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人気順 5 users 10 users 100 users 500 users 1000 users「鉄道世界一」は日本人の思い込みにすぎない | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
鉄道は、人や物を運ぶ交通機関の一種にすぎない。ところが日本では、どうも交通機関の域を超えた特殊な存在であり、実際よりも過大に評価されたり、期待されているところがあるようだ。 筆者は職業柄、常々そう感じてきた。10年以上にわたり鉄道関連の現場やそこで働く当事者を取材した結果、一般の人々が鉄道に対して抱くイメージと、筆者が見てきた鉄道の現実との間に大きなギャップがあると感じたからだ。 なぜこのようなギ... 続きを読む
「Suica使えない」東京-修善寺間の落とし穴 | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
開幕まであと1000日を切った東京五輪。観客は、大半がSuicaやPASMOなどの交通系ICカードを使って移動することになるだろう。しかし、首都圏に近い開催会場の中にはICカードで行けないところもある。 たとえば自転車のトラックとマウンテンバイクの2競技は静岡県伊豆市にあるサイクルスポーツセンターで実施されることが決まっている。サイクルスポーツセンターへの行き方を調べてみると、伊豆箱根鉄道駿豆線の... 続きを読む
東急が池上線を「無料乗り放題」にするワケ | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
東京急行電鉄(東急)は10月9日、五反田(品川区)と蒲田(大田区)を結ぶ池上線を誰でも終日乗り放題とするイベントを開く。首都圏で大手私鉄が「無料で乗り放題」の取り組みを行うのは初めてだ。 「開通90周年記念イベント」の一環だが、1928年6月に全線開業した池上線が開通90周年を迎えるのは実は来年だ。1年弱フライングしてまで開催することになったのはなぜだろうか? 昭和の面影が残るというが・・・ 全長... 続きを読む
なぜ「TX」でトラブルや不祥事が相次ぐのか | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
秋葉原(東京都)とつくば(茨城県)を最短45分で結ぶつくばエクスプレス(TX)。2005年開業で全駅にホームドア、踏切なしという高い安全性が売りだ。沿線開発も進み、乗客数も右肩上がり。その成長著しい鉄道に、今ほころびが見え始めている。 5月25日、柏たなか駅でオーバーランが発生。TXは列車を決まった位置で正確に停止させるための専用装置を導入している。運転士は列車を手動モードに切り替えていたことを忘... 続きを読む
改革続々、新生「湘南モノレール」の"熱い夏" | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
湘南の太陽の日差しを浴びながら、 観光客であふれる江の島に向け、 一筋の銀色の光が夏空を背景に駆け抜ける。 神奈川県にある湘南モノレールという会社をご存じだろうか。同社が運行するモノレール路線はJR東海道線、横須賀線、根岸線などが乗り入れる大船駅と、一大観光地である江の島の入口に位置する湘南江の島駅との間、6.6kmを結ぶ。 乗車してみると、遮音壁がないために空中からの車窓風景がダイレクトに楽しめ... 続きを読む
首都圏の鉄道、沿線人口の増減率ランキング | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
東京急行電鉄の担当者から興味深い話を聞いた。「人口予測は変えられます。努力次第で人口減少を数年先に遅らせることができるのです」。 東急が作成した人口見通しによれば、東急沿線17市区の人口は2020年をピークに減少に向かう。一方で、1都3県の人口のピークは2015年。つまり、首都圏の人口が減少に転じても、その後5年間は東急沿線の人口は増え続けるというわけだ。殺人的な電車の混雑はさておき、沿線価値向上... 続きを読む
東急田園都市線「通勤地獄」はいつ解消するか | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
東京急行田園都市線沿線にはハイソなイメージが漂うが、朝の通勤ラッシュ時間帯は別だ。ハイソどころか車内は殺伐としており、乗客同士の小競り合いを目撃することも一度や二度ではない。理由ははっきりしている。身動きがとれないほど車内が混雑し、しかもノロノロ運転しているからだ。 田園都市線は首都圏でも屈指の混雑路線だ。朝のラッシュ時における混雑率は184%。国土交通省によれば混雑率180%は「折りたたむなど無... 続きを読む
アニメ「聖地」で魅力PR、京阪と叡電の挑戦 | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
