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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users話題の「シムズ理論」はデフレ脱却の切り札なのか? 極論に要注意(安達 誠司) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
マクロ経済学者の苦闘 このところ、国内の経済論壇は、「 シムズ理論 」の話題で持ちきりである。「シムズ理論」とは、正確にいえば「物価の財政理論(the Fiscal Theory of Price Level)」、略して「FTPL」といわれるものである。 この「FTPL」自体は、1990年代の終盤から2000年代前半にかけて、当初は、主にアメリカのマクロ経済学者の間で「理論的な可能性」として議論さ... 続きを読む
日本に必要なのは財政拡大、基礎的収支の目標年限撤廃を=シムズ教授 | ロイター
2月1日、ノーベル経済学賞を受賞したプリンストン大学のクリストファー・シムズ教授(写真)は、日本経済研究センターで講演し、プラスの物価上昇を実現するには現在の財政赤字を拡大することが役立つとの「物価水準と財政理論」を前提に、将来不安により支出が萎縮している日本で必要なのは継続的な財政拡大とインフレ実現への政治的コミットだと指摘した。写真は都内で撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai) [... 続きを読む
FTPLはヘリマネなのか? 「今は財政の出番」シムズ教授インタビュー :日本経済新聞
金融緩和だけでなく財政拡大で物価2%を目指すべきという「FTPL(物価水準の財政理論)」に基づく政策提言が日本の政策担当者やエコノミストの間で話題だ。アベノミクスの理論的支柱である米エール大の浜田宏一名誉教授が「目からウロコだ」と語り、一気に注目が高まった。財政赤字は将来のインフレで返済するというが、はたしてうまくいくのか。提唱者でノーベル経済学賞も受賞した米プリンストン大のクリストファー・シム… 続きを読む
ゼロからわかる「リフレ派」とは何か 〜そんな派閥は存在しない!?(安達 誠司) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
「リフレ派」対「反リフレ派」 浜田宏一内閣官房参与(イェール大学名誉教授)の「発言」以降、日本でも財政拡大に関心が集まりつつある。 浜田参与は、クリストファー・シムズ氏(2011年のノーベル経済学賞受賞者で現プリンストン大学教授)らが提唱した「FTPL(物価の財政理論)」に基づき、日本がデフレを完全に克服するために財政拡大の必要性に言及した。 すると、従来からリフレ政策に批判的であった論者たちはこ... 続きを読む
渡辺努・岩村充(2004)『新しい物価理論』を読んで: 電子ゲゼルマネー+100%金準備=ほとんど理想的な貨幣システム? | necochan
ABOUT 渡辺努・岩村充(2004)『新しい物価理論』を読んで: 電子ゲゼルマネー+100%金準備=ほとんど理想的な貨幣システム? 前々から気になっていた渡辺努・岩村充著による『新しい物価理論』を読みました。主に「物価水準の財政理論」(Fiscal Theory of Price Level)を扱った本ですが、特に興味を持ったのは、既存の制度にとどまらない代替的な貨幣システムを論じた最終章でした... 続きを読む