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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users『かげきしょうじょ!!』11話の表情と芝居について - Paradism
終始芝居が良かった11話。中でも特に気になったカット、シーンについて。まずはAパート頭のお風呂のシーンですが、瞬間瞬間でドキッとするような端正な顔立ちが描かれていたのがとても良いなと思いました。元々のデザインが可愛らしく良い意味で情報量が多くない*1感じなので、話の方向に従って絵の印象を大きく変えられ... 続きを読む
『恋する小惑星』のEDについて - Paradism
感傷が染みわたるような映像と楽曲。物想いに耽る少女たちの表情を一枚一枚切り取り、じっくりと見せていく構成には情感がたっぷりと乗っていました。1話を観てもみらとあおの関係性が物語の軸になっているのは間違いないのだと思いますが、その物語の中で出会うことになるそれぞれの少女たちの物語までも微かに匂わせて... 続きを読む
『ぼくたちは勉強ができない』OPについて - Paradism
静かな朝から始まるオープニングフィルム。静寂な曲調の中に織り交ぜられるフェティッシュなカットが非常に素敵で堪りませんでした。女性特有のシルエットに含まれる艶美さと可愛らしさ。それだけでもグッと引き付けられてしまう魅力に溢れていますが、撮影の良さ・見せたいところを強調した動かし方の他にオーバーラッ... 続きを読む
テレビアニメED10選 2018 - Paradism
前回の記事同様、放映季順、他順不同、他意はありません。敬称略含む。視聴した作品からのみの選出で、選出基準はいつもと同様 「とにかく好きなED」 です。 ヴァイオレット・エヴァーガーデン / みちしるべ 流れる月日も意に介さず、同じ場所に留まり続けた少女ヴァイオレット・エヴァーガーデン。これはそんな彼女が再び... 続きを読む
テレビアニメOP10選 2018 - Paradism
今年もこの企画に参加させて頂きます。放映季順、他順不同、他意はありません。敬称略含む。視聴した作品からのみの選出で、選出基準はいつもと同様 「とにかく好きなOP」 です。 宇宙よりも遠い場所 / The Girls Are Alright! 回転し、動き出すフレームを物語の幕開けに据えた本作の根幹とも言える映像。散りばめられた兆... 続きを読む
劇場版『若おかみは小学生!』の芝居・身体性について - Paradism
表情変化や子どもを抱き寄せる芝居に始まり、歩き芝居、ものを運ぶ芝居、屈む芝居、掃除をする芝居などおおよそ生活の中で見られるであろうアニメーションを徹底して描き出した本作ですが、そういった数多くの芝居が物語に寄与していたものは計り知れず、鑑賞後はこの作品が劇場アニメとしてのスケールでTV版とは別に... 続きを読む
『ヤマノススメ サードシーズン』2話の演出について - Paradism
*1 特徴的で可愛らしい表情、フォルム、皺のニュアンス。挙げれば切りがないほどに素敵な作画を見せてくれた本話でしたが、少しアンニュイな空気を抱えた今回の話にとっては、あおいの心情に寄り添った演出がとても良い補助線を引いていて話に引き込まれる大きな要因の一つになっていました。 中でも特に良いなと感じた... 続きを読む
『HUGっと!プリキュア』16話の演出について - Paradism
2018 - 05 - 21 『HUGっと!プリキュア』16話の演出について アニメ演出 HUGっと!プリキュア 渡邊巧大 川崎弘二 全てにおいて素晴らしいとしか言いようがなかった本話ですが、まず最初に目を奪われたのは構図やレイアウトの良さでした。特に日常パートでの人物配置などは素晴らしく、それぞれの芝居や表情を一つの画面に乗せることで、その空間でのやり取りを楽しく生き生きと伝えてくれていました。... 続きを読む
『リズと青い鳥』鎧塚みぞれの仕草、掴むことについて - Paradism
みぞれが髪を掴む仕草が描かれたのは、劇中でおそらく9回程 *1 だったでしょうか。寡黙にして映像 *2 で語ることが主体とされた本作にあって、彼女のこの癖は強く印象に残り、決して多くを語ろうとはしないみぞれ自身の感情を映すものとして重要な役割を果たしていました。足や手の芝居、瞼、眼球の動きにまで心情の変遷・動きを仮託していた今作ですが、冒頭から終盤まで物語の転換点となる場面で描かれたこの癖はその中... 続きを読む
反芻と遠望の先へ『宇宙よりも遠い場所』8話 - Paradism
2018 - 02 - 21 反芻と遠望の先へ『宇宙よりも遠い場所』8話 アニメ演出 宇宙よりも遠い場所 自分たちのやりたいこと、向かいたい場所、胸に秘める想い。そんな幾重にも重なった感情を反芻しながら、これまでの物語の中で切実に訴えてきた本作にあって、今回の話はそれを再度描いたしたものとしてとても胸に迫るものがありました。モノローグでもなく、メモワールでもない。その “瞬間” に「選択したんだよ... 続きを読む
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』6話の演出と木上益治さんの情感について - Paradism
2018 - 02 - 17 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』6話の演出と木上益治さんの情感について アニメ演出 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 木上益治 リオンとヴァイオレットを交互に映すカッティング・カットバックが多く見られた今話。「こういう顔なんだ」と言ったリオンの言葉宜しく、無表情であること、怒っているように見えてしまうことを逆手に取った表情の機微を取らえるコンテワークがとても印象的... 続きを読む
『宇宙よりも遠い場所』5話の演出について - Paradism
2018 - 01 - 31 『宇宙よりも遠い場所』5話の演出について アニメ演出 宇宙よりも遠い場所 澤井幸次 南極へ旅立つマリの話から一転、めぐみの心情を多分に含んだ話へとシームレスに変遷する物語とフィルムの構成。すっと上手が入れ替わり、話の主体が変化していたことをカット単位で寡黙に伝えてくれる巧さに心がざわつきました。二人の関係と向き合うことを強要するような横の構図がもたらす印象はとても強烈... 続きを読む
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』1話の手の芝居と演出について - Paradism
2018 - 01 - 12 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』1話の手の芝居と演出について アニメ演出 アニメ芝居 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 輪郭線や反射光・影の多さなど、これまでの 京都アニメーション 作品を振り返っても特筆して線量の多いデザインと言っても過言ではない今作ですが、その中でも特に印象に残ったのは手の芝居に関してでした。それも感情や想いがその手を動かしているよう感じられた... 続きを読む
『アイドルマスター シンデレラガールズ』 21話 感想 - Paradism
アニメ雑感, アイドルマスター卯月の笑顔を見て、初めて胸が張り裂けそうだと感じた。何かに彼女が苦しんでいるということ、不安を抱いているということ。それを痛い程に突きつけてくる映像はまさに延々と続く暗い陰に覆われていたかのようで。そして卯月が 「大丈夫です」 と二つ返事の言葉を投げ掛ける度に浮かんでしまう仄暗い疑問。 「貴女(あなた)は、本当に大丈夫ですか――?」 だって心配だったんです。不安だった... 続きを読む