2011年8月に行われた「けいおん!」ラッピング電車の撮影会。お気に入りのキャラクターたちを間近で撮ろうとたくさんのファンが詰めかけた(写真提供:京阪電気鉄道) 「聖地巡礼」という言葉が、社会現象として注目を集めている。アニメファンが作品のモデルとなった土地を訪ね歩くことを比喩した言葉で、人気作品と縁ができた茨城県大洗、岐阜県高山などの「聖地」には大量のファンが押しかけ、彼らの熱気と経済効果に地元... 続きを読む
「きっぷ」を刷っていた老舗印刷所の意外な今 | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
鉄道を利用する際には欠かせないのが「乗車券」。いまでは都市部を中心に「Suica」などのICカード乗車券がすっかり普及しているが、鉄道の開業から今日に至るまで重要な役割を担いつづけてきたのが紙のきっぷだ。 有価証券であるきっぷの印刷には独自の高度な技術が必要とされ、乗車券を手がける印刷会社はこれらのノウハウを長年蓄積し続けてきた。だが、ICカード化などで紙のきっぷの出番は縮小しつつある。その中で、... 続きを読む
あの新幹線メーカーが米国市場で陥った窮地 | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
「中国や日本には高速鉄道が至る所にあるが、わが国にはない」 トランプ米大統領の発言をきっかけに、日本の新幹線関連銘柄が2月10日に軒並み値上がりした。大手鉄道車両メーカー・日本車輌製造(日本車両)はその代表格。1日の取引量は通常10万~20万株程度にすぎなかったが、この日は一気に500万株を超える大商いとなった。株価も14%上昇した。3月1日にはトランプ大統領が2月28日の施政方針演説で1兆ドルの... 続きを読む
JR東海の攻勢をかわした「名鉄」の復活劇 | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
名古屋鉄道(名鉄)は2016年3月期決算で、営業利益が24年ぶりとなる過去最高益448億円を記録した。5円配当にいたっては、46年ぶりという好実績だ。不採算部門の整理と、利益部門へのテコ入れという経営の王道を進み、みごとにその成果を結実させた復活劇をまとめた。 利益の大黒柱は鉄道事業 2016年3月期決算における名鉄の事業別営業利益を見ると、全利益のほぼ半分にあたる220億円余りを交通事業が稼ぎ出... 続きを読む
なぜ「シン・ゴジラ」では鉄道が大活躍するのか | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
映画「シン・ゴジラ」には鉄道が登場するシーンが実に多い。序盤では、首都圏の繁栄ぶりを示すかのように、通勤電車が画面上を縦横無尽に行き交う。中盤では京浜急行電鉄や、江ノ電こと江ノ島電鉄の列車が出てくる。登場人物が多摩都市モノレールの車両基地で重要な会話をするシーンがある。 「シン・ゴジラ」の制作には多くの鉄道会社が撮影に協力している。多摩都市モノレール、江ノ島電鉄、東急電鉄、京浜急行電鉄、北総鉄道が... 続きを読む
大手私鉄で「最も儲かっていない」路線は? | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
鉄道会社の各路線の営業係数、つまり100円の収入を得るために要する費用を示す数値は多くの場合公表されていない。近年はJR旅客会社の一部から発表されるようになったものの、私鉄などではほぼ皆無と言ったところだ。 そこで、各社の収支を基に、収入は主に旅客人キロ(運んだ旅客数にそれぞれが乗車した距離を乗じた数値)の比で、費用は旅客人キロの比と営業キロの比とでそれぞれ分配して各路線の営業係数の算出を試みるこ... 続きを読む
品川駅前にはなぜ「家電量販店」がないのか | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
新宿や池袋のような、利用者の多い都市部の駅には「ヨドバシカメラ」「ビックカメラ」といった都市型の家電量販店がある。例えば世界一の利用者数を誇る新宿駅は、JR東日本だけでも一日の乗車人員が約74万8000人(2014年度)に達し、京王や小田急、東京メトロなども合わせると、非常に多くの人が毎日この駅を使用していることがわかる。 そんな新宿駅には、東口と西口それぞれに「ヨドバシカメラ」「ビックカメラ」が... 続きを読む
あのGALA湯沢が今になって活況に沸く理由 | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
競技人口の激減が響き、経営難にあえいでいるスキー場は全国に数多い。「レジャー白書」によれば、スキー場のリフトやゴンドラの収入は1993年に1510億円でピークをつけた後、減少の一途をたどり、2010年には540億円まで落ち込んだ。その後も底ばいの状況が続いている。 そんな中、2006年に底を打ち、入場者数がうなぎのぼりに伸びているスキー場がある。JR東日本が運営するGALA湯沢スキー場だ。上越新幹... 続きを読む