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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users前田朗Blog: クマラスワミ報告書について(4)
Friday, October 17, 2014 クマラスワミ報告書について(4) クマラスワミ報告書がクローズアップされたために、日本政府が情報操作のためにまた奇妙な言い訳を流している。いい加減な情報を横流しするマスコミもあり、ネット上でも同じことが繰り返されている。 クマラスワミ報告書は、「1996年の国連人権委員会で正式に採択されていない」とか、「決議は「歓迎welcome」ではなく「留意t... 続きを読む
前田朗Blog: クマラスワミ報告書について(2)
Wednesday, October 15, 2014 クマラスワミ報告書について(2) 日本軍性奴隷制に関するクマラスワミ報告書(E/CN.4/1996/53/Add.1)が吉田清治証言を引用していることをとらえて、日本政府が、クマラスワミ報告書は誤りであるとし、「強制連行はなかった。慰安婦は性奴隷でなかった」と強弁している。メディアでも同様の主張をする例が多い。しかし、クマラスワミ報告書を読ま... 続きを読む
前田朗Blog: クマラスワミ報告書について(3)
Wednesday, October 15, 2014 クマラスワミ報告書について(3) 日本政府がクマラスワミ特別報告者に吉田証言引用部分の撤回を申し入れたと言う。ニューヨークで大使が面会して、申し入れをしたそうだ。「恥の上塗り」とはこのことである。日本政府自身が認めた内容を、18年後の今になって「撤回申し入れ」する神経が理解できない。 (1)事実経過 まず事実経過を確認しておく必要がある。日本... 続きを読む
前田朗Blog: クマラスワミ報告書について
Wednesday, October 15, 2014 クマラスワミ報告書について 日本軍性奴隷制(慰安婦問題)に関するラディカ・クマラスワミ「女性に対する暴力特別報告書」(1996年4月の国連人権委員会において全会一致で採択)について議論が続いている。 このところヘイト・スピーチ問題で多忙なため、この件についてあまり発言できなかったが、NGOの一員として国連人権委員会でのロビー活動に加わり、クマ... 続きを読む
前田朗Blog: 侵略の定義について(1)
Monday, May 20, 2013 侵略の定義について(1) 安倍晋三首相の「侵略の定義はない。どちらから見るかで違う」という、日本の侵略を否定するための発言が世界を駆け巡った。欧米メディアだけではなく、アメリカ政府も反発する姿勢を示した途端、安倍首相は「日本が侵略していないとは一言も言っていない」と弁解をして、見事に膝を屈した。だったら最初からバカなことを言わなければいいのだが、内心では「... 続きを読む
前田朗Blog: 「日本におけるヘイトスピーチ 私たちはどう立ち向かうか」集会アピール
木曜日, 12月 13, 0024 「日本におけるヘイトスピーチ 私たちはどう立ち向かうか」集会アピール 「日本におけるヘイトスピーチ 私たちはどう立ち向かうか」集会アピール 世界各地においてヘイトスピーチ(憎悪発言)の問題はより顕著になり、重大な人権侵害をもたらし ています。日本ではこの問題についての理解はまだ不充分ですが、マイノリティを対象にした暴力的なヘイトスピーチや差別発言の事件は頻... 続きを読む
前田朗Blog: 「強制連行とは何か? 誘拐罪判決に学ぶ」学習会報告
金曜日, 10月 26, 0024 「強制連行とは何か? 誘拐罪判決に学ぶ」学習会報告 10月26日、東京・水道橋のスペースたんぽぽにおいて、平和力フォーラム主催「強制連行とは何か? 誘拐罪判決に学ぶ」学習会を開催した。参加者35名。 「慰安婦」問題では「強制連行」の有無が議論されてきたが、自分勝手な定義を振り回してごまかす議論(安倍晋三が典型)が多い。この学習会では、「強制連行」という言葉の解釈... 続きを読む
前田朗Blog: 人種差別撤廃委員会と日本(二)
火曜日, 7月 24, 2012 人種差別撤廃委員会と日本(二) ヒューマン・ライツ再入門17 人種差別撤廃委員会と日本(二) 『統一評論』534号(2010年5月) 朝鮮学校差別に勧告 人種差別撤廃条約に基づく人種差別撤廃委員会は、二月二四日・二五日に日本政府報告書の審査を行ない、三月一六日に最終所見(勧告)を公表した。 審査において複数の委員から指摘のあった朝鮮高級学校の高校無償化排除問題や、... 続きを読む