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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users下戸がノンアルコールビールを飲んで「おつまみ」の概念を理解した話 - ココロ社
アルコールが苦手で、飲酒する人の習慣がわからないまま半世紀以上生きてきた。とくにわからなかったのが「おつまみ」という概念である。otsumami……omotenashiの親戚のような語感。おかずでもなく主食でもない謎の存在。非アルコールの領域でこの「おつまみ」に近い概念といえば、おそらく「お茶請け」であるが、わたし... 続きを読む
蚊のことをペットだと思って飼うと案外かわいかった - ココロ社
2ヶ月くらい前に玄関で蚊が飛んでいるのを認知するとともに殺害を試みたが、荷物をおろす前だったので動きが緩慢すぎて失敗した。運のよいやつだ。しばらく経ってからまた出会ったので、まだいたのか、早く帰ってほしいと思ったが、退路を塞いだのはわたしだ。扉までも遠かったこともあって二度目の遭遇では殺害を試み... 続きを読む
巨大廃墟、旧志免鉱業所竪坑櫓は意外に近くて癒やされた - ココロ社
旧志免鉱業所竪坑櫓について知ったのは2005年、ワンダーJAPANの創刊号の表紙から。 冊子は出てすぐ購入したのだが、威圧感たっぷりの表紙だけで十分元をとった気になって、あまり読まずに本棚にしまいつつ、志免炭鉱跡にいつか行きたいとの思いを持ちつづけていた。炭鉱跡が福岡にあるところまでは確認していた。社... 続きを読む
銚子駅から犬吠埼まで歩いたが、海以外も見どころ満載だった - ココロ社
銚子を旅するとき、JR銚子駅から銚子電鉄に乗って犬吠埼まで行く人が多いと思うし、実際に行ってみるまではわたしも同じイメージを持っていた。しかし調べてみると、徒歩なら直線距離で1時間程度。海沿いに激しく寄り道しながら歩いても3時間程度で着きそうだ。帰りは銚子電鉄を満喫するとしても、せっかくだし銚子... 続きを読む
買い物をしたときにレジで何とあいさつするのがよいか - ココロ社
買い物をしたときにレジで何とあいさつすればよいのかについて、少なくともわたしの中で明確な結論が出ましたのでご笑納いただきたい。飲食店での「ごちそうさまでした」に相当するフレーズを編み出すのに苦労したが、結論を出すのにここまで時間をかける必要はまったくなかったと後悔している。ただ「ありがとうござい... 続きを読む
エアコンのフィルター掃除の重要性を理解するのに30年かかった話 - ココロ社
実家を出て30年以上経つが、きょうまでエアコンのフィルターの掃除をしたことがなかった。エアコンのフィルターを掃除すると効果が段違いであるという話はインターネットの黎明期から何度も目にしてきたのだが、今でいう「秒で消える唐揚げ」などと同様だと考えていたのである。この「秒で」の長さは、定義では60秒... 続きを読む
「海の京都」宮津の化粧地蔵にカルチャーショックを受けた - ココロ社
たとえば東京都民が本州を離れて沖縄の離島を旅すれば、建築がまったく本州のそれと異なり、同じ日本語圏なのに本州の文化とはぜんぜん違う異国に来たときのような感動を覚えるはずだが、本州を旅するときはどうだろう。沖縄でのような異文化との出会いは想定しないはずだ。細部は異なれど、東京と同じ文化圏だと思って... 続きを読む
「公園の中に謎の現代アート」みたいなのが(質を問わず)好き - ココロ社
