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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users初のホワイトハウス会見取材で目にした「異様な光景」と、ロシアゲートに揺れるアメリカ | Tomoko Nagano
ホワイトハウスの中に入るのは初めてである。「 サンデーステーション 」で、トランプ大統領の会見取材が許可されたのだ。外から眺めては、いつか入ってみたいと思っていたのだが、夢がかなって実際に目にした状況はかなり異様なものだった。 ローズガーデンと呼ばれる中庭は大統領執務室の前にあり、そこで行われる記者会見はテレビでよく見る光景だ。中庭に行くと、ホワイトハウスのレポーターたちが席について中継の準備をし... 続きを読む
森友学園で見えた報道の変化 テレビの「焦り」と「スローニュース化」 | Tomoko Nagano
森友学園に関する報道をめぐって、「フェーズが変わった」と思う瞬間があった。 当初、どのメディアもアクセスできなかった籠池理事長に独占インタビューをしたノンフィクション作家の菅野完氏を各局の記者たちが取り囲む、いわゆる「ぶら下がり取材」映像を目にした時である。 籠池理事長が再度、東京の菅野氏の事務所を訪れインタビューに応じた際、テレビ各局は籠池氏に話を聞いた菅野氏にマイクを向け、詳細を聞き出そうとし... 続きを読む
「これは銃弾を使わない第3次世界大戦」 イギリス地方都市の漁師が、EU離脱を支持した理由 | Tomoko Nagano
イギリスのEU離脱については、すでに多くの方が分析・所感を発信しておられるので、私は実際に訪れたある漁港の話をしたいと思う。国民投票の週にロンドンで取材をしていた私は、ロンドンで繰り広げられるイデオロギー論や移民問題とはまた異なり、生活実感としてEU離脱を求める地元の人の声も聞きたいと思った。そこで、ロンドンから北に車で4時間ほど走ったグリムズビーという漁師町を取材した。 グリムズビーの港沿いには... 続きを読む
「シャルリー・エブド」の風刺画、ハフポスト各国版で掲載判断が分かれた理由 | Tomoko Nagano
世界中を震撼させた、イスラム過激派によるフランスの新聞社「シャルリー・エブド」襲撃事件。無慈悲で凄惨な手口により、12人もの命を奪った蛮行は決して許されるものではなく、深い悲しみと強烈な怒りを感じています。 多くのメディアはこの事件を「表現の自由」への攻撃として、シャルリー・エブドが掲載してきた風刺画をセンセーショナルに報道しました。ハフィントンポスト日本版もまた事件発生時から、事件の引き金になっ... 続きを読む
カジノ解禁、シンガポールと韓国に見た「明と暗」 | Tomoko Nagano
安倍政権が成長戦略の目玉にと意気込んでいる、「カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案」。CMなどで有名になった、巨大プールが最上階にあるシンガポールにあるマリーナベイ・サンズみたいな統合型リゾート、つまり国際会議場や、ホテル、ショッピングモール、劇場・映画館、といった施設に、カジノを含んで一体となった複合観光集客施設を日本にも作って、たくさんの観光客を呼び込み、経済の起爆剤にしま... 続きを読む
繰り返されるストーカー殺人。加害者が自ら語る「心の闇」に迫る | Tomoko Nagano
またストーカー行為の果てに女性が殺害される事件が起きました。東京都日野市の会社員、堀田さとみさん(24)が同市内の河川敷で遺体で見つかった事件。堀田さんは元交際相手の飲食店従業員、安保克(あんぼ・まさる)容疑者(24)=死体遺棄容疑で逮捕=から、ストーカー行為を受けていると職場の上司に相談していたことが分かっています。繰り返されるストーカー殺人。2013年に全国の警察が把握したストーカー被害の件数... 続きを読む
福島第二原発の奇跡 | Tomoko Nagano
2011年3月12日。東日本大震災による巨大津波の影響で、福島第一原発の一号機が水素爆発を起こしたちょうどその時。実は第一原発から直線距離にして、わずか12キロしか離れていない福島第二原発も、第一原発と同様の危機に直面していました。ひとつ間違えば、2つの原発が同時に爆発する可能性があった最悪の事態。福島第二原発ではどのように未曾有の危機を回避したのでしょうか。当時の第二原発所長、増田尚宏氏がその驚... 続きを読む
ハフィントンポスト日本版は何を伝えるのか | Tomoko Nagano
このたびハフィントンポスト日本版の編集主幹に就任しました長野智子です。よろしくお願いします。 そもそも「編集主幹」という言葉にも馴染みのなかった私・・・長年、放送業界で仕事をしてきた私にとって、インターネットはもちろんのこと、編集という仕事も未知の領域であり、この年齢になって新しい世界に戸惑っているというのが正直なところです。 私なりのユーザー視点で、ハフィントンポスト日本版がさらに皆様に愛される... 続きを読む