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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersアサヒGHD、「なだ万」を「銀座おのでら」のオノデラに売却 外食から撤退 【イブニングスクープ】 - 日本経済新聞
アサヒグループホールディングス(GHD)は老舗料亭「なだ万」の運営会社をすし店を運営するONODERA(オノデラ)グループ(東京・千代田)に売却する。金額は明らかにしていない。アサヒは外食事業から完全に撤退する。ビールを中心とした酒類や飲料に経営資源を集中させる。中間持ち株会社のアサヒグループジャパンが持... 続きを読む
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は映画の始原を辿る | k.onoderaの映画批評
「マッドマックス」シリーズは、ともにオーストラリア出身のジョージ・ミラー監督、メル・ギブソン主演による、凶悪暴走族とひとりの警官の戦いを描いた近未来カーアクション映画としてスタートした。 予算が少ないぶん体を張って、危険なカースタントを敢行し話題を呼んだ一作目、それに加えて、凶悪暴走族が跳梁するアブノーマルな世界観を、新鮮なダークファンタジーとして描いた、独自性ある二作目などは人気を呼び、このシリ... 続きを読む
k.onodera 2014年黒獅子ベストテン | k.onoderaの映画批評
今年も映画ベストテンの時期がやってまいりました。 2014年は、「トラック野郎」シリーズの鈴木則文監督と菅原文太という映画界の巨星が墜ちるという、個人的にも印象深い年となってしまいました(もちろんどちらも、他に多くの作品を残しておりますが)。 まあ他にもいろんなことがあったと思いますが、なんだか思い出せません。 ベストテンは、新しい表現に挑戦していること、技術が優れていること、総合的に完成度が高い... 続きを読む
『インターステラー』視覚化せよ!ブレーンワールド | k.onoderaの映画批評
ジョルジュ・メリエスが映画のなかで、特殊撮影によって人類を月に送り出してから、現在まで続くSF映画の系譜のなかで、『インターステラー』は劇映画として、学術的な視点から、宇宙の神秘に最も深く踏み込んだ作品ではないか。 こういうことを言うと、「映画なんかよりもSF小説の方がはるかにすごいし深いところまでやっているぞ」という人も出てくるかもしれない。だがそれは、小説と映画との制作方法の違いから、仕方のな... 続きを読む
『GODZILLA ゴジラ』再定義される「怪獣」 | k.onoderaの映画批評
『ダークナイト』や『ウォッチメン』、『300』、『パシフィック・リム』、『マン・オブ・スティール』など、コミック原作やオタク向けの題材を、大人や広い観客層にも楽しめるような、リアリスティックな路線で実写映画化することでヒットを連発してきたレジェンダリー・ピクチャーズが、東宝から『ゴジラ』使用の権利を譲り受け、(東宝担当者は「出演者」を貸し出したと表現)ハリウッドでの再映画化に挑んだ。 それ以前にも... 続きを読む
『思い出のマーニー』米林作品の「反想像」姿勢とは | k.onoderaの映画批評
以前、ブログ記事『借りぐらしのアリエッティ』 脅威!不毛の煉獄アニメーションを書き、かなり悪し様に言葉を尽くして、米林宏昌監督をののしった。そのくらい、米林監督の初監督作『借りぐらしのアリエッティ』のつまらなさというのは、人智を超えたものだった。 そもそも、テーマやストーリー以前に、何を見せたいのか、何を感じさせたいのかが不明瞭なほど、演出のレベルが低くセンスも無いために、作品としての体(てい)を... 続きを読む
『アナと雪の女王』少女を搾取するポップスター・プリンセス | k.onoderaの映画批評
『白雪姫』から伝統的に続く、ディズニー長編映画のプリンセス路線の最新作、『アナと雪の女王』。これが全米のみならず世界的に大当たりして、ディズニー・ピクサー作品『トイ・ストーリー3』を超えて、歴代アニメーション作品第1位という超大ヒット作品となっている。 この結果は内容を見れば、いろいろな意味で、かなり納得できる。今回はその動員数の裏に、どのような背景があるのかを、作品の内容に沿って検証してみたい。... 続きを読む
k.onodera 2013年黒獅子ベストテン | k.onoderaの映画批評
今年もベストテンの時期がやってまいりました。 『ムーンライズ・キングダム』の、「あのトランポリンのところで話そう」というギャグは腹を抱えて笑いましたし、怪獣と巨大ロボのことしか描かなかった『パシフィック・リム』の潔さ、『死霊のはらわた』や『悪魔のいけにえ』の、出来の良いリメイクが作られるなど、アメリカ映画の安定したクォリティと幅の広さに、改めて圧倒された1年でした。 その一方で、高畑勲監督と宮崎駿... 続きを読む
『かぐや姫の物語』生命を吹き込む魔法【レビュー上巻】 | k.onoderaの映画批評
宮崎駿は『風立ちぬ』の完成報告会見の席で、記者に「5年ぶりの監督作ですが・・・」と問われ、「5年ぶりじゃない、5年かかったんだ」と返答した。 『風立ちぬ』の実際の製作期間は3年程度であるが、このときの宮崎監督の発言は、『崖の上ポニョ』以後空白の2年、おそらく作品についての思索も合わせて「5年かかった」という意味で言っているのだろう。アニメーションという共同作業が必要な創作物でありながらも、そこに「... 続きを読む