風景の中にアートが潜んでいるみたいなのが好きなのだが、アートにあまり詳しくないのでどこに潜んでいるかよく知らない。知っていたら知っていたで、驚きがなくて興ざめしてしまうかもしれないので、このままでもいいのかなと思っている。 以前、太宰府天満宮に行ったとき、浮殿の中に運よく金属の塊があって、一瞬戸惑... 続きを読む
下戸で漫画音痴が調布のジャクソンホールに行って10年のモヤモヤを一掃した話 - ココロ社
セルフうどん店でカレーうどんを食べながら、「いつも同じ店でごはんを食べる人は老化で前頭葉機能が低下している」という主旨の記事を見て、あまりにも当てはまりすぎて認めるのがつらかったので、反射的にサバサバしている女の漫画を読んでしまった。サバサバしている女の漫画は広告でもよく見かけるが、「サバサバ」... 続きを読む
茶畑をそんな目で見たことがなかったがwokeになったので東京狭山茶の茶畑を見に行った - ココロ社
われわれにとって煎茶は水に準ずるあたりまえの存在であって、好き嫌いの対象ではない。 もしあなたが港町を歩いている途中でウニの養殖場を見かけたりしたら、キャベツをもりもり食べているウニをうっとりと眺め、「これを割ったら橙色の濃厚なおいしいやつがびっしり詰まっているに違いない」などと想像することだろう... 続きを読む
散歩をはじめて10年以上。50歳を迎えた今も「散歩」はいつだってずっと楽しく、新しい発見がある|tayorini by LIFULL介護
散歩をはじめて10年以上。50歳を迎えた今も「散歩」はいつだってずっと楽しく、新しい発見がある #老後も楽しむ 公開日 | 2022/04/18 更新日 | 2022/04/18 ココロ社 わたしが積極的に散歩をするようになってから早10年以上がたつ。特に2014年に多摩ニュータウンに引っ越してからは、散歩に邁進し過ぎて他のタスクに手が... 続きを読む
おひとり様でもすっぽん鍋を満喫できる薬膳のお店を見つけてしまった - ぐるなび みんなのごはん
コロナがあってもなくても、ひとりでごはんを食べるココロ社です。 中年男性おひとり様の、すっぽん鍋のハードルの高さよ 最近、からきし鍋を食べていない。コロナで会食がしづらいからかな……と思ったが、コロナ前にも鍋を食べた記憶がほとんどない。 決して鍋が嫌いというわけではない。むしろ好きなのだが、鍋料理を食... 続きを読む
おはぎを主食として食べた結果、おいしいを通り越して別の高揚感がやってきた - ぐるなび みんなのごはん
甘いもの以外も別腹のココロ社です。今日はデザート界で異彩を放っている黒くておいしい、おはぎについての話。 おはぎ。 つくづく不思議な食べ物である。デザートとしていただくことが多いが、食後にいただくにはボリュームが大きい。あんこにくるまれているのは、もち米とはいえ、ごはんである。まるで主食のような存... 続きを読む
「白身魚のフライ」という変態性満載のごちそうを見つめなおす - ココロ社
いまから白身魚のフライが好きという話をしたいし、エビやアジのフライにしか興味がない方はこっち(どっち?)に来てほしい。ただ白身魚のフライについての意外な情報のようなものはこれを読み進めたところでどこにも書いていないので申し訳ない……。 「白身魚」という名の魚はいない 「雑草という草はありません」。昭... 続きを読む
「わかりやすい文章」が即書ける。“怒られ”の発生を防ぐビジネスメール術|ココロ社 | Dybe!
