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人気順 5 users 10 users 50 users 500 users 1000 usersはてなさん、長い間お世話になりました。引越します。 - Tech Mom from Silicon Valley
正確な時期は未定ですが、近々準備が整い次第、このブログを別のところに引っ越すことにいたしました。はてなさん、近藤さん、本当に長い間、お世話になりました。黙って去るのも申し訳ないので、引越しに至る事情を書いておくことにします。ちょうど、少し余裕ができたので、今のうちに。私特有の事情でもあると思うので、他の方の参考になるかどうかはわかりませんが。はてなでブログを始めたのは2005年2月1日でした。どの... 続きを読む
ガラスマの「囚人のジレンマ」はもうやめたら? - Tech Mom from Silicon Valley
日本とアメリカの両方で、スマートフォン向けアプリを提供している開発者から聞いた話。とある日本だけで使われているAndroid端末(=ガラスマ)でその会社のアプリを使っているユーザーから、動かないとのクレームがあり調べてみたところ、Android OSのメーカー独自部分に重大な欠陥があることがわかったそうな。「だいたい、日本の携帯端末って、ものすごい機種数があるから、カタログがものすごく立派で分厚い... 続きを読む
「コンプガチャ問題」に見る新興勢力の危機管理と矜持 - Tech Mom from Silicon Valley
今週は出張していたので、例のソーシャルゲームおよびコンプガチャに関する件はROMしていただけだったが、遅ればせながら私の考えを一応まとめておきたい。ソーシャルゲーム各社を叩く論調が多いが、ベンチャーの芽を次々と摘み取る役所への不満の話なども聞こえてくる。私個人としては、グリーやDeNAを「人格攻撃」ならぬ「社格攻撃」をする気はない。せっかくベンチャーからここまで頑張ってきたのだし、世界で戦おうとや... 続きを読む
大阪維新の会 トンデモ条例案の黒幕 - Tech Mom from Silicon Valley
今朝から、わがツイッターのタイムラインがこの条例案なるものへのすごい批判の嵐でいっぱいになっている。大阪維新の会自体についてはあまり知見がなく、政治的な評価などの意見は私は全くもっていないが、この条例案祭りが、ツイッター以外の場所にあまり出ていないようなので、少々ツイッターを深読みしてみた。条例案は下記参照。あまり長くないので、ご興味のある方はまずは見てほしい。「これって虚構新聞でしょ」というツイ... 続きを読む
iモードの評価と「馬跳び現象」 - Tech Mom from Silicon Valley
夏野さんと孫さんのツイッター喧嘩に端を発した「iモードの評価」について、池田さんが書いた記事をRTしてコメントをつけたら結構反応があったので、ちょっと解説しておく。iモードの成功と失敗 - 池田信夫blog - BLOGOS(ブロゴス)iモードの価値評価については、世界のケータイ業界ではすっかり定まっていると思う。私の考えも、それ以上でも以下でもない。当時の携帯電話の技術水準や「音声オンリー」であ... 続きを読む
「食通礼賛」の空気に押しつぶされる女性の憂鬱と対策 - Tech Mom from Silicon Valley
私はうつ病ではないが、うつ傾向が強くなることが時々あると自覚している。身の回りの同世代の女性にうつ病が多く、「本格的にうつ病になったら大変」と身にしみているので、本格的に病気にならないように、気をつけてあちこちでブレーキをかけている。しかし、こうして自分でブレーキをかけられるのは、私が根本的に図々しくて、家庭の中で発言権が大きいからできることだと思う。ブレーキをかける、というのは別名「怠ける」とい... 続きを読む
(少なくとも当分は)誰も自動車産業の代わりになれない理由 - Tech Mom from Silicon Valley
車を修理に持って行き、待っている間、つらつら考えた。修理工場でツナギを着たメカニックを見るとなんとなくほっとする。自分が自動車会社に勤めたことがあって、自分もあれを着て仕事したことがあって、見慣れた姿だからなんだろうけれど、それだけでなく、古き良き時代のまじめな庶民の正しい姿の象徴、のような懐かしさを覚える。シリコンバレーはいいところだけれど、「高学歴職業」でない限り生活は苦しい。古き良き時代には... 続きを読む
凡人が、夢を諦めず絵や音楽を仕事にする方法 - Tech Mom from Silicon Valley
確かに、画家やアニメーターやミュージシャンになって、まともにメシを食っていくのは凡人にできることではない。もともとの才能があり、なおかつ異常なほどの集中を保ってそればかりをやって習熟するということができる人でなければ、こういった「需要(仕事のポジション)が少なく供給(なりたい人)の多い」仕事で勝ち抜いていくことができない。夢を諦めさせるでも、まぁそんなに悲観しなくてもよい。凡人でも、ある程度それを... 続きを読む
