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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users7-9月期GDP1次・粗雑さの下のマイナス成長 - 経済を良くするって、どうすれば
マイナス成長となった今回のGDP速報を名目で見ると、意外にも、一つを除いて、内需の各項目の増加率はプラスだった。その一つというのが公共投資であり、外需も含めた全体が前期比-0.3になっている中、寄与度が-0.1というのでは、輸出がコケたら、惨めな結果になるのも仕方あるまい。経済成長は、最善を尽くしてなお、確... 続きを読む
1-3月期GDP1次・緊縮の地金が出たマイナス成長 - 経済を良くするって、どうすれば
一時的な要因が重なって、1-3月期GDPは、わずかながらマイナス成長になった。しかし、たまたまで済ますだけでは、経済を説明したことにならない。こうなる必然性があることを明らかにしておくべきだろう。それは、「どうすれば、デフレという病を治せるのか」という問いへの答えに通じる。経済学者にありがちな「栄養と休養を取りなさい」といった万能の処方ではなくてね。 ……… 今回のGDP速報は、物価や季節調整で揺... 続きを読む
日本経済、「あと一押し」まで来たのかどうなのか?-GDP速報をうけてのリフレ派の解説まとめ
GDP第2四半期の速報がかなりよい内容だったのをうけて、いわゆるリフレ派の論客(田中含む)がいくつか論説を書いています。そのうちいくつかをご紹介。 トップバッターは、嶋中雄二さんです。 嶋中雄二の月例景気報告(8月14日)No.88:「数量景気」からミニ設備投資ブームへ〜「いざなぎ超え」後の拡張局面の行方〜 http://www.sc.mufg.jp/report/business_cycle/s... 続きを読む
4-6月期1次QEのマイナス成長は景気後退につながるか?: 官庁エコノミストのブログ
本日、内閣府から4-6月期のGDP速報、いわゆる1次QEが公表されています。消費と輸出の停滞から節調整済みの前期比で▲0.4%、前期比年率で▲1.6%のマイナス成長となりました。まず、日経新聞のサイトから記事を引用すると以下の通りです。 4-6月期の実質GDP、年率1.6%減 消費と輸出が低迷 内閣府が17日発表した2015年4-6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期... 続きを読む
消費増税への強いこだわり - 経済を良くするって、どうすれば
4-6月期のGDP速報を受けて、次々と民間調査機関の2014年度の経済予測が出ている。いずれも、外需を除くと、ゼロ成長に墜落するという恐るべき内容である。冷静に考えれば、こんな結果を招くような経済運営はあり得ない。しかし、それでも消費増税を断行すべしという流れは変わらない。この消費増税への強いこだわりは、一体、何なのだろうか。 ……… おそらく、消費増税は政治的にめったにできないことだから、このチ... 続きを読む
日本経済の実力を解き放て - 経済を良くするって、どうすれば
今年の元旦、本コラムは「消費が伸び、日本は予想外に高成長を遂げる」としたが、4.1%成長という昨日のGDP速報の結果は、それが現実になったと言って良かろう。むろん、経済の動向については、複数のシナリオを用意するのが基本であり、その中で一番おもしろいものを、皆さんに披露しておいたということではある。 さて、今回の高成長に対する一般的な見方は、日経にもあるように、「復興需要が下支え」というものである。... 続きを読む