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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users深夜のシマネコBlog:かんたん書評『もうダマされないための「科学」講義』
2011年10月11日 Permalink TrackBack(0) かんたん書評『もうダマされないための「科学」講義』 ●かんたん書評『もうダマされないための「科学」講義』 (光文社新書) かんたんな書評をします。かんたんなので本全体の大雑把な印象と、数個の細かい部分を取り上げるだけです。 論じ方もだいたいざっくりです。 そもそもこの本を読む動機としては「新しい見地を手に入れる」よりも「自分の知... 続きを読む
深夜のシマネコBlog: 子供は超ハイコストを支払っても、生かされるべきなのか
●ネタがないので、中途半端に終ってた書きかけの文章を引っ張り出して、ちゃんと終らせてみる。 子供は超ハイコストを支払っても、生かされるべきなのか。 最近は「死ぬ死ぬ詐欺バッシング」が大人気である。(これを書いた時はそうだった) つまり、「子供が難病にかかっているから寄付をしてほしい」というサイトが、ロクに収支を明確にせず、かつ自身の財産をロクに切り崩さず、大量の金を集めているということに対する批判... 続きを読む
深夜のシマネコBlog: 格差社会を容認する類の弱者が望むもの
●「ニュースの現場で考えること」の「格差社会は悪くない。悪いのは、あなただ!」というエントリーを読んで、大変納得してしまいました。 「弱者はもう格差社会を容認しているのだ」と。そして、その容認はこれまでの「不公平な平等策」にあるのだと。 我々弱者が最も憎むのは「不公平さ」です。 弱者は「世の中が不公平だから、我々は弱者なのだ」と感じています。 そして、その不公平がどこから来るのかといえば、政府の不... 続きを読む
深夜のシマネコBlog: 『バックラッシュ!』を非難する
●ということで、今日は双風舎『バックラッシュ!』に対する非難(批判ではなく)。 なぜ「批判」かと言えば、双風舎編集部は自身のブログの中で「同書をつくった意味のひとつは、議論のたたき台になるようなものをつくる、というものなので。」と述べてるが、私は決してこの本を議論の叩き台にしてはならないと考える。ゆえる、両者の間に建設的意味を持ちうる「批判」ではなくて、建設的意味をもたない「非難」とする。 まずは... 続きを読む
404 Blog Not Found:若者殺しの時代からの逃走と闘争
深夜のシマネコBlog: 書評 『若者殺しの時代』堀井憲一郎こういう本を社会学者やジャーナリストを名乗る人たちは多分読まないんだろうけど、ハッキリ言う。この本には80年代の軽薄さのすべてが描かれている。ということは、すなわちバブルの発生と臨界を描いている重大な本だということだ。 そう。重大な本である。 反面教師として。 私はこれを読んで、はじめて日本におけるバブルがどんな時代だったかの実感を得た。... 続きを読む
深夜のシマネコBlog: 書評 『若者殺しの時代』堀井憲一郎
●小学校低学年の25%「お金が一番大切」 ……どうせまた、くだらないことを言い出す香具師がいるんだろう。 “ヒルズ族”などが話題になる中で、中高生の5人に1人は「お金持ちはかっこいい」と考えている。 このたび経団連会長を退いた、このサイトの扉絵を飾っていただいている奥田……おっとO田碩や、新会長となったお手洗い(笑)さんも「お金持ち」だろう。堀江ではなくて、彼らをビジョンに抱くなら、それはOKなの... 続きを読む