ソフトバンクの携帯がつながりにくいのは「戦略の違い」に過ぎない - Tech Mom from Silicon Valley
共同通信の「ソフトバンク携帯を使うな」というお達しが記事になり、ソフトバンク携帯の「つながりにくさ」について話題になっている。「使えないソフトバンク携帯」 共同通信デスクが怒ったわけ (1/2) : J-CASTニュースTwitterのTLで、「SBは800MHzを持ってないから、周波数割り当てがケシカラン」という意見が飛び交ったので、「専門家でない人にはそう思われちゃうのかな、困ったもんだ・・」... 続きを読む
「文章書けない」問題を抱える子供たち(ディスグラフィア) - Tech Mom from Silicon Valley
こんな話を読み、人ごととは思えないので、少々言及しておきたい。兄が死んだ | Tokyo O life ? ずばぴたテックこのお兄さんの人生が、幸せだったかどうかは余人にはわからない。しかし、お母さんの立場から見れば、数学では天才的な才能があるのに、文章が書けないというだけで、夢をかなえられなかった息子に対し、なんとも複雑な悲しい思いを抱いていたことだろう。このブログで何度か書いているように、ウチ... 続きを読む
国家生き残り戦略としての日本語リストラ - Tech Mom from Silicon Valley
我が家の息子たちが、「日本語を母国語として勉強する学校」から「外国語として習う学校」に移ってから2ヶ月。いろいろ目から鱗なことがあって、面白い。そこでつらつら考えるに、ニッポンの「国語なんたら審議会」には刺客を送り込まれ、全国の国語の先生たちからはカミソリを送られてきそうなことなのだが、「国家百年の計」を考えると、ここでおもいっきり、日本語の言語体系を大幅リストラして簡素化することが、国家戦略とし... 続きを読む
心配しなくても社畜はしばらくしたら絶滅するだろうけど - Tech Mom from Silicon Valley
この記事の元になった「小町」ネタは、私も読んでいて「このおばちゃんたちの下士官根性はどげんかせんといかん」とつくづく思ったものだ。 自分、もしくは家族の健康にも優先する仕事なんてこの世に一つもない。 ニートの海外就職日記「妻の病気のときに夫は仕事を休むべきか」(もうちょっと正確に言うと、妻には生まれたばかりの赤ちゃんがいて、自分は高熱出してるのに24時間赤ちゃんの世話をしなければいけない状況だった... 続きを読む
金持ちをたくさん働かせる仕組み - Tech Mom from Silicon Valley
「分配」志向の民主党政権になって、「格差是正」に期待が高まっていると思うのだが、メディアの論調がしばしば「義賊」待望になっているのは気に入らない。「義賊」とは、鼠小僧とかロビンフッドみたいに、金持ちから奪って貧乏人に分けるという考え方である。わかりやすいのだが、それを政治でやっちゃうと、金持ちはますます自分の富を隠し、世の中のために流通しなくなるし、また「成功しよう」という個人のインセンティブを奪... 続きを読む
妊娠も育児も家事も、フツーに仕事じゃんか - Tech Mom from Silicon Valley
週末になったので、「発言小町」解禁して読んでいた。昨日のアクセストップは、「混んだ電車で席を譲ってもらうように毎日周囲に頼んでいる、妊娠中幼稚園児連れのワーキングマザー」の話。この方は、あまりひどく混む前に乗れるように、朝5時半に幼稚園児をたたき起こして電車に乗るが、6時台でも席はいっぱいなので、いつも優先席で元気そうに見える人に「席を代わってもらえないか」と頼んでいるが、なかなか席を譲ってもらえ... 続きを読む
「基準から外れてしまった」人をどうするか - Tech Mom from Silicon Valley
日本は、全体として「規範意識」の強い社会であると思う。それがいいほうに作用すれば、「犯罪が少ない」「電車も宅配便も時間通り来る」「約束を守る」「信頼できる」ということにもなるし、それは日本人のいいところだと思う。でもそれは、規範から外れてしまった人にとっては厳しい社会であるために、そうならないように皆必死になっている、という言い方もできる。規範から外れた人に厳しいのは必ずしも悪いことではないし、そ... 続きを読む
「おサイフケータイ」が世界に広がらなかった理由 - Tech Mom from Silicon Valley
こんな記事を読んだり、日本から来た友人たちと議論した中で感じたこと。日本で電子マネーの普及が進んだ理由 - Innovation Design同じインドで生まれたのに、ヒンズー教はインドの外には広がらなかったのに対し、仏教は世界三大宗教のひとつとなったのはなぜか。ユダヤ教とキリスト教の違い、といってもよい。それは、ヒンズー教やユダヤ教が、当該民族の特性や置かれた環境に深く依存していたのに対し、仏教... 続きを読む
「日本って、フランスとかスペインとかみたいな」という感じ - Tech Mom from Silicon Valley
