しかし、日枝会長とホリエモンが毎日... 続きを読む