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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersマーク・ソーマ 「プロスペクト理論とポピュリズム」(2016年5月24日)
クリス・ディロー(Chris Dillow)のブログエントリーより。 “Prospect theory & populism” by Chris Dillow: イギリスでEUからの離脱(ブレクジット)に支持が集まっていて、アメリカの大統領選でドナルド・トランプに支持が集まっているが、その理由をプロスペクト理論を使って説明できないだろうか? プロスペクト理... 続きを読む
マクロ経済理論が考慮すべき5つのこと - himaginaryの日記
経済 | 昨日リンクしたクリス・ディローの19日エントリでは、ここで紹介したサイモン・レンールイスのマクロ経済学モデル構築の卵をすべてミクロ的基礎付けという一つの籠に入れたことにより、急速に変化する現実世界に追随してマクロ経済学者が何か有益なことを言うスピードを顕著に鈍化させたのだろうか?という問いを深めるという形で、良きマクロ経済理論が適合すべき現実世界における5つの事実を挙げている。失業者は職... 続きを読む
ティム・デュイ「敬意と所得の平等」 — 経済学101
Tim Duy “On Respect and Income Equality” (Tim Duy’s Fed Watch, January 06, 2014) 補足1:先日訳したノア・スミスのポストへ、タイラー・コーエンに続きティム・デュイが反応したもの。このテーマについてはhimaginary氏がマンキュー、クリス・ディロー、コーエン記事のコメント欄を紹介しているので興味ある方はそちらもどうぞ... 続きを読む
敬意は物質的格差と切り離せない? - himaginaryの日記
社会, 経済 | 1/2エントリでマンキューブログを通じて間接的に紹介した、人は地位に関係なくお互いに敬意をもって接すべき、というノアピニオン氏の提唱に、クリス・ディローも反応している。彼はまず、ジェイ・Zの王様気取りの振る舞いや、シカゴ大学で作業員がエレベータ使用を禁止されたことや、米国版ブラック企業の事例集など、ノアピニオン氏の提唱に真っ向から反するような現実の事象を幾つか挙げた上で、以下のよ... 続きを読む
サッチャーの功績 - himaginaryの日記
経済, 政治 | 昨日に引き続きクリス・ディローのサッチャー評の紹介。昨日の紹介から分かるように、ディローは決してサッチャーのファンではないが、死去の直後のエントリだということもあり*1、ここではサッチャーの良い点を挙げている:実用主義左右両派は彼女が公共支出を削減したという神話を語りたがるが、それは事実ではない。GDPに占める公共支出の割合の低下幅はニューレイバーの初期よりも小さかったし、今後数... 続きを読む
サッチャーの失敗した成功 - himaginaryの日記
経済, 政治 | クリス・ディローが、意図しない形で成功を収めたサッチャーの功績として以下の3つを挙げている。1980-81年の景気後退による労組の弱体化 この時に政策として採用されたマネタリズムは別に英国経済への体罰を意図したものではなく、インフレはもっとスムーズに低下するはずだった。しかし豈図らんや、失業とインフレのトレードオフはマネタリストの予想に比べ峻烈で、失業者は300万人に達した。ただ... 続きを読む
マンデル=フレミングの右手の法則 - himaginaryの日記
経済 | クリス・ディローが財政緊縮政策に絡んでマンデル=フレミングモデルを持ち出している。 マンデル=フレミングモデルでは、一定の条件下で、財政政策の無効性と金融政策の有効性を示している。従ってこれは、英国連立政権でオズボーン財務相が推進する財政緊縮策を支持するものと言える、とディローは指摘する。ましてやこのモデルでは、財政緊縮策が国内需要を冷やして金利を下げることにより、資本流出を促して為替を... 続きを読む