建設18業種が資金繰り支援を受けられず、国交省の統計不正で実害

2022/08/23 9 users 実害 国交省 統計 資金繰り支援 建設受注統計

国土交通省の「建設工事受注動態統計調査」（以下、建設受注統計）の不正処理で、建設業界に実害が生じていたことが分かった。 中小企業を対象とした政府の資金繰り支援で、土工・コンクリート工事業など18業種が対象から漏れ、支援を受けられない時期があった。舗装工事業など37業種は、誤って対象となり、“過剰支援”を... 続きを読む

出版デジタル機構の電子書籍取次買収は最悪の愚策繰り返される｢ＪＡＬ再生での失敗｣｜岸博幸のクリエイティブ国富論｜ダイヤモンド・オンライン

2013/05/30 82 users 愚策 クリエイティブ国富論 岸博幸 肝いり ビットウェイ

政府の肝いりで設立された出版デジタル機構が、電子出版の取次大手ビットウェイを買収しました。それを大きく報道した5月30日の日経の記事を読むと、電子出版の普及に向けた前向きな動きのように見えますが、事実は正反対ではないでしょうか。 電子出版のビジネスの実態 結論から先に言えば、今回の出版デジタル機構によるビットウェイの買収は、多額の公的資金など政府の過剰支援によるＪＡＬ再生が航空産業の競争条件を歪め... 続きを読む

日本航空の株式再上場は本当に正しいのか｜岸博幸のクリエイティブ国富論｜ダイヤモンド・オンライン

2012/06/07 19 users JAL 一見 競争 クリエイティブ国富論 岸博幸

2012年度3月期決算で過去最高となる2000億円の営業利益を達成した日本航空（ＪＡＬ）は、今月末にも株式再上場の申請を行い、9月には再上場を果たすと言われています。一見非常に明るい話ですが、この再上場は本当に正しいのでしょうか。政府の産業政策の間違いが市場の競争を歪める典型例となりかねないのではないでしょうか。 政府の過剰支援 ＪＡＬは2009年に政府に対して支援を要請し、その後は法的整理（会社... 続きを読む