お米の袋のこと - MOJIMOJI's BLOG

2011/09/07 22 users キャプション 薬品 産地偽装 ダイヤモンド お米

なんのことかと言いますと、次の写真の件です。＞写真 写真のキャプションには「福島のホームセンターで米の産地偽装のための他県の米袋が、飛ぶように売れています…福島の友人情報が記事になった。ダイヤモンド」と書かれてる。「ホンマかいな？」という感じでツイッターで話題にしたところ、「無農薬のお米を収穫した際、新しい米袋だと中に塗ってある薬品が濃すぎてよくないとかで、前から使用済みの米袋は各地で売られてる」... 続きを読む

いわゆる「菅おろし」 - MOJIMOJI's BLOG

2011/06/23 48 users 菅おろし

震災発生以来に菅がやったことで批判したいことならいくらでもあるが、たとえば、20mSv基準問題とか、住民避難をさせなかったこととか、汚染食物の規制を緩めたこととか、とにかくもうほんとにいろいろなのだけど、その中で評価できる数少ない成果が、浜岡原発の停止と再生可能エネルギーへの取り組みを明確にしたことだ。 で、現在、菅をおろしたくて必死に叫んでいる政治家連中というのは、こうした菅の「批判されるべき」... 続きを読む

原子力のコスト、簡潔に - MOJIMOJI's BLOG

2011/04/19 86 users 原子力 コスト

原子力発電がいかに高くつくか。ざっとスケッチ。大島堅一『再生可能エネルギーの政治経済学』を参考に。ところどころは僕の勝手な意見を挟んでいるので、大島氏の正確な見解を知りたい場合は、元の本にあたってください*1。 さて。原子力発電には以下の費用がかかる。 発電費用 バックエンド費用（廃棄物処理費用） 公費投入（研究開発費＋立地対策費） 事故などによる被害と被害補償費用 当然、すべてを費用として計上し... 続きを読む

4.16御堂筋・脱原発デモ - MOJIMOJI's BLOG

2011/04/17 13 users 脱原発デモ

昨日は夫婦でプラカード持って行ってまいりました。相方はもうすっかりデモに慣れたというか、はまったというか、昨日は「げんぱつはんたーい」とかキャーキャーゆーとりました。帰ってからは帰ってからで、デモでいただいたチラシのすべてに目を通しながら「次はいつのどこのデモに行こうか」などと予定を立てるのに余念がありません。 動画はチラホラあがってるんですが、東京・高円寺のみたいにバシッときまったのはなかなか難... 続きを読む

知でつながる脱原発運動を、その２ - MOJIMOJI's BLOG

2011/04/12 8 users 脱原発運動 イット 関西電力 名残 美浜

しかし、「知でつながる」とは具体的にどうすることだろう？人によってイメージが違うかもしれない。たとえば、再び久米三四郎の本より。 関西電力が美浜についで（香住町に）原発を立てようという計画でやっていまして、たしか一九六八年だったと思いますけど、神戸の労働組合の方から呼ばれたと思います。そのころは原子力がまだバラ色の名残の時代でしたから、いろんな先生方がいっとられて、「今頃原子力を怖がるのは明治時代... 続きを読む

脱原発を掲げて街頭に出よう - MOJIMOJI's BLOG

2011/04/04 25 users 街頭 脱原発

今回の事故について。これまでも深刻だし、これからも数か月は深刻で、下手すると年内ずっと深刻な状況が続くかもしれません。三基もの原子炉ですべての防壁が破られ放射性物質が漏洩する事態は世界初。20日余りにわたって漏洩を食い止めるすべがないまま、放射性物質がダラダラ漏れ続けているのも世界初*1。流出した放射性物質の量を知る人は誰もおらず、既に「チェルノブイリの何割」という推測もあり、最悪の場合は、チェル... 続きを読む

原発と日本の未来、その２ - MOJIMOJI's BLOG

2011/03/22 16 users 原発 未来 日本

基本的には、世界中で原子力発電所の建設は停滞している*1。その背景にあるのは電力自由化だ。 自由な電力市場においては、電力会社は発電施設の種類（火力、水力、原子力の区別）に関わりなく、競争力の観点から余分な発電施設の建設を控えるようになる。発電施設の新増設の決断は、もし確実に顧客が獲得できる見込みがなければ、経営リスクが高いので実施しにくい。しかるに自由な電力市場ではそれが全く保障されない。むしろ... 続きを読む

『はじめて出会う生命倫理』 - MOJIMOJI's BLOG

2011/03/01 20 users 生命倫理 語り口 算術 生命倫理学 たび

このたび、共著者の一人にいれていただいた本が出来上がりましたので、お知らせします。玉井真理子・大谷いづみ編『はじめて出会う生命倫理』、僕は「第11章　医は仁術？算術？」を担当させていただきました。 「患者が５人います。Ａさん、Ｂさん、Ｃさん、Ｄさん、Ｅさんとします。薬は１人分しかありません。誰を助けますか？」──生命倫理学というと、どうしてもこういう語り口を連想してしまう。現場では実際にそういう問... 続きを読む