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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersトヨタがレンコン畑を「ホワイト職場」に変えた 編集委員 吉田忠則 :日本経済新聞
日本の食料の生産基盤を脅かす不安材料に、農業の働き手を確保する難しさがある。産業界で働き方改革が課題になる中、農業はきちんと休みを取りにくい仕事とみられてきたことが原因の一つだ。レンコンやコメを栽培する農業法人のOne(金沢市)はこの難題に挑み、2019年から週休2日を実現した。職場を変えたカギは、トヨ... 続きを読む
都市の農地維持へ、畑でサービス業 農水省が後押し 編集委員 吉田忠則 :日本経済新聞
ビルや住宅に囲まれた都市部の農地を維持する道筋が見えてきた。これまでは地主が自分で農業をすることを優遇税制を適用する条件にしてきたが、農林水産省は農地を貸し出すことも認める方針。市民農園など都市農地の利用の幅が一段と広がりそうだ。 対象は都市の「生産緑地」にある農地。制度が今の形になったのは1992年で、地主が農業を続ければ相続税の納税猶予などを受けることができる。ただ制度の適用期間が30年間の... 続きを読む
「ニセ農地」をあぶり出せ 耕作放棄地を課税強化 編集委員 吉田忠則 :日本経済新聞
農業をまじめにやる気のない「農家」が、最も指摘されたくない弱みを突いたといえるだろう。耕作放棄地への課税を強化する――。政府の規制改革会議(議長・岡素之住友商事相談役)が16日に出した答申だ。農業の衰退を防ぐには、たんに規制を緩めるだけではなく、むしろルールを厳しくすることが必要なときもある。 答申は、農地にひそむ問題をじつに明快にあぶり出した。「農業をやる気がないのに、農地を持ち続ける人がいる…... 続きを読む
中国、中小企業襲う貸し渋り 実態見えぬ不良債権 編集委員 吉田忠則 :日本経済新聞
中国経済の先行きに新たなカゲが落ち始めた。預金準備率の引き下げや鉄道建設の加速など政府が打った対策の効果で、成長率は7%台半ばの高水準を保っている。だが政府の首脳の表情は必ずしも明るくない。ついに信用収縮のリスクが浮上したのだ。■中小企業が危機に直面 李克強首相は23日、国務院常務会議を開いて対応を協議した。会議では「企業の資金調達コストが高いことが際立った問題になっており、潜在的な金融リスクが…... 続きを読む
農協改革、「全中廃止」は陽動作戦 編集委員 吉田忠則 :日本経済新聞
長年の懸案だった農協改革は、安倍晋三政権の規制改革論議で前進したのか、それとも骨抜きになったのか――。政府が出した結論をめぐり、評価が大きく分かれている。焦点だった全国農業協同組合中央会(JA全中)の制度廃止が、農協と農林族議員の激しい抵抗で見送りになったからだ。■「廃止」が「新たな制度」に 「中央会制度は新たな制度に移行する」。政府は24日に閣議決定した規制改革実施計画で、JA全中を見直す方針…... 続きを読む