この休暇中、日本でとある友人と話したときに、改めてこんなことを聞かれた。「アメリカ人から見て、日本って相変わらずエキゾチックなところなんでしょうかね?ぶっちゃけ、どんな感じなんですか?」休暇突入前、ブログのコメントで散々叩かれるケースが続いたが、そのひとつが「日本はもうダメ」論争。私自身はこの中ではのらりくらり作戦で対処したつもりだったのだけど、「シリコンバレー在住コンサルタント」軍団の一人として... 続きを読む
梅田氏と「アテネの学堂」 - Tech Mom from Silicon Valley
梅田さんの発言記事がネットで盛り上がっている模様。日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編) (1/3) - ITmedia NewsWeb、はてな、将棋への思い 梅田望夫さんに聞く(後編) (1/3) - ITmedia News404 Blog Not Found:梅田望夫は「残念」なただ一つの理由 (他はこのDan Kogaiの中にリンクがいっぱいあるので参照)渡辺千賀といい、あーあ... 続きを読む
家事と「グーグルの検索」が似てる件 - Tech Mom from Silicon Valley
こういう話が流行ると、黙っていられないTech Momが来ましたよ。とある夫婦の離婚序章一時「発言小町」にはまったとき、同じような「家事と仕事とどっちが大変か」という男女の水掛け論を散々読んだのだが、女性の多い「小町」と男性の多い「匿名ダイアリー」の空気の違いがあって、なかなか面白い。で、私の直接の反応はPollyannaさんとほぼ同じなのでそちらを読んでいただくとして、スレを読みながら、「家事と... 続きを読む
勉強しか取り柄がなかった私から。「逃げよ。」 - Tech Mom from Silicon Valley
Pollyannaさんのこのブログエントリー、私もすごく共感した。「勉強ができる」という蔑称 - 理系兼業主婦日記私も、小さい頃から勉強以外に取り柄がなかった。いじめられもしたし、そこまでいかなくても、仲間に入れてもらえないことは年中だった。容姿もダメ、歌や楽器や絵もヘタ、体が大きい割りには気が弱いのでスポーツもそこそこ、鈍くさくていわゆる「ストリート・スマート」でもなかった。勉強が好きだったかど... 続きを読む
毎日新聞問題は「セクハラ問題」であるとの認識 - Tech Mom from Silicon Valley
当件、まだ続いております。この件につき、署名入りで分析や論評されている方は男性が多いためか、この視点についてあまり言及されていないようなので、書いておく。私自身も含め、毎日新聞問題は「旧メディア対ネット」の構図で語られることが多かったのだが、こちらの記事で、倖田來未さんの「羊水」発言事件との類似が指摘されているのを読み、「あ、そうか」と腑に落ちた。なぜ、私はこの件が気になるのかということが、自分で... 続きを読む
Tech Mom from Silicon Valley - ばばぁの繰言だけど、「ポケモンは自然に売れたんじゃない」という話
いつもながら、この件は私には、生活レベルでのアメリカと日本のことしかわからないので、その範囲に限定して書く。なんだか盛り上がってきて、面白くなってきた。 利権が無い文化を育てれば日本は生き残れる - アンカテLife is beautiful: 日本は世界経済にとってのガラパゴス諸島そこそこに大きく豊かで単一的な日本市場という特徴を利用して、中だけに閉じた、高度に発達したコンテンツや文化や製品が生... 続きを読む
かさぶた。 ゲーム業界は「パラダイス鎖国」ならぬ「パラダイス開国」
「パラダイス鎖国」について、いくつもの有名ブログで話題になっています。 On Off and Beyond:日本は世界のブラックホールか桃源郷か Tech Mom from Silicon Valley:お久しぶりの「パラダイス鎖国」と「情報発信」を閉ざすことについて 池田信夫 blog:清く貧しく美しく? 404 Blog Not Found:飛行船ニッポン号 Life is beautiful... 続きを読む
Tech Mom from Silicon Valley - 豊かな時代の教育とは:「こいつらにはやっぱかなわねー」と思うこと
こんなエントリーを読んで、私はちょっと事情は違うけれど、本当にそのとおりだなー、と思った。 談合社会の崩壊の中で「お母さん」たちが担っているもの - アンカテ今日も今日とて、息子の学校での「対策会議」に行ってきた。ウチの子の学校は、アメリカの中では「レベルが低い」と言われるカリフォルニア州の、お金持ちでもない小さい学区のフツーの公立校。それでも、いつも対策会議のたびに、そのノウハウや仕組みにいちい... 続きを読む
Tech Mom from Silicon Valley - 「パプリカ」の今敏監督がいいこと言った件について
ちょっと前になるが、昨年日本で最も評価の高かった劇場用アニメ映画、「パプリカ」の今敏監督と、「時をかける少女」の細田守監督が、たまたま相次いでアメリカに来られた。いつも映画関係の記事素材を提供してくださるハリウッドの映画ライター、はせがわいずみさんが、お二方にインタビューしたものを、私が現在、慶応大学デジタル・メディア・コンテンツ機構の英語ニュースレター記事に仕立て直しているところだ。はせがわさん... 続きを読む