突然ですが、質問です。 “心穏やかに”仕事をするうえで、大事なことは何でしょう。 「安定した収入」「時間に追われない仕事内容」。そんなワードが頭に浮かんだ方も多いと思いますが、“即実践できるアクション”という視点で考えると……? 私はズバリ、相手に怒られ(「怒られ」が発生し)ないコミュニケーションを心がけ... 続きを読む
真冬こそ東京湾……春になる前に行く「ふなばし三番瀬海浜公園」の圧倒的魅力 - ココロ社
冬のお出かけといえば、手堅く、博物館や温室のある植物園などに行く……わたしもそう思っていたのだが、晴れた日に行くシーズンオフの東京湾が素晴らしいことを発見し、すっかり魅了されたのでここに報告させていただきたい。 ある日、適当に東京湾の地図を見ていたら、地図上で見てもそんなによさそうには見えない地点に... 続きを読む
電子音楽を中心に、2019年に聴いた音楽、ベスト10曲 - ココロ社
いまわたしの家のターンテーブルの上は荷物置きになっていて、だいたいスマートフォン&ヘッドフォンで音楽を聴いていた。 サブスクリプションサービスが音楽コンテンツ売上げの半数を超え、CDがなくなるどころかダウンロード販売も風前の灯……という状態だが、わたしはといえば、相変わらず物理メディアやダウンロードで... 続きを読む
予想外の楽園 中年がひとりで住む未来都市・多摩ニュータウン - SUUMOタウン
著: ココロ社 多摩ニュータウンと言えば、何を想起するだろう。 例えば、街ごと高齢化しているであるとか、都心から遠いであるとか、楽しいイメージはあまりないのかもしれない。「SUUMO住みたい街ランキング2019 関東版」を見ても上位に入っているわけでもなく、厳密には多摩ニュータウン外になる聖蹟桜ヶ丘がやっと15... 続きを読む
みんなのごはん ココロ社記事のまとめ - ココロ社
19年6月末で更新終了となった『ぐるなび みんなのごはん』、わたしも連載を持たせていただいたのだけれど、残念ながら更新が終了してしまったので、自薦記事を選んでおきたいと思う。 以前より、「『ぐるなび みんなのごはん』から原稿依頼来ないかな~」と思っていたので、17年の冬、原稿の依頼をいただいたとき、... 続きを読む
家系ラーメンをたしかめた話 - ココロ社
家系ラーメンのマインドシェアが低いという個人的問題 家系ラーメンのわたしのマインド中のシェアが低いことが、常々わたしの中で問題視されてきたのだが、その理由はふたつあった。 そもそも、立ち位置が定まっていないように見える。脂ぎっていることがアイデンティティなのかしらと思うが、そうでもなさそうである。... 続きを読む
骨付きマトンの煮込みカレー「ニハリ」が未体験の濃さ…東京東部の団地にある名店で鮮烈な体験をした - ぐるなび みんなのごはん
団地のショッピングモールが好きなココロ社です。 意外なところで最高にすばらしい店に出会えたので報告させていただきたい。 具体的には、高度経済成長期のたたずまいを残す団地のショッピングモールに、食べたことのない味のカレーを供してくれる異国情緒満載のパキスタン料理店があったのだ。 先日、「そういえば東京... 続きを読む
日本をオキュパイし続ける『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク』 - ココロ社
『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク』を聞いた事がある人は多いと思う。むしろ聞いたことがない人はどのような暮らしをしたらこの30年間聞かずに過ごしていられたのか知りたいほどである。もしかしたらハムスターに育てられたから聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれない。歯が生えるまではひまわり... 続きを読む
中年女性を揶揄するフォークソングとハンバーグ定食の間で - ココロ社
ラーメン屋などでオリコンのヒットチャートが有線でかかっていることはよくある。音楽にこだわりがないなら無難な音楽をかけてほしいと思うのだが、まさにマジョリティーにとっての「無難な音楽」がオリコンのヒットチャートなのだろうから耐えるしかない。わたしは正確にオリコンのチャートを把握してはいないので、も... 続きを読む
あえて今行く「ホープ軒」。あの豚骨ラーメンの味はもちろん、シチュエーションも想像以上に感動的だった - ぐるなび みんなのごはん
有名すぎる店だと気おくれしてしまうことでおなじみのココロ社です。 ラーメンに興味のない人でも、「ホープ軒」の名前は聞いたことがあると思う。屋台での営業も含めると創業50年を超えるラーメン屋で、豚骨醤油に背脂が浮いているスープに太い麺は東京のラーメンの代名詞のような存在である。 そういえば、東京暮らし... 続きを読む
「脂こそとんかつの本体」と思う人にとって、浅草橋「とんかつ藤芳」のバラかつ定食は心の友である - ぐるなび みんなのごはん
脂への探究心が強いことでおなじみのココロ社です。 われわれがおいしいとんかつに出会ったとき口にするフレーズの中央値はおそらく、「衣がサクサクしていて、肉は厚みがあるのに軟らかく、噛むごとに肉汁があふれてくる。脂の甘みもたまらない!」……などになるだろう。 ここで、もし、この文でいちばん大事なところに... 続きを読む