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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users七十億分のたった一人の人に - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-11-03 七十億分のたった一人の人に ルーツ ため息をついたら幸せが逃げてしまいます。 幸せを運ぶ天使は逃げ足がとてつもなく速いので、顎を引いていつだって身構えている必要があります。 屋上で幼い姉弟が下を覗いて何か話をしていました。やがて弟はつま先で立ち、そこからニジンスキーのように飛び跳ねて遊びを始めたのです。姉は心配で心配でたまりませんでした。床のない空が一歩先で待ち構えているのだ... 続きを読む
ドラッグやめますか、それとも人間やめますか - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-10-28 ドラッグやめますか、それとも人間やめますか ルーツ 灰皿で友人が彼女の頭を何度も殴打するところを、私は見たことがあります。 こだわりが強すぎてときおりどうしても解決できない事案にぶつかり、跳ね返されて戻ってくるといきなり閃いて問題の極々、一部が解決する場合があります。 誰かが私に質問をしました。絶対に交通事故を起こさない方法はあるのか。 大阪南部と北部では言葉や気質に、かなり... 続きを読む
ミステリーショッパー(Mystery-Shopper)は、あこがれの覆面調査員 - 駅前第四ビルが愛した植樹
ミステリーショッパー(Mystery-Shopper)とはいったい何なのか。 レビュー記事は今まで一度として書いたことがありません。はてなには、レビューの達人がたくさんいます。私のような者に出番はない、それはもっともな意見です。ですがどういうわけか、私は本のレビューや映画、ドラマの紹介記事に対してこよなく憧れじみた愛情を持っています。 しかし私のやり方は、雑学をこねくり回して記事にするという、なん... 続きを読む
歯ぎしりのパワーに驚いてはいけません - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-10-26 歯ぎしりのパワーに驚いてはいけません 逆さに見える空 下手をすると顎を砕きます。 嘘です。そんなはずはありません。しかし驚くほどのパワーを人間は口もとに隠しているのだけは、事実です。 歯ぎしりはイビキと並んで、安眠妨害の元凶として世間ではかなり冷たい目で見られる行為です。イビキは例えるならば、嵐です。そして歯ぎしりは地震といっても過言ではありません。 嵐や地震は男性にも女性に... 続きを読む
ミニマリストになるための魔法の呪文 - 駅前第四ビルが愛した植樹
読むだけでミニマリストになる方法は、実はGから始まった。 ミニマリストは暗号です。執着を捨てるための呪文です。唱えるだけの呪文ではなくて、ミニマリスト養成ギプスと名づけても良いくらいの出来栄えです。 ときおり台所にGが出ると、私は男のくせに大騒ぎします。なんとか取りたい、でも取れない。取れないではそのまま寝床に入って眠れない、というような矛盾に満ちた心の振動を経験します。 執着は振動です。心の小さ... 続きを読む
ドッグフードは開発段階で人間が味見をしているのか - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-10-25 ドッグフードは開発段階で人間が味見をしているのか 逆さに見える空 ドッグフードについて夕べは心底、悩みました。 私の悩み事はいつも厄介で、近所の小学生が利用している悩み事相談室くらいでは、とても収まりそうにありません。どうでもいいことが、気になって気になって仕方がなくなるのです。目が回ります。高所恐怖症がぶり返しそうで、怖いです。 とにかくドッグフードです。ドッグフードは犬の... 続きを読む
裁判官山口良忠と、差別に立ち向かった沢田美喜 - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-10-24 裁判官山口良忠と、差別に立ち向かった沢田美喜 逆さに見える空 結果的に、他の生き方を許されなかった人たちがかつていました。 夜はいつも真っ暗です。けれども我々は、やがて朝が来ることをよく知っています。だからぐっすりと眠り、ゆっくりと目覚めます。 けれどももし、朝が来ることが約束されていない場所に置かれたら、我々はいかにして生きるのでしょうか。 山口良忠と沢田美喜はまさに、朝が... 続きを読む
ミニマリストは究極のダイエッター - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-10-22 ミニマリストは究極のダイエッター ミニマリストか断捨離か たとえ私のように罰当たりな人間であったとしても、シンプルライフやミニマリストに対して多少の興味は持っています。 前回の記事でミニマリストの定義について、多少の不信感を書きました。しかしミニマリストという言葉の響きには、なぜか特別なものを植え付けられてしまいます。 昔アラブの偉いお坊さんが、恋を忘れた男に与えた、しびれる... 続きを読む
ミニマリストブログ、ケチとの違い - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-10-21 ミニマリストブログ、ケチとの違い ミニマリストか断捨離か 私はもともと、ミニマリストというのは、都会に暮らすアーミッシュのようなもんだと思っていました。 しかしよくよく調べてみると、あまりはっきりとした定義がありません。人によって捉え方がまるっきり違うし、これぞミニマリストというものが、見当たらないというのが正直なところです。 私の認識不足も、確かにあります。しかし私はミニマ... 続きを読む
早漏白書、頂点から一気に奈落の底へ - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-10-20 早漏白書、頂点から一気に奈落の底へ 逆さに見える空 世界一、速い男はいったい誰なのか。 悪のりは醜悪ですが、止まらないときもあります。人によっては不快に思われる方もいますので、田舎道で肥溜めをよけるが如く、歩きやすい道を選んでください。 オリンピックで常に話題の中心になるのは、スピードです。 せっかくの熱い夜、卒業のダスティン・ホフマンはミセス・ロビンソンから嘲笑を受けました... 続きを読む
鼻毛、陰毛疑惑についての一考察 - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-10-18 鼻毛、陰毛疑惑についての一考察 逆さに見える空 鼻毛は現在、恥じてしかるべき冠をいただいております。 まさしく下衆な陰毛扱いです。 このような恥辱は鼻毛にとっても心外きわまりないに違いなく、このままの勢いで公然と陰毛などと言われた日には、誰だって次に鼻がなんと呼ばれるのか、考えただけでも身の縮む思いがします。 しかし鼻毛には鼻毛なりの事情が、歴然と存在します。かなり重要な働き... 続きを読む
乳首は乳首でも、男の乳首はいったい、何のためにあるのだろう - 駅前第四ビルが愛した植樹
男が男性を好きになって、子供が欲しくなる。 砂漠で飲み水を欲しがるように、私はあなたを愛しています。どうしようもなく、好きなんです。そんな無二の相手が不幸にも男だったとしたら、今の社会ではかなりの制約を受けます。 しかし重い枷をかけるのは、社会だけでしょうか。お父さんやお母さんはどう思うでしょう。身内の目を気にしたりはしないのでしょうか。 まるで超難解なダンジョンに迷い込んだ、世界を救うべき主人公... 続きを読む
鼻の穴が二つないと、人間は生きられない - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-10-15 鼻の穴が二つないと、人間は生きられない 生きていけないと生きられないと生きたくない。 そのどれにあてはめても支障がでない言葉は、二つの鼻の穴です。 鼻の穴がなくては生きていけない。鼻の穴が一つでも、生きられない。生きたくなくなったら、鼻の穴を塞げば良い。このうち、鼻の穴をなくすことと塞ぐことに関しては、何の説明もいりません。 即座に息が止まるからです。 ただしもう一つ、私の脳... 続きを読む
ソ連へ逃げた岡田嘉子は恋の樺太逃避行と騒がれました - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-10-12 ソ連へ逃げた岡田嘉子は恋の樺太逃避行と騒がれました 逆さに見える空 ソ連への越境を決意した岡田嘉子は、樺太で消息を絶ちました。 岡田嘉子(おかだ・よしこ)は女優でしたが、彼女が活躍したのは私が生まれる前の話です。しかしとにかく、すごい経歴の持ち主です。 写真で見る限り、岡田嘉子はかなりの美人です。しかも今でいう恋多き女優でした。 「出家とその弟子」という山田隆弥主宰の舞台協会... 続きを読む
ニジンスキーは、神の道化か - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-10-09 ニジンスキーは、神の道化か 逆さに見える空 空跳ぶバレーダンサー、ニジンスキーは伝説の人であり、神に魂を奪われた者であるとも言われています。 ニジンスキーはまさしく、天才でした。彼は空を跳びました。 10歳でマリインスキー劇場付属舞踊学校に入学し、18歳で劇場の主役に抜擢されました。バレーダンサーとしての人生は、紆余曲折があったにせよ、彼の才能は誰からも疑われることのないもの... 続きを読む
蟹工船の作者、小林多喜二は拷問のうえ、虐殺されました - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-10-08 蟹工船の作者、小林多喜二は拷問のうえ、虐殺されました 逆さに見える空 小林多喜二はなにゆえに虐殺されなければならなかったのか。 小林多喜二はプロレタリア作家と言われていました。プロレタリアとはそもそも、賃金労働者階級、無産者階級を指す言葉です。彼の作品で近年、再脚光を浴びた「蟹工船」などはまさにそれでしょう。 彼はただ単に殺されたわけではありません。拷問の末に、なぶり殺しにさ... 続きを読む
阿部定事件と226事件、同じ年に起こった二つの狂気 - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-10-05 阿部定事件と226事件、同じ年に起こった二つの狂気 逆さに見える空 誰かに盗られるくらいなら、あなたを殺して……。 これは演歌、天城越えの歌詞の一節です。阿部定事件を思うとき、私はなぜかこの歌を思い出します。 背徳だと分かってはいても、恋い焦がれる心情にはどこか惹かれてしまうのが、人情かもしれません。もちろん事件そのものを擁護するわけではありません。 目に見えない思いというも... 続きを読む
リバーフェニックスは、ろくでなしか - 駅前第四ビルが愛した植樹
2015-09-27 リバーフェニックスは、ろくでなしか 月の裏側 シェアする リバーフェニックスは1993年の深夜に、命を落としたらしい。 クラブで友人らと機嫌良く飲んでいた彼は、しかし突然、喘ぎ出し、よろけながらも店を出た。そこで卒倒、意識不明のままで病院に運ばれた。 手を尽くしたが五十分後に死亡が確認されて、二十三歳の若さで人生を閉じた。 遺体からは致死量のドラッグが、検出されたと言われてい... 